流通プランニングが語るアイデア 川上 正人さん

流通プランニングが語る!唸るアイデア

レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

周作twitter:DarvishShu)です。

株式会社流通プランニング研究所 代表取締役をされている 川上 正人さんという方にお会いして色々アイディアを聞くチャンスがありました。

自分のフィルターを通してではありますが、伺った素敵なアイディアや知恵を皆さんにシェアしたいと思います。

気付かなかったちょっとしたことや、日頃のおもてなしのヒントになるかと思うので、今回もよろしくお願いします。

そして興味あれば、HPをジックリ見てみてください。

「わかる」ではなく「できる」が体感できる支援のヒントがあります。

話のはじめはジャブみたいなものから…

まずは簡単な流通の仕事にまつわるエトセトラから入りました。

人は7日働くと疲れるそうなので、一日は休むサイクルを作るようにしたほうが効率がよくなる。

要するに休みを適度に入れないと効率が悪くなるようです。

焦らず、そして実践、そして休憩をバランスよくというところでしょうか?

川上さんの普段の業務は、流通に困った人や事業へ対話をして原因分析をして解決方向へ向かわせる仕事をされています。

プロフェっショナルコンサルタントというか、販路開拓支援に特化したコンサルをされています。

まぁ詳しくは川上さんのサイトで見てください。

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オープニングトークは身近な業者の話をしてくれました。

ユニクロの正式名称は「ファーストリテール」

ユニクロははじめファーストフードをまねたビジネス形態であって、はじめは本当に儲からなかったそうです。

今の地位に登るまでの意識づけや、戦略改革に相当の苦労があったという話。

他に、セールスの心理で「車を本気で買おうとしている人を見抜くには」という話もありました。

お客さんの仲で、時期や用途を聞く場合車種や様式を聞いてくる場合とで分かれるそうです。

車種や様式を聴く人は買うというわけではなく、自分の車の知識をひけらかしている場合が多いそうです。

「お金がたまったら」という言い方をする人は顧客ではないのできっぱり分ける必要があるという判断などを話してくれました。

地域おこしの盲点も

地域おこしのPRの戦略の立て方として、とある成功体験を紹介してくれました。

「ロールケーキ差し入れ作戦」というもので

創作したケーキをどう売り込むかの前に、売る前に、差し入れをして宣伝をはじめていくのが効果的ということ。

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差し入れの時に、アンケートや感想を必ず書いてもらうというやり方。

そうすれば必ず食べますし、美味しければそのケーキの名前を考えてもらうなどの方向で宣伝ができます。感想を書くだけででケーキが試食できるのならクチコミも効率よく回ります。

そして主婦などが井戸端会議で、そのケーキの話などをし始めたら第一関門クリア。

そんな切り口(宣伝方法)で地域のお客を意識付けて巻き込むやり方として、実際功を奏しているようです。

販路を作る方法の豆知識と失敗例

あまり知られていない商品やなじみのない商品の売り込みのアイディアも話してくれました。

「ヤギのミルク」の宣伝をした時の実話です。

ヤギのミルクは、数と手間で値段もそれなりに高いし量も少ないです。

実際に牛乳と比べて圧倒的に不利。

そこをどうすれば売れるか?というところで「お産の後の体にとても良い」とか、「なつかしい」という利点を見つけ出し、そこをプッシュしていくのがカギになります。

だからといって、老人ホームや産婦人科に持っていっても、実はああいう施設は従業員の人手が足らずに忙しい職場で、かえって宣伝にならない場合がある。

安易に商品に直結しているとこへ話していってもダメ。

こんな感じで、販路を作る上での失敗例などをいろいろな商品を例に教えてくれました。

販路を作る方法の豆知識として考えておいたほうが良いのが東京で売られている大体の地域商品、故郷商品のラベルです。

裏のラベルを見て、自分ところの地域ならば、必ず知り合いがいるという場合が多いそうです。
(カラクリで色々仲介業者がかんでしまってわからなくなっている場合が多い)

そこから販路を考えていくのはどうでしょうか?

顧客の値ごろ感は変わりつつある

販路開拓を違う方向からみた話もありました。

それは「吉野家」のようなお店の話

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今300円くらいで食べる人が割合として徐々に少なくなっているそうです。

そんな中、「もうからなくても客が回るようなシステム」を作っておけば消費者の選択を変えることができるんではないかということで気づいてない切り口がまだまだあるということに驚きました。

顧客の値ごろ感 といって、高価なものは価格がわかってくれる人にしか売れないのです。

そして、日本人は中くらいを選ぶ傾向が多い、買い求めやすいそうなのです。

そこでむやみに価格を落としたりすることで価値やありがたみが感じられなくなる場合もあります。

その辺のさじ加減、心理状態を見抜く戦略を身に付けるというのが、川上さんのような商談機会創出のプロなんだなと感じます。

いろんな事例を小分けにして話してくれましたが、的を得ているものばかりで、実に面白い話でした。

素敵なアイディアのきっかけになればと思います。

▼今回は話の中で要点をかいつまんで紹介しただけでしたが、詳しくはウェブサイトや動画を見てみてください。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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1件のコメント

大変ご無沙汰です!鳥取県商工会の藤井忠篤です!昨年退職し行政書士してます!facebookに藤井忠篤ででてます!また、お会いできたらと思います!来年3月、広島校で受講します!

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