ドラゴンボールの 亀仙人 は我が師匠

ドラゴンボールの亀仙人は我が師匠

レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

管理人の 周作twitter:DarvishShu)です。

皆さんには、目標となるような素晴らしい人・師匠はいますか?

このブログでも「すばらしい人」を紹介するページを作って、そこでいろんな人の考え方や活動を紹介させていただいています。

目標としたくなるような素晴らしい人との出会いは、人生にとっての財産になりますし、自分の考えの幅を広げてくれます。

でも日常の仕事が忙しかったりして、なかなか自分の師匠的な人とめぐり会えないと感じている人が多いのも事実。

今回は現実世界にいない方で、自分が師と仰いでいる方(キャラ)を紹介します。

ちなみに、自分は気になる人がいたら休日を使ったりして出来るだけ会いにいくようにしています。

人から聞いた話や書籍だけで判断をせず、極力会いに行くようにしています。

実在する人なら、思いきって会いに行ってみるのも一つの手段です。

講演会などがあるのなら、会うための敷居が広くなるので尚更ですよ。

亀仙人は自分が子どもの頃から既に心の師匠だった

自分が学生のころ、尊敬できるような大人がいませんでした。

昔から教師モノのドラマが定期的に放送されて、(金八先生から始まり、GTOごくせんドラゴン桜 等)なかなかのヒットを飛ばしている作品をいくつか知っていると思います。

あれは、学生や若者達はこれからの社会や将来に不安を持っていて、どこかで自分の指針となってくれるような人を欲しているからではないかと感じます。

そうです!

皆心のどこかで師匠を欲しているのではないかと。

大人に冷たく当たるのは、彼らの生き方に憧れを感じないからだと思います。

もっと身近に憧れと思えるような人になってほしいという期待感から厳しく冷たく当たるのではないかと…

自分も学生時代、将来に向けてなんとなくの不安感を常に抱いていました。

そんな時に読んでいた漫画、ドラゴンボールで「あぁ、まさしくこの人は自分の師匠だ!」と感じたのが亀仙人です。

世界的にもかなり有名なキャラなので、知っている方が大多数だと思いますが、どんな人かを簡単に書きます。

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年は319歳~354歳のO型
・スケベ
・強い
・弟子想い
・いざとなったら自分の命を懸けて戦う

ではこれらの要点から感じた魅力を順に説明させていただきます。

イザという時以外はアホでもいい!その魅力とは

とにかく普段(平和な日常)ではHなテレビばかり見てる亀仙人。

目線もサングラスかけてるからイマイチわかりづらいのですが、その方がいいかもしれんです。

スケベ

これから後の漫画にもカテゴリーとして確立している「エロジジイ」の元祖的な人ではないでしょうか?

でも師匠の魅力はここだけにとどまっていないのが良いです。

異常にカッコいいところもあり、そことのギャップに親近感を得るのです。

また、世界が大変なことになっている時も、ふとスケベな話をするなどして場を和ませようとします。

結果、物語を読んでいる読者の心は和みましたが、本編の方では思いっきり怒られてます。

亀仙人のスケベさから学んだのは、「普段はエロジジイだけど、やるときはやる」みたいなギャップ(けじめ?)を持つ事が自分の魅力を上げるのだというのを感じました。

本編で亀仙人が言う「貴様のような者がいるとゆっくりとスケベ本も見られない」という台詞。

これは何かの比喩なんでしょうかね?

強い

主人公の師匠ということで当然強いのですが、何気に相手によって力を調節しています。

ただ己の強さを振り回すだけでなく、「力の使い方をよく知っているな~」と、今読み返してみても感じます。

本当に強い人間は、自分の力の使い方を分かっているものです。

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©バードスタジオ/集英社 ドラゴンボール

弟子想い

主人公の悟空は神様からも「よい師匠に出会い育てられたな」といわれる程

自分が育てた弟子はその人生も責任を持って見てくれる義理堅い師匠です。

親や教師の有るべき姿なのかもしれません。

いざとなったら自分の命を懸けて戦う

ここは説明する必要もないでしょう。

普段はスケベで情けない姿ばかりなのに、いざとなったら自分が全てを背負って相手に立ち向かっていく姿は、日常とのギャップが手伝ってかなりカッコいいです。

そして冷静です。

スイッチが入った亀仙人は、大人のあるべき姿だと感じます。

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©バードスタジオ/集英社 ドラゴンボール

「忘れていいよ。じゃーね」がとにかくカッコイイ!

亀仙人の魅力的で見習いたいシーンはいくつかありますが、特に自分が座右の銘にしたいくらいの言葉&振舞い方が2つあります。

その1つが、このシーン

「忘れていいよ。じゃーね」

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©バードスタジオ/集英社 ドラゴンボール

人を助け、決して恩を売るような事はせず、何事もなかったかのように黙って去っていく彼の姿はずっと印象に残っていました。

だからなのか、社会人(初期のころ)になってからよく「ギブアンドテイク」という言葉を聞かされた事がありましたが、あの言葉にずっと違和感を感じていたものです。

ギブアンドテイクでなく、こういう生き方をしていきたいものです。

もちろんこんな生き方をするには、自分に対しての自信・芯がないと出来ませんが、だったら自信をつけてこんな台詞言ってみたいもんです。

ドラゴンボールの名言は色々あるし、ググれば出てきますが、亀仙人の名言はあまりないようです。

しかし、亀仙人は人生を面白おかしく生きていくためにかなり大事な事言ってます。

それが2つめ、この台詞です。

「武道は勝つために励むのではない。おのれに負けぬためじゃ」

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©バードスタジオ/集英社 ドラゴンボール

主人公は亀仙人から言われた当時(少年時代)はよく理解できてなかったものの、その教えをしっかりと受け継いでいます。

誰かに勝つ事よりもまず自分に負けない為に頑張ること。

そして自分に負けなければ大抵の事は挑戦出来るということです。

この考え方を胸に、その後自分もいろんな事にチャレンジしてきました。

「しんどい」「もう無理だ~」と思ったときに結構この言葉がつっかえ棒になっていました。

このブログにも書いている数々のチャレンジも踏み込めたのは亀仙人の言葉が支えだったりします。

今の大人に求められるモデルと言っても良いのではないか?

いざという時に、子ども達や生徒達に対してどんな背中を見せることが出来るか?

そこは全ての大人たち共通で学ぶべき姿ではないかと思います。

その分普段はだらしなくても良いのです。

子ども達はいざというときの大人の振る舞いをよく見ています。

今、事なかれ主義で他人に対して無関心な大人が多く、残念ながらそれを見た次の世代がしっかりその生き様を受け継いでいます。

でもそんな社会では日本が面白おかしいハッピーな国になっていきません。

せっかく有名な漫画の中に見習うべき人物がいるわけですから、ただのエンターティメントとして漫画を見るだけでなく、素晴らしい人物はたとえ漫画の中でも自分の考え方の一部として取り入れてもらえたらと思います。

世の中はびっくりするくらい広いわけで、小さな世界で収まるような人間になりたくないでしょう?

それをまず口で言うだけではなく、自分で体現する事。


とにかく、そんなギャップのある魅力的な亀仙人は今でも大好きだし、僕もこんな大人になりたいと思いました。

だって……男の人は長く生きれば必ず爺さんになってしまうわけだし。

あと、スケベは長生きします。

最後に亀仙人の言葉を掲載して終わりにしたいと思います。

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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。