田舎でのシェアビジネス 新しいカタチを紹介


“一日カフェ”というアイディア


今は何かと「シェアの時代」だと言われていますが、そんなシェアをいろんな形態でビジネスへと発展させている企業が増えつつあります。

こんにちは!

レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

周作twitter:DarvishShu)です。



今回、月イチで行われているイベントがあるということで、10月「Tea Room こもれび 一日カフェ」というものに行ってきました。。

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この一日カフェ というもの…


一日、実在するカフェ施設を間借りして、そこで自分独自のお店を出展してみたいという別の人が一日カフェを営業するという「イベント」となっています。


まずはそのインフォメーションから御紹介!

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一日カフェの営業時間はお昼から夕暮れの18時くらいまで。

仕込んだ材料が無くなり次第閉める模様。

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メニューは野菜カレーを中心としたシンプルなもの。

ゆっくりした時間を過ごしてもらう事をテーマに、

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紅茶のゼリーはレモンを入れれば、すっかりオシャレなテイストに変身。


これが美味しくて、個人的にハマりそうでした。


そんなデザートと紅茶のセットもゆっくりした時間を過ごすのに最適です。

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「Tea Room こもれび」の情報は主にFacebookのサイトで更新されています。


その「Tea Room こもれび」が借りている、本家カフェは、

カゴノオト(高岡郡四万十町昭和650)というお店。


※営業時間など詳しくは、カレンダー をご覧下さい。


一日だけ間借りして営業する名前の通りの「一日カフェ」です。

一日カフェは、田舎ならではのアイディア。ブームの予感あるかも


さて、今回の本題になります。


この「一日場所を借りてカフェをやらせてもらう」という試み。


これは、実はもっとも時代に沿った試みではないかと感じるのです。


お店の場所や調理場を借りて、Cafeを営業させてもらうのです。


土地や事業費を借りて一大決心してお店を開くというのよりもずっと軽い気持ちでやれますよね。

img_4490 ▲こんな落ち着いた古民家風の間取りです

出展者本人が設備投資費の借金返却などリスクを考えずに、ただ楽しんでお店を開けたなら、言う事ありません。

シェア文化が日常にある田舎だからこそできる事


冒頭でも述べましたが、今の時代、シェアが普通になってきています。

シェアルーム、シェアアグリカルチャー、カーシェア等は既に都会では一つのビジネスとして成り立っています。

昔の時代、分け合ったり貸しあったりするのが当たり前だったわけで、その良さが見直されつつあるという見方もできますケド。

田舎の人は特に感覚的に受け入れやすいのではないでしょうか?


今回のシェアカフェ(勝手に命目)という形態も、新しいビジネスや体験(ワークショップ)として確立されていくかもしれないと感じました。


そのうち「シェアレストハウス(シェア飲食店)」なんて名目で全国でも注目されるジャンルになるかもしれません。


売り上げやお店のセンスを競う大会なんてのも開催されてもおかしくないと思います。


だって想像するだけでワクワクするから。


自分のお店を一度は立ち上げてみたいと思っている人は決して少なくない筈です。


しかし事業立ち上げの資金や、失敗した時のリスクを考えて、どうしても開業に尻込みしてしまいがちです。

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そんな時に気軽に一日だけでも場所を間借りして自分のお店を出店できるのなら…


仕入やがややこしかったり、調理機材があまりにも大掛かりだったりで大規模なお店は難しいと思いますが、屋台・出店とは違った感覚で自分たちのお店を出店して来客者を楽しませるシステムが出来てくるかもしれません。


売り上げをあげるよりも、お店を出してみてまず楽しんでみる。


加盟店にもよりますが、もうそろそろ体力的な面や年齢的な部分で店を閉めようかと考えているお店なんかが田舎には結構多いので、ニーズが多いのは意外と山村部かもしれません。



個人的な見解もありますが、都会に比べて面倒な土地代のやり取りや権利書に関するトラブルなんかも少なそうです。


そうなると、チャンスは田舎に転がっているかも…


全国各地にそんな光るお店が出てきたら…


口コミから雑誌特集やスタンプラリーなどが出来、お客さんがお店のある村にぽつぽつ訪れ、その村の知名度も上がる。


なんだかアイディアが広がりますね。


一日だけ場所を借りて、自慢の腕を振るって料理お客さんに食べてもらいたい…そんな気持ちを具体化してくれるヒントがこのカフェには詰まっています。


「Tea Room こもれび」は毎月行っているようなので、また視察を兼ねて癒されに行ってこようと思います!

komorebi
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。