ディズニー映画「ウォーリー」での名言
「生き残りたいんじゃない!生きたいんだ!」
今回はディズニー映画なのにらしくない作品で、衝撃的にインパクト強かった「ウォーリー」のレビューをお伝えします
レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。
周作(twitter:DarvishShu)です。
英会話に慣れるには英語を”浴びる”のが一番!
そこでよく使っている方法としてディズニー映画などの比較的短い映画を借りてきて連続で見るという練習方法をとっています。
一回目は、英語と日本語字幕で
二回目は、英語と英語字幕で
三回目は、英語音声のみで
それ以降は返却までに時間があれば英語と英語字幕で見て、会話をシャドーイング(そのまま真似て喋る)するというスタイルで見てます。
その中で英会話どころじゃないくらいインパクトの残った映画があったので、紹介します。
映画のタイトルは「ウォーリー」
(引用)”地球型ゴミ処理ロボット “WALL・E(ウォーリー)
可愛らしいロボット(♂)の物語です。
そしてこのロボットは太陽電池で動いているのでほぼ故障することなく半永久的に動きます。
そして何してんのかというと、一人でゴミ掃除を延々とするのです。
おそらく人間の汚して捨ててしまったゴミを一つづつ何年も…
(700年もの間という設定だそうです。気が遠くなる年月ですね。)
この映画、前半はほとんどセリフがなかったので状況を少しづつ飲み込んでいくという感じでしたが、なんとも主人公のいる世界は残酷な地球の未来の姿でした。
時代は西暦2700年!
そこは大気汚染で荒廃してて人が住めない地球!!
「ディズニー映画のくせにえらい重たいテーマやな~」とか神妙な顔で見ていたのですが、肝心の人間はというと…宇宙で漂う宇宙船にて無事暮らしてました。
ありえない未来じゃないという所にショックとインパクト!
…しかしそこで暮らしている人間達にショックとインパクトがありました!
宇宙船で暮らす人間たちは、サポートロボットに完全介護してもらうスタイル。
料理することもなければ、食べ物は全部ドリンクみたいなものなので噛むこともお箸とか使うこともない。
ウォーキングとかもせずにずっと座ったままなので筋肉も発展しない
だから、自分の力で立ち上がることすらできなくなってました。赤ちゃんも含め、全員肥満で、骨も退化。
その宇宙船の船長だけがかろうじで立ち上がれるくらいのレベルです。
コミカルなCGで描かれてますが、僕はこの「宇宙で生き延びていた人類の姿と虚無的な暮らしぶり」を見て衝撃的でした。
ここまで読んでみてどうですか?
ディズニー映画もなかなかやるなーとか思いませんか?
しかし、これは今の世界の未来としてありえる形かもしれんのです。
便利快適が度を超すようになり、機械に全部頼ってしまい全て処理する生活。
そしてメタボな人が増えて、そのうち老人のように動かなくなり消費するだけの社会…
こういう社会になるかもしれないという警告にも感じました。
人間の心の奥底からの言葉だからこそ「名言」だと思う
…ショックも大きかったけど話を戻します。
まぁそこから主人公のロボット君「ウォーリー」が、彼らの本来の人間性に気づいてもらうために活躍する物語へと繋がるのですが。
そこで宇宙船の船長が地球に帰りたい、もう一度地球でやり直していくんだという思いを語りはじめた時に発した言葉。
「我々は生き残りたいんじゃない!生きたいんだ!」
これに一番グッときました。
そうです!
生き残るだけじゃなくて生かされるのではなく、自分で生きるという選択をしないと!
それをこのディズニーの可愛いらしいロボが出てくる映画から学ぶとは思ってませんでした。
船員達も徐々に船長の姿に共鳴していきます。
みんなが「生きたい」と思った時、物語…というか人生は進み始めるのです。
そしてそれは映画の世界だけでなく今だってそうなってます。
無意識のうちに、なにかに“生かされて”ないですか?
自分は支配されていないつもりでも、市場に踊らされている部分はけっこうあったりします。
そこに気づいてますか?
「自分で生きてる」っていう実感持ってますか?
毎日を無駄に…怠惰に生きてないですか?
…
この映画は本当に子どもだけでなく大人にも警告に近いメッセージを与えてくれます、というか突き刺してくれます。
もう、ちょっと前の映画になってしまいましたが、色あせない名作!是非見て欲しいです!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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