講師であり師匠 中村 文昭さんの知恵

講師であり師匠 中村 文昭さんの知恵

レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

周作twitter:DarvishShu)です。

今回は、自分の人生の師匠でもある中村文昭さんを紹介させていただきます。

多い年で年間360もの講演をこなしながら全国を忙しく回っている中村文昭さん。

昔は対談などをよく撮影~編集させていただきましたし、今でも地方講演会ではよくご一緒させていただいてます。

そしてお会いする度に講演以外のエピソードや、地域再生に関するヒントなどをよく教わったものです。

▼まずは講演会情報 

▼中村文昭の公式ホームページはこちらから閲覧できます

▼ショートエピソードも聞いてみよう!(無料)

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今回はそんな中村さんの考え方を、直接伺ってみた中からお伝えします。

中村文昭さんを知っている人は、是非記事をシェアいただきたいと思いますし、知らない方も「生き方」に役立つ知恵が満載の内容だと思います。

是非とも最後までおつきあいください。

中村さんの講演は若い世代、学生の方に沢山聞いてもらいたいものです。

講師としてもうすっかり有名になった文昭さん

地方で中村文昭さんの講演会が行われるということだったので、ご一緒させていただきました。

本当に全国を飛びまわっている方なので、日本中のホテルを行ったりきたりの生活が続いています。

年間300回以上の講演をこなす中村さんは、当然1日に2~3回講演をすることがあり、3回ってのは結構キツイそうです。

そんなスケジュールの日は、講演が終わったら一度ホテルの部屋に戻り、ぐったり(?)するなどして一度心をニュートラルに戻すそうです。

そして移動~学校などで講演という感じで、中村さんは今日もしゃべくりまわっております。

最近は学校が多いそうですが、企業研修やホールでの記念イベントなど呼ばれるケースは実に様々。

とにかく引っ張りだこなので、スケジュール管理を本部に任せながら体一つでどこでもいくというスタンスです。

出す本が次々ランキングに入るので、今では知名度はかなりのものではないでしょうか?

全国各地に固定ファンみたいな人もしっかりいてますし。

中村さん本人へのQ&Aを紹介します

改めて、この記事を読んでいただいてる皆さんには、中村文昭さんの講演会は是非一度聴いていただきたいと感じています。

今回の記事でその聴いてもらいたい講演内容をかいつまんで書くのもややもったいない感じがするので、今回は個人的にインタビューして聞いてみたことを皆さんにシェアしたいと思います。

まずは知らない人もいるので、中村さんのプロフィールを簡単に書きます。

中村文昭(なかむら・ふみあき)
出身は 三重県

有限会社クロフネカンパニー 代表取締役社長

『お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!』など数々の著書があり

「人のご縁塾」「憧れ先生プロジェクト」等幅広い試みも手がけている

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心がけている事

まず、中村さん本人が「話す時心がけている事」ということで教えてくれたのが、

常に頭の中で映像が描けるような話し方を心がけているということ。

お客さんが頭のなかでイメージしやすいように話す事が話を伝える上で大事です。

とは言っても、頭で分かっていてもなかなか出来るものではないので、伝えたい想いがあるのなら、ビデオごしなどで一度客観的に自分の話している様子を見てみるのもいいかもしれません。

まぁ講演会の中ではそんな堅苦しい事は言いません。

昔から変わらない妙に威圧感ある風貌で、本当に分かりやすく喋ってくれます。

一流の人の脳のを無料レンタルするという考え方

中村さんは修行時代から今も変わらず「一流」と言われる人と出会ったり、一流のホテルや日本一高い寿司屋などにあえて足を運んでみて色々学んでいるそうです。

最近は移動の際、新幹線のグリーン車に乗って、そこで出会う著名人とプチ友達になったりして色々と彼らの考え方を聞いたりしているそうです。

それがとても有効なんだそうです。

自分達が色んな困難に直面した時

「こんな場合、中村さんならどう考えるだろう」とか「こういう時□□さんならどう考えるだろう」「こういう時あの店ならどうレイアウトを組むのか」などのように相手の考え方を参考に出来るというメリットがあります。

会うためにかかる単価は高くなるかもしれません。

ですが、それから後は、ずっとそのその出合った人の考え方やありかたを参考に出来る。

脳をひっぱってこれるので、一生モノになる!という考え方です。

中村さんはその事を「一流の人の脳の無料レンタル」と呼びます。

別にお金が無いなら新幹線に乗らずとも、伝記を読んだりするのでもいいと思います。

とにかく、一流の人の考えてる事や選択を学ぶ事。

これが自分の「考える幅」を広げ、人生を豊かにしてくれます。

一流の人と接していたら色んな事が分かるそうです。

メディアで一人歩きしている情報よりも、やっぱり直接話を聞くのが一番。

可能な範囲でどんどん人に会いに行って、その人の考え方を学んでいくことが大事だそうです。

ただし、会いに行くなら最低限の礼儀は必要になります。

相手が自分と会ってくれるということは、少なくとも相手は自分のために時間を割いてくれてるわけですから。

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すぐに人に話す癖をつけたほうがいい

中村さんは講演をしているとき、客席の反応も見てるようですが、お客さんの中にはいくつかタイプがあると話してくれました。

その中で、最近なのかどうかは覚えてないのですが、よく見られるケースを話してくれました。

中村さん
「結構いるのが、講演や話を聞いてぱぱっとメモを取る人。

でもその後、そのノートを見返すことをしない。

これでだいたい話の内容を忘れていく。

それ以前に人はどんないい話でも時と共に忘れていくもの。

だから自分の場合は、聞いた話や体験した事はすぐ人に話すようにしている。

後で人に話すってことを意識しながら聞くとよりしっかり聞けるし、人に話す事で自分の中でも理解が深まり、自分のものになっていく。」 

これ大事だな~と思いました。

今、自分がこのブログやメールマガジンで素晴らしい人との出会いや学んだ事をアウトプットしているのは、この考え方の実践をしているという訳です。

映画や講演など聞いて、「良い話だったな~」「感動したなー」で終るのではなく、知らない人にいかにワクワクしたレビューを伝えらるかで同時に自分のものにもなっていくと思います。

講演してて、喋りやすい人とか喋りやすい場所は正直ある

中村さん
「あるよ。」

ちょっと考えた後中村さんは話はじめました。

まず、学生は喋りにくいようです。

中村さん
「まず相手の温度差を探りながら喋っていかなあかんから、はじめは気を使う、というか話しながら色々考えてしまう」
とのことです。
中村さん
「自分の事をよく知っている大人相手だったら、もう自分の講演会を聞くという姿勢になっている、要するに”出来上がってる”から話しやすいなぁ。

そんな大人と先ほどの学生の混合だったら… やっぱり色々どうしようか考えてしまう。」 

…あとなぜか分からないけど太平洋側の地域が喋りやすいみたいです。

これは日本海側の地域を悪く言っているわけではないですよ!

恐らく中村さんのインスピレーションなんだと思うのですが、「日本海側は笑うタイミンブが一秒ずれる」そうなんです。

細かいですが何度も講演していたら違いも感じるようになるのでしょうか?

借金で自殺する人と自殺しない人の違いが意味深

後は個人的な質問をしました。

「僕は将来の少子高齢化の問題に向けて出来ることを『ゆとりがあれば』ではなく、生き方として本格的にやっていきたい。

今、過疎化が激しい田舎で暮らしているので、とても危機意識を持ってます。

そのために、僕の趣旨を理解してお金を貸してくれる人を探していますが、どんな人に話をしにいったらいいか分かりません。

お金を借りるっていう感覚もなんだか怖いイメージしかなくて、よく分からないです。

借りた事無いからというのもあるのