小玉さんこと「たまちゃん」が説く“変態”のすすめ(?)

小玉さんこと「たまちゃん」から学んだ事

レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

管理人の 周作twitter:DarvishShu)です。

空き時間や寝る前にイヤホンでとある方の漫談の様な講演を聞いているのですが………聞き始めたら目が冴えてしまってかえって夜更かししてしまいます。

そんな素敵で愉快な話をするある方を皆さんにもお伝えしたいと思います。

今回もよろしくお願いします。

鳥頭(すぐ忘れる)の元公務員 たまちゃんはギブアンドギブ

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紹介させていただきたいのは、小玉 宏さん(たまちゃん)

この方はとにかく明るいです。

音声を通じてその表情が感じられるくらい素敵な人です。

元は宮崎の中学の教師をされていて、現在は大淀川学習館という施設の副館長さんをされています。

Facebookで教師を応援するコラムをたくさん書かれ、全国各地で講演や「筆文字講座」もされています。

さて、その小玉さんこと「たまちゃん」

自分の事を『変態』だと堂々と言い張るわけです。

これは初めて聞いた人には「ヘンタイ?何この人~」と一歩ひかれてしまうかもしれません。

しかしこの『変態』という言葉に深い意味合いがあるということに気付いた時、自分も心から『変態』になりたいと思ったし、変態であることに誇りが持てるのではないかと思います。

決して、変態 → 変質者ではないです!

まぁ言葉は言葉です。ニュアンスをお伝えしますね。

変態するって言い方聞いた事ないですか?

たまちゃんがこのテーマで、いきなり話し始めたのが「さなぎ」の話です。

蛹(さなぎ)って分かりますよね。

虫がちょうちょやトンボになっていく過程でなるものです。

卵から始まる蝶へのストーリーはご存知だと思います。

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モスラもそうでしたが、これ言うと分からない世代もあるので先行きます。

この蛹の状態の時に虫の体の中はどうなっているのかを調べた方がいるそうです。

結果は、蛹の中で虫は自分の体をどろどろに溶かして新しい体に自分自身を作り変えてるそうです。

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確かにすごい変わりようですよね。

しかしこのさなぎの状態の間、なんとなく想像できる事態が考えられます。

統計的な調べでは、この蛹の状態って動けないし無抵抗なので結構な確率で他の天敵に食べられてしまうそうです。

もちろん幼虫は気付かないところに蛹を構えますが、角度などによって見える場合もあるし、陰に映ったりして結局捕獲されてしまう場合もあります。

また、蛹自身はそのつもりが無くて、とある場所に蛹を作っても、日の当たる計算までできず、暑い日に日差しが変わってもろに蛹に日が当たって蒸発して死んでしまうというケースも多々あるそうです。

他にも残念なケースがあります。

それは、蛹が落ちてしまう事。

運よく天敵に見つからなくても強風などで蛹が地面に落ちてしまったらどうなるのか…

トンボなどの昆虫を例にとって考えてみると、トンボは蛹からトンボになるときに羽を少しづつはやしながらじっとしていますが、あれは地球の重力に向けて羽を伸ばしているというか伸びているそうなのです。

なので、地面に落ちてしまった蛹は運よく孵化できてトンボになれても羽がきれいに伸びきらず、うまく飛べない状態で成虫のトンボになってしまうため、これもやはり天敵や蟻などのえさになってしまう運命なのです。

この前、近所の子どもが蛹を見つけたと言うて蛹を葉から取り外してたのですが、取り外した時点で、もううまく成虫として生きられないということ、アウトなのです。

ここまで蛹についての情報なのですが、どう思いましたか?

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本当に人間社会でたとえるなら「世の中の不条理さや理不尽さ」を受け止めて、それでも生き残ってこれたものだけが生きていける厳しい世界のように感じませんか?

そんな中でこの蛹の状態で昆虫は大きく「態」を変えるのです。

ちなみに「態」というのを辞書で調べたら、そのもののあり方とか生き方という意味合いに結びつきます。

まさしく昆虫たちは蛹の時期を乗り越えて、美しい蝶へと変態していくのです。

あの尺取虫みたいなのがキレイな蝶へと変わるのです

今まで葉っぱの上からだけしか見えていなかった世界が一気に広がるんです!

これを「変態する」といいます。

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人間でいうと、自分の生き方、生き様を大きく変えるということにあたるんじゃないでしょうか。

確かに人は歳とればとるほど、自分を変えることに抵抗を感じてしまいます。

でも昆虫は大きく生き方を変える、変態することによって、今まで葉っぱの上をいったりきたりする世界から、世界を大いに羽ばたけるような3次元の世界を生きていけるようになるのです。

だからたまちゃんは皆に伝えるんです。

「君も変態になって、生き方を変えてみないかい?見える世界が変わって楽しくてたまらないよ と。

そりゃ蛹の状態は、周りからの避難や風当たりも厳しくて理不尽に感じることも多々あると思う。

でも見えるものも全然違ってくるし、世界観も広がる。

生きるのが楽しくなってくる。

僕は生きるのが楽しくて、この生き方を沢山の人に伝えまくっているんだ。」

…そうたまちゃんは語ってくれた後、参加者全員に自分の講演のCDと今年のカレンダーを無料でずんずん配っていました。

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自分のリスクや損得を省みず、笑顔で無料で皆に喜んでもらえるために自分にできることを背一杯やっているたまちゃんを見て、これが「ザ・変態」というのか…と激しく感動したものです。

変態は勇気のいるものですし強さも必要です。

でもまるで違った本気で楽しい世界を生きていきたいならどこかで変態していくことが大事だなと感じました。

今の世界は中途半端でも生きていけます。

自分はそれがちょっと怖いです。

自分のあり方や生き方を変えていく勇気をつけていきたいですね。


どうでしたか?

僕なりにたまちゃんの話のミソをうまく書けたような気がしますが、皆さんには感じるものはありましたか?

他にもいろんな話をしてくれるたまちゃん!

とにかく全国からひっぱりダコのため、いろんな所で出没中。

この人本当に凄いから会った方が良いですよ!

もうこの人自体がパワースポットみたいなものです。

最後にたまちゃんのメッセージを紹介して終わりにします。

機会があれば、是非一度会ってみてください。


本当に大切なものは

すべて、無料で用意されている

水も空気もお日様も

あなたの笑顔も

優しさも


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。