クロフネブライダル 中村典義(のりよし)さんに色々聞いてみた

中村典義さんにカメラマンになるまでのいきさつを聞いてみた

レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

周作twitter:DarvishShu)です。

前回の記事では中村文昭さんの兄にあたる「中村典義」さんのブライダルに関する講演のレビューでしたがその講演の後、市内で懇親会があったので参加してきました。

僕は中村文昭さんの講演を何度か聞いていく中で、お兄さんが学生時代からとても情熱あふれる方だというのを聞いていたので、是非その”原点”を聞いてみたかった。

ということで懇親会の機会を活かして色々質問してみました。

自分が学生の時は見栄っ張りで、人の話もきちんと聞けずのクソガキだったので、そんな恥ずかしい時代を振り返り、照らし合わせながら聞いてみました。

そのインタビュー内容を皆さんにもお伝えしたいと思います。

中村文昭さんの話す「お兄さん談話」について、分からない方がいたらまずはこちらの記事をどうぞ。

なぜカメラマンを志すようになったか?とことんやる気質が情熱を動かした

まぁ話は典義さんの高校時代になるわけです。

成績は優秀、生徒会も務めるの典義さんは将来有望でそこの学校のホープだったようです。

しかし、文化祭で典義さんのクラスは簡単な映画の出し物を作ることになったわけです。

そこで当時は今では考えられないくらいの高価な機材を貸してもらって映像作品を作られたそうです。

その時の思い出がよほど心に残ったのか、文化祭が終わってから先生に「僕はカメラマンの道に進みたい」と相談したのが始まりだそうです。

いわゆるスイッチが入ったというものです。

中村さんが強調していたのは、「とにかく昔は映像を作る機材はとても値段が高かった。当時は”8ミリ”という活動写真的なものはあったが、TVに映るような機材は自分たちに手の届かないものだった。」という部分。

いかに機材が高価だったかというのと、その時はこれが未来の最先端の技術だと感じていたというのを何度か話していました

8miri

学校の進路指導では、将来カメラマンになりたいという意向を伝えたところ、先生はそこで「お前の頭なら大学もどこでもいけるのにアホなこと言うな!人生棒に振るぞ!」などというようなことは決して言わなかったそうです。

要するに典義さんの夢を壊すような事は言わなかったそうです。

そして「学業できちんと実績を残すのなら、やることきちんとやってるならカメラマンとしての道を目指してもいい。けじめはつけろ」みたいなアドバイスを頂いたそうです。

典義さんがすごいのは、そこできっちり学年トップの成績を取って、先生を納得させた上でカメラマンの勉強を始めたというところ。

有言実行で筋は通していたわけで、そこをサラッとやってしまうあたりが格好良いもんです。

やることやらずに夢だけ語って、親や先生にに反抗して盗んだバイクで走りまくってたわけではなく、きちんと試験合格したうえで、自分のやりたい事にのめり込んでいったわけなので、ここらへんのけじめあるというか、切り替えて打ち込む精神は少しでも見習わないといけないと感じました。

一時はカメラマンへの意識が強く、成績が落ちた時期もあったそうです。

しかしそこから受験に向けて猛烈な追い込みをかけたそうです。

それにしてもスゴイ…

kurofune

僕の場合は「想い初めにありき」というか、やることやらずに自我を通そうとしてばかりだった気がします。

確固たる自信が何もかも動かしていく

話戻します。

そして無事、大学合格。

その報告と同時に親に夢を打ち明け、喧嘩別れして一人東京へ出て行くのですが、

これは中村文昭さんが結構話を”盛って”いるようで、そんな壮絶な喧嘩ではなく、その後きちんと詫び状みたいなものも出したそうです。

今のブライダルの仕事に関してもカメラマンとしての仕事に関してもそうですが、典義さんは自分にきちんと責任をもった行動をされているなぁと改めて感じました。

だから今のブライダル事業でも従業員がしっかりついてくるのだと。

結婚が一つの分かりやすい例ではありますが、自分の経済力がどうとか、責任がどうとか色々前から頭で考えるでもなく、これと決めたことに正面から道理を通してしっかり突き進む強さが大事だと感じます。

一度でもひとつの思いを本気で突き通す覚悟を持って進む事ができれば、そこから別な道も開けていきます。

ちょっとお酒入ってましたが、中村典義さんの話からは確固たる自信を感じてその人柄の大きさに圧倒されました。

以上、典義さんに聞いてみたカメラマンへの道のりでした。


学生時代、8ミリフイルムという新しい世界に触れ-

価値観や世界観が広がり-

スイッチが入って-

そのうち自分で押し留めることができないくらいの情熱を注げるものに出会えた典義さんは幸せだったんだなぁと感じました。

kurofune

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。