地域再生の具体的なアイディア 書留めてみた

寒い時期は知恵を暖めて実行に移す準備の期間!

田舎は、都会と比べてアクションが遅く、なかなか改善されないことが多いです。

現状維持を願う方たちの比率が多いということでしょう。

しかし、それじゃあ田舎で暮らす意味がありません。

イノベーションを起こしてこそ、未来に繋がると思うし、誰もやらないのなら自分からやっていくしかないと考えています。



レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

周作twitter:DarvishShu)です。

寒い時期に入りました。

こんな寒くてなかなか外に踏み出せない時期だからこそ、アイディアを暖める時期だと思っています。

地域活性というか再生のために考えている事、自分の頭の中を少しご紹介いたします。

地域活性化に役立つと思うなら真似してもかまわんと思ってますので、まぁ読んでいってみてください。

「自分の地域を活性化」というのは安易なもので、全体的なムーブメントが無いと、出る杭を打たれたり賛同を得られなかったりで、数年後には帳尻合わせたようにおとなしく回りと平均的な位置に落ち着いてしまいます。

良いアイディアはどんどん採用して、そして………実践していきましょう!

シェアの時代をいち早く掴む「シェアビジネス」

先月、一日場所を借りて(シェアして)カフェをされているお店にお邪魔した時。

今日本でひそかに灯火が上がっている「シェア」の流れを取り入れるにはやっぱり田舎がやりやすいと感じました。

小難しい説明は分からなくても、「おすそわけ」なんかの文化があるように「シェアすること」に慣れている方が多いです。

都会は個人情報をやたら叫んでるので、かえってやりにくいと思うのです。

シェアビジネスの声を上げても、意外と人間関係の希薄さからうまくいってない部分もあります。

そこで田舎で契約型シェアビジネスとして考えているのが「シェアオーナー」

古民家や使われなくなった飲食店をリフォームして、そこを一ヶ月や半月を目処に借りて、自分だけのCafeやレストランを営業させてもらうのです。

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メニューやチラシ、広報などは自分たちで行うものの、不動産に伺い、土地や事業費を借りて一大決心してお店を開くというのよりもずっと軽い気持ちでやれます。

そして、この場所を一時的に借りてプレオープンすることで、自分がもし飲食店を出したらどんな感じになるだろうかというのがイメージできます。

飲食業の企業支援に繋がると思うのです。

▼シェアカフェについては以下に記事をまとめています。

お店を持ちたいと思う人たちのお手伝いを田舎という舞台を使って行えたら良いなと思うのです。

近所の方は、いろんな種類の飲食店が月毎にオープンするわけですから、楽しいと思うのです。

まぁそんなイメージを具現化するために今企画書を書いています。

ご当地の食材を「食」以外のジャンルでも活かそう

栃木県の宇都宮では、餃子のサイドバックが通販などでとても売れ行きが良いそうです。

関東だけでなく、口コミ等で西日本からも注文が来ていたそうです。

※聞いた話なのですが、現在は品切れ中だそうです。

高い広告費をかけているわけではなく、SNSから爆発的に伝わったそうで、今の時代は広告やオリコミに高い資金を出さなくても、本当に良いものだったら伝わるんだというのが証明されています。

そして、バックなんかは生活の一部として使うものなので常に意識づけることができます。

そこで、高知県でもご当地の一品をバックなどの生活雑貨にしてみてはと感じたのです。

東京の有楽町の高架下にデザインに富んだ雑貨類が売られているエリアがあるのですが、そこでも野菜等をリアルに再現したバックなどが人気でした。

今、地域の職人さんに依頼しているのが「窪川豚まん」のリュック。

あと、「からし」のポーチ。

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良質な高知県四万十町窪川ポークのミンチをふんだんに使った人気の豚まんなのですが、これをもっと知名度を上げたい。

食べ物は「入って」いきやすいジャンルなので、これをピックしたいと思っていた矢先……

ポリウレタンのクッションがスーパーマーケットに売ってあって、そのクッションをふいに触ってみたのです。

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すると、ふかふか感がなんだか豚まんみたいだったので、「これだ!この素材を職人さんに見せて、サンプルを作ってもらおう!あとは「レディーフォー」や「各SNS」で賛同を集めて、一定の人数に達したら量産してもらう形を作ろう。

