情熱は常識を超える、とある事例を紹介
~小惑星探査機「はやぶさ」
レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。
周作(twitter:DarvishShu)です。
休日、家にいるのが苦手で仕方ない自分。
引きこもるのがとても苦手なのです。
でも、最近暑い中での作業が多かったのもあって、バテて家に引きこもっていました。
そこで気分転換に見た映画「はやぶさ」(ドキュメンタリー)
いつまでもゆりかごにとどまっていない、
外の世界に飛び出すことを夢見てきた
そんな思いの積み重ねが
彼を宇宙に送り出そうとしている、
小惑星探査機「はやぶさ」
今までたくさんの探査機が宇宙を目指した
しかし「はやぶさ」はそんな今までの一歩通行ではなく、再び地球に戻ってくるのです。
「地球帰還カプセル」
目的地に到達したら、岩石を持って地球へ帰るのです。
太陽系の天体を楕円起動で回りながらスイングバイという超難しい技術を駆使してイトカワという天体へ到着。
そして、わずかでも岩石を拾って帰ってくる。
少ない燃料で長い間飛び続けられるすばらしいエンジン。
一秒間に30kmの速さで天体の軌道で回ります。
東京大阪間を15秒ということになる
その速さの上で、きちんとした起動で進んでいかないとたどり着けない。
寸分の狂いも無く予定のコースを潜り抜ける「はやぶさ」。
ナレーションになかったとはいえ、このプロジェクトを成功のための情熱がどれだけのものか創造するとなんだか自分たちの夢やこだわりがあまりにもちっぽけに感じます。
すざましい情熱が、この途方もないプロジェクトを導かせたのだと思います。
天体の「イトカワ」は大型タンカーより大きいくらいのめちゃくちゃ小さいものです。
その天体を地球からのリモートコントロールで,
いろいろと調査していく技術もすごいの一言でした。
人間は情熱でこんなことまでできてしまうんだ…と感じて胸が熱くなりました。
針に糸を通す連続みたいな途方もない旅と情熱
「はやぶさ」はイトカワへの予定の着地時刻に失敗しています。
失敗したらまたリトライしたらええやんと思うのですが、
遅くなったら軌道がずれて地球に帰れなくなってしまうのです。
遠隔操作しながらの作業…
もう心臓が飛び出るような神経の張り裂ける作業だったと思います。
帰りもメインシステムが停止してしまい、地球に戻れるかどうかわからなくなります。
その後通信が完全に途絶えます。
しかしドラマみたいに一ヵ月半後にはやぶさとの交信が繋がる。
そして導かれたように地球に戻ってくる。
生まれたばかりの太陽系の姿
太陽系創生の歴史の手がかりを知るために…
諦めずに旅を続ける「はやぶさ」
情熱は常識を超えるし、夢を叶えてくれる一つの例を見せていただきました。
このドキュメンタリーは特に面白いというわけではないし大作というのでもないですが、
…なんというか…自分の視野が広がります。
日本国内ではもちろん世界で争いしている場合じゃないとか、資源の奪い合いみたいなしょうもないことしている場合じゃないという気持ちになります。
自分がまだまだ視野の狭い範囲でしかモノを見れてなかった、と思い知らされます。
今年は、休日にまとめていろんな映画やドキュメンタリー、そして講演VTRを見てきたのですが、これがなんか自分のスイッチを入れてくれた作品になりました。
DVDのレンタルショップで借りれますので、なんもしたくない無気力になってる方は気分転換に見てみるのがいいかと思いました。
正座してしっかり見るというより何気なく見てたらどんどん開発者達の情熱に引き込まれていきます。
その情熱がなせる業を是非感じてみて下さい!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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