介護ロボットから見る未来の介護の形

介護ロボットから見る未来の介護の形

レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

周作twitter:DarvishShu)です。

介護ロボットと聞くとまだまだイメージがわかないと思いますが、国によって少しずつ導入する方針へ変わってきてます。

もう数年位したら、介護ロボットが介護事業で普通に使われはじめるのではないかと感じます。

方針としては、今人手が足りていない介護職員の負担を軽減させるのがねらいのようで、介護ロボットをこれから試験的に施設に導入していく動きになりそうです。

そうは言ってもまだまだイメージが沸かない「介護ロボット」。

今回は、介護ロボットから未来の介護の形を考えてみます。

人間が相手なので、職員不足への対策という一面だけを見ても上手くいかないなかなか前途多難なジャンルではありますが、魅力はあります。

現に、日本で開発が進んでいる介護ロボットに対しての海外からの見学依頼は多いです。

イメージ出来ないという不安は当事者で無いとわからない

介護の仕事は多岐にわたります。

ロボットの導入で介護の未来が変わるとはいえ、抱え上げる作業にはじまり、要介護レベルが高くなれば歩行などの日常的な動きやきめ細かな作業にもケアが必要になります。

現場を知っている人から見れば「そんなに簡単なものじゃない!」という声もあがるでしょう。

それだけ一筋縄でいかないプロジェクトなのです。

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特にロボットの費用。

正確には費用対効果といいますか。

試験的な施設への導入といっても、一台が数百から数千万かかる高度な機械なので、まずそこがネックになるでしょう。

試験として使うのは良いけど、導入に踏み切るとなると変わってきます。

需要がまだ少ないせいで、今は介護ロボットの生産は少ないですが、今後大量に量産されることで価格が抑えられるようになるかもしれません。

車みたいな感覚で。

とにかく導入する事で介護のイメージができるようにならないと踏み切れません。

介護システムの最終的なゴールは?

それでも介護ロボットの導入の話が進んでいる理由は、今の職員の不足が大きく関係しています。

介護職員の給料を上げても、人手が足らないと仕事の負担がきつくなり、賃金アップだけでは賄えない部分が出てくるでしょう。

これからますます少子高齢化が進みます。

そう考えるとどうしても介護師の対応以外のサービスも考えないと解決の糸口が見えてきません。

自分も以前、総務省統計局のデータを記事としてまとめましたが、

次の50年で日本の人口は 4500万人も減少するわけです。

ここはどうしても皆さんにもイメージしてもらいたいところです。

そして日本は本格的な少子高齢化社会になります。

その時にロボットでも介護に対応できるシステムが出来てないと、年配の方はかなり大変な事になると考えられます。

将来のことを思えば、気遣いなどが大事な介護職とはいえ、そろそろ導入に踏み切らないと間に合わなくなります。

まだ介護に機械を使うっていうのが理解できない方も大勢います。

活用の実績や実例に乏しいですし、人とのふれあいがなく冷たいイメージを受けるのでしょう。

しかし来るべき時代に対して、ロボットの導入は必然に感じます。

今は課題と対策に四苦八苦しているようですが、介護ロボットが浸透して、活躍する未来は、そんなに遠い先の話ではないかもしれません。

すんなり導入とはいかないと思いますが、とても興味深いジャンルとして世界中から注目されているのは確かなんですから。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。