リアルな感想『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』


美しい世界と可愛いキャラ達だけど厳しい世界?

レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

周作twitter:DarvishShu)です。


今回は、アニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』、略して「ダンまち」のレビューを書かせていただきます。

このアニメを見たきっかけは、絵柄がポップで可愛いなと思ったこと。

そして、現在スマホに入れているゲーム「チェインクロニクル」がコラボイベントでこの作品を紹介してくれたこと。

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まずは作品の概要をWikipediaより簡単に紹介。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

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著者/大森藤ノ
イラスト/ヤスダスズヒト
◆放送期間◆
第1期:2015年4月~
第2期:2019年7月~
第3期:2020年を予定

円形都市オラリオとその地下に広がるダンジョンを主な舞台とした神の眷族が織り成すファンタジー作品

初めての人はまずはオープニングムービーをどうぞ


©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち製作委員会

覚える設定が多いのでやや難儀…

 自分がアニメを見る理由は、作者はこの作品を通してどういうメッセージを見てくれている皆に伝えようとしているのか?ということ。

アニメに限らず映画などでも、作者の熱い想いがあるからこそ映画という形となったわけで…この長いタイトルのアニメも何か意味があるハズだ…とあれこれ考えてみました。

世界観は壮大で綺麗です

そういう視点で見るにはこのアニメ、まず覚える設定が多すぎます。

殆ど予備知識がないまま見始めたので……
不明な部分
●「ファミリア」とは?

●このちっこいガキが神様?

●神様というか小学生くらいの女の子じゃないか?

●小学生の女の子にしては体つきが異常ではないか?

●この神様とこの主人公たった二人で活路を開くっていうのはえらい難易度が高いのではないか?

●そもそもなんでこんなに長いタイトルなの?

などと物語の序盤からツッコミたくなる衝動が抑えきれません。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち製作委員会

ロリコンの人には支持されると思いますが、ヒロイン格である女の子、ヘスティアは、ある程度歳がいった人間から言わせてもらうと、プロポーションが年齢に全然合ってなくて不自然なのです。

こんなプロポーションの小学生(?)は見たことない!

それにあんなカッコで激しい動きをしたら、胸元から品物が出てくるアクシデントがあっても不思議でない…

一体何を狙ってこんなキャラクターを生み出したのだ?と疑問に感じるばかりです。

中学2年生が何度も瀕死の重傷!?

主人公の少年、ベル・クラネル君

彼は設定を見たら14歳

君はまだ戦いに身を投じる年齢じゃない!学校行って勉強しろ!

14歳っていったらまだ中学2年生ですよ。

大人から言わせたらまだ世間の事も何も知らないクソガキです。

しかも14歳という年齢の体はまだ骨格が完全に形成していない成長期なので非常に不安定。
※テニプリで知りました

強くなるために日夜冒険に出かける主人公。……アウトドア派のニートじゃないのか!

そんな少年が「強くなりたい」というまっすぐな願望を持つのは良くとも、その思いだけで突っ走って本当に死にそうな目にあうのです。

…もうちょっと年齢を上げた設定にした方がいいんではないか…と感じました。

まだ中学2年生くらいの幼い子が、強くなりたいという意気込こそ分かれど、瀕死の重傷を何度も負うのは痛々しく、見ていて気持ちの良いものではなかったです。

一生モノの傷になるかもしれないほどの怪我は危ない。

神様・ヘスティアも、まだ彼は幼いんだし無理させずに基礎体力作りからさせるとかもっと気遣ってあげてほしかったです。

まだ子どもともいえる主人公の度重なる無茶に対して、視聴者はどう感じたのでしょうか?

僕は少なくとも「ベル、頑張れ!」なんて思えなかったです。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち製作委員会

今はしっかり体力を蓄えて17~18歳くらいになってから冒険にチャレンジした方がいいよ。

今死んだら元も子もない。まだ中学生なんだから無茶をするな!…って、この子の親になったような言い草ですが、そう感じます。

だって、大ケガして骨が折れたり、変な大人に目をつけられてボコボコに殴られたりしているのを見てて何とも思わないですか?

まだ14歳の子どもですよ。

14歳でこんなのと戦おうとするベル君。強くなる前に死んでまうぞ!

自分の子どもがこんな極限状態のピンチに何度も遭遇していると思えば、「主人公の成長物語」なんてのんきな事は言えないと思います。

細身の女子高生くらいの女の子が最強?

彼とは別のファミリア(チームみたいなもの)に「アイズバレンなにがし」とかいうめちゃくちゃ強い女剣士がいます。

所構わずどこででも寝ることができる、超アウトドア派の女・アイズ

しかし設定を見てみると彼女もまだ16歳…

ダンまち製作委員会の皆さんは、16歳の女の子に対してどういうイメージを持っているのでしょうか?