▼「レディーフォー」について知りたい片は、以下をクリックするとサイトへ飛びます。

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大量生産できる大手業者さんに頼むんではなく、あくまでも地域の職人さんに依頼をかけるようにして、地域にお金を回すように。

そうすれば、地域の職人さんも潤うし、ご当地の食べ物の認知度も上がる。

「ゆるきゃら」で活性化を図るのもありだと思うけど、人間の衣食住にもっと直結したものをグッズとして作っていきたい。

そう考えて、地域の職人さんには今、製作オファーをかけているわけです。

コレ、出来上がったら、まずこのブログにUPしますね。

セッティングビジネスという形で、地域のPRも兼ねた試みを

地域で旅館業をされている方は、なかなか経営が芳しくないというお店も少なくないです。

そこで、役場や行政はマラソンイベントや収穫祭などを開催することで、多くの観光客を宿泊を兼ねて囲い込もうとするのですが、それもなかなか目に見える結果にはなっていません。

なんでかって言うと、もうどこでもやっているから。

ゆるキャラと同じような感じで、金太郎飴状態になっているので、イベントを通して一気に飛躍するというのはよっぽどの差別化がないと難しいでしょう。

そこで、ベクトルを変えて、もっとディープな分野で活動している方を対象とした納得いく専門のおもてなしで呼び込むという考え方を取り入れてはどうかと考えます。

ちょっと説明が分かりにくいかもしませんが、『おもてなしするジャンルを絞ることで確固たるリピーターや利用者、ファンを確実に取り込む』というのが狙いです。

例えば、高知県の清流・四万十川

毎年毎年、本当に写真家の方が沢山訪れます。

その季節にしか見せない「珠玉の一枚」を押さえたいからでしょう。

しかし納得いく作品を残すには天気や時間帯などのいろんな条件があるため、こだわればいくらでも時間がかかってしまいます。

そして、専門家は妥協をしません。

絶好の機会までとことん機会を伺うタイプが殆どです。

今回例に挙げた『写真家』以外にも、「コスプレ」「画家」「植物学者」等、他のジャンルでも考えられます。

こういう特定のジャンルの観光客が快適に趣味や作業に専念できるよう、宿泊所を含めたお世話をするという囲い込みを考えた方が良いかと思います。

お世話と言っても最低限のフォローだけで、あとは当事者が進めていきます。

川だとか渓谷や釣り場など、特定のPRできるものがあるなら、そこに集まるコアな人達のみにフォーカスしたおもてなしを考えるのが、観光地の差別化になるのではないかと思うのです。

自分たちのミッションや趣味を円滑に快適に気兼ねなく行える場所だったら……写真家なら写真家仲間、釣りなら釣り仲間へと伝わっていく可能性があります。

そうして、「○○のメッカ」という言葉が作られていくのではないかと思います。

まだまだ認知度が低い「セッティングビジネス」の考え方(説明)は、ちょっと分かりにくかったかもしれません。

また分かりやすい例を交えて紹介できればと思います。

まずは人に話す、そしてやってみる …その繰り返し

アイディアを書いているうちに、ちょっと記事が長くなってしまいましたが、まだまだ実践してみたいと考えている事は沢山あります。

昔の映像と今の映像を組み合わせたスライドショーは、年配の方に大人気でした。

▼ちなみに以前作ったやつです。

僕は、これをもっと各地の写真を集め、作って、その地区の夏祭りとかの会場で大型ビジョンで地域の皆さんに見てもらいたい。

「故郷を懐かしんでもらって、自分たちの地域の良さを再確認してもらいたい」そのきっかけ作りをしたいのです。

そんな映像を使った試みは考えていくとドンドンでてきます。

「いつかやろう」ではなく、やるのは「今」

大いに人に話して賛同してもらって、まずはやってみようと思ってます。

完成の暁には、是非このブログでも紹介させていただきますので、その時は是非閲覧しに着てください。

長くなりましたが……

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。