実践で使える!伝える力をアップさせる方法、4選!
普段いろんな人とコミュニケーションをとっていて、なかなか伝わりにくいなと感じたり、対話に疲れたりすることはありませんか?
コミュ障という言葉がありますが、コミュニケーションははじめから誰もが上手なわけではありません。
何度もつまづいたり失敗したりしながら、子ども社会から大人社会へ向けて上達していくのです。
ただ、仕事柄などであまりコミュニケーションをとることがない方もいます。
伝えたくてもなかなか伝わらなかったり、時には衝突したりして疲れてしまう人も多いのではないでしょうか?
話をするのが好きならまだしも、話が好きでない方もいます。
しかし、人に何かを伝えるにはやっぱり対話・コミュニケーションが大事なのです。
テレパシーで想いを受け取ったり出来ませんもんね。
今回は、そんな相手に伝えるためのコミュニケーション力アップにつながるポイントを4つお伝えしたいと思います。
今まで講師として実際に活躍されている方々からのアドバイスを自分なりにテキストでまとめたものなので、要点を押さえていただければ伝える力、伝わる力がアップすると思います。
是非宜しくお願いします。
結論から話して、そこから補足という流れは有効
会話が上手くない人から感じる特徴として、「結局何を伝えたいのかわからない」という感想が多いです。
自分の事や前置きの話をやりすぎるとぶれてしまいますし、よっぽど結論までの子話の構成を考えていない限り、聞き手を疲れさせてしまいます。
そうならないように、まず結論から話して、そこから補足を話していくというのは有効だそうです。
結論が分かれば、相手はとりあえず安心します。
相手に安心感を与える事は、それ以降の関係をスムーズにしてくれます。
結論から派生する質問も考えやすいので、ジャンル次第ではありますが話が膨らみます。
結論から話す事で得られる効果はけっこうありますよ。
抑揚をつけることで想いを伝える
講師として活躍されている方のしぐさなどをよく見ていたら、ボディーランゲージをよく取り入れています。
ボディーランゲージは話のリズムや波長にも影響します。
人は動くものを目で追う性質があるので、動きがあることで単調な話も飽きさせない効果があります。
あまりにも話が面白くないのは駄目ですけど。
話の中の「間の取り方」まで抑揚をつけられるようになれば、会話に重厚間が出て尚良いのですが、なんだか演説みたいになってしまう可能性もあるので、『間の取り方』は意識しすぎない方が良いですね。
もちろん面接のような聞かれたことだけに素直に答えるような場では抑揚は必要ないです。
相手に伝えたいと感じれば、気持ちも高ぶり手も動くと思います。
その場さえ間違えなければ人柄も感じられて効果あります。
聞き手が頭でイメージしやすいように話す
このテクニックはすぐには身につくものではないと思いますが、これができれば相手に伝わるコミュニケーション力は一気に上がります。
有名な講師やトーク番組で話をふる人は大抵このテクニックが上手です。
何度も話してきたので、テクニックとしてついているのでしょう。
そんなプロの話家みたいにならなくても良いのですが、伝わる力が全然違うので、練習してみるのをお勧めしたいです。
まずは、伝えたい事を具体化してみたり、わかりやすいたとえ話にして伝えられる練習をしてみましょう。
時と場合によりますが、コミカルな表現“も”出来るようになれば尚良いです。
とは言っても、有効なテクニックをただお伝えするだけではすぐに実践に使えるようにはなりません。
なので…一番有効な練習方法を言います!簡単なので実践してみてください。
結構知られてない練習方法です。
それは、自分の好きな映画やドラマ・アニメのような作品を、それを知らない、(見たことない)人に説明するというトーク練習です。
例えば、漫画「ワンピース」を知らない人に(あんまりいないと思うけど)説明するときどういう風に話すか?
こんな話し方だと、知らない人は、
○○っていうキャラは主人公なの?
可愛いっていうけどどんなキャラ?
この漫画はトナカイの物語なの?
□□がカッコいいって言うけど、何をしてる人なの?』
こんな感じで、始めの方はいかに相手にイメージ出来るような話し方が出来てないかが分かる(気づける)と思います。
知らない人にとっては、何の作品なのかすら伝わりません。
この練習は沢山の気づきが得られると思うので、是非やってみてください。
ただ、注意すべき点があります。
聞き手が容易にイメージ出来るように話すわけなので、専門用語などを織り交ぜるのはNG!
そこでイメージがとまってしまいます。
人間は話の中で意味がわからなくなったら、そこで思考が立ち止まってしまうというケースが多いです。
それは話し手の問題です。
今回お伝えするテクニック4選の中で、一番時間はかかりますが、実践で使えるのは保障します。
対話以外でも「共有する」という意識を持つ
幕末の時代。
明治維新の立役者の坂本龍馬さんは、いろんな人と交渉したり対話したりして交流していたようなのですが、その時に「あること」をしていたそうです。
それは……
同じ釜の飯を食べながら会話するというもの。
(全ての会合でやっていたわけではないですよ。)
代表的なのが鍋。
一つの鍋をお互いにつつきながら会話をするというもの。
人は想いだけでなく何かを「共有する」という実感を得られたときに親近感がわきます。
龍馬さんはその事を知っていたのでしょうね。
一緒に鍋をつつきながら、話をすれば安心感を得られて、話も弾むと思ったのでしょう。
最後に食べる事は出来なかったものの、「軍鶏鍋(しゃもなべ)」は幾多の大事な交渉の場で大いに役に立ったのではないでしょうか。
現代になっても何も変わりません。
一緒に鍋を食べながら話をすれば、無意識に思い込んでいたガードも溶けて打ち解けやすくなると思います。
会社の『飲み会』ってのは本来そういう形で行われていたんではないかと思います。
でも今は飲み会の意味合いが変わってしまいましたね。
補足ですが、一緒にスポーツするとかでも良いですよ。
実践で使える伝えるテクニック まとめ
すぐに実践できるものから、ある程度の練習が必要なものもありますが、今回ご紹介した4選は如何だったでしょうか?
伝えたいなら、結論をじらしたりする必要は無いのです。それは別のテクニックです。
抑揚は自分の人格も映し出します。ユニークな伝え方の方が伝わるものも違います。
イメージさせる話し方は自分の得意分野から練習してみましょう
食べ物を囲んだ場は、いろんな効果があります。
想いを共有できればまた対話も変わってきますよ。
婚活イベントに食事を取り入れているのはそういう狙いもあるんではないかと。
是非、自分はコミュ障などと思わずに対話を楽しんでみてください。
コミュニケーションがうまくいかずに悩んでいる方がいたら、この記事シェアいただければ幸いです。
コミュニケーションのプロにコーチしてもらったら、必ずしも上達するわけでもないので。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
絶対読んだほうがイイって!
もうね~トナカイの○○が可愛くてさー、 □□がカッコよくて…