16歳っていうとデビューしたての女子高生です。

そんな子がこの物語上トップクラスの強さを誇っている…装備も「かすらせもしない!」とばかりの軽装。

こっちの子もかなりのミニスカ仕様のコスチュームで、あんなカッコウで激しい動きをしたら、男性陣の渇望するアクシデントがあっても不思議でない…

後になって短パンを下に装備していたことが分かり、一安心(?)したのですが。

「安心してください。穿いてますから」

話を続けます。

あんなに細い腕なのに、バッタみたいな跳躍力と共に自分の何倍も大きい魔物をあっという間になます斬りする力…

結局何が言いたいかって言うと、年齢と見た目に対してあまりにも不自然って事

特にこの準ヒロイン的な「バレンなにがし」という金髪の子と、先ほど紹介した小学生のような出で立ちの女神「ヘスティア」

この作品にリアリティを求めるのは間違っているだろうか?


そう感じてしまうキャラクター達でした。

ストーリーが進むごとに、絆が深まり仲間も充実!

この子がちゃっかり人気をひとりじめしそうな勢いでした。

主人公をとりまく仲間たちのエピソードはしっかりしていて、彼らと共にこれから物語が進んでいくんだろうな…というのはイメージできましたが、主人公の急激な上達には最後まで違和感しか感じませんでした。

この“ダンまち”のストーリーは1期、2期以外にもスピンオフの作品や劇場版があるようですが、結果として見るのをやめてしまいました。

ボスっぽい人は上座に座ってお待ちしています

壮大なファンタジックな世界観を楽しむのは良いけど、初めての人には全体の相関図や設定が難解で、キャラクターにいまいち感情がのらなかったです。

細かい部分に目が行き過ぎているのかもしれませんけど…

ダンまちの世界が好きでどっぷり入り込めた方は、今後の展開も楽しみだと思います。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち製作委員会

ファンタジー世界のラブコメとかの方がいいんでないか?

主人公のベル君は童顔で優しい子なので、あんまり強くなるイメージに合わなかった。

「落ちこぼれなのにお人好しのダメ男君」っていう設定でも彼は周りのキャラを活かせたと思います

鋭い眼光で魔物をズタズタに切り裂くようなイメージに合わなかった…

その分、彼を取り巻く女性陣が美人なうえにツワモノ揃いなんだから、もう戦いは彼女らに任せてしまった方が良いのではと感じました。

だって大人に喧嘩ふっかけられて殴られたりして、頬骨を折って顔面血だらけになっている痛々しいベル君を見ていて、いい気持ちはしなかったです。

いくら戦いとはいえ、こんな少年がボロボロにされるのは見るのがつらいです。本当に苦しそうです。

現実世界でDVの親でもない限り、中学2年生の華奢な男の子に対して、マジで顔面をどつきまくったりする大人はいないでしょう。

自分みたいにいちいち現実世界に置き換えて考えるのは変かもしれませんが、もっと違う形の物語を見せられなかったのかと感じます。


例えばラブコメ風にするとか…

せっかく女性のキャラ一人一人がかわいくデザインされているんだから、主人公のベル君を巡って沢山の女性たちが戦功をあげたりアピールしたりして恋のバトルを繰り広げる…とか。

こんなラブコメ風のほっこりするエピソードでも良かったんではないかと思います

絵のタッチがとても綺麗なのに、血だらけになるベル君とか見たくないです。

そういう「重苦しいシーンから雰囲気を変えるためのお色気シーン」とかもいらないです!

「覗きは女のロマンだぜ!」そんなこと言うヤツは初めて見ました。

彼も彼女らも生きるか死ぬかの戦いに身を投じるにはまだ幼すぎます。

キャラは若けりゃいいってもんではないです。

アニメ『ソードアート・オンライン』みたいな仮想世界上での戦闘ならまだしも、現実の生死をかけた戦いなのです。

まだ「子どもは危ないから大人に任せて下がっておきなさい!」といわれる年齢なのです。

“ダンまち”に対してこんなレビューする人は初めてかもしれませんが、皆さん生死をかけた戦いなのにバトルの感覚がマヒしてしまっていませんか?

物語全体はよくまとまっていますが、ベル君の痛々しくて苦しんでいるシーンがどうしても印象に残ってしまった作品となりました。

続編でまた彼は生死のふちを彷徨うような危険な領域に足を踏み入れるのか…。そんなんだったらラブコメのほうが良い…

強くなる…強くなりたい…その意味

レビューとしては辛口になってしまいましたが、この物語…タイトル通り、もっと人と人との出会い・交流を描いた心温まるお話だと思っていました。

結局、「強くなる意味」「ダンジョン」という存在がどういう意味合いなのかは不透明なままで消化不良感はあります。
※「憧れの人に近づきたい」という動機はちょっと弱いです。

それに「強くなること」だけが人生の正規ルートではないです。

ベル・クラネル少年には強さだけでなく、いろんな旅をして見分を広げて器の大きい人間へと成長していってもらいたいです。

焦らず少しづつでもいい。寄り道してもいい。大人になって大成するのも悪くないよ!

まだこの作品から感じる明確なメッセージというのは受け取れなかったので、機会があれば続編を見てみたいと思います。

「まだ気づいていないこのダンまちの魅力を教えてあげよう」という方がいれば、メッセージ頂ければ幸いです。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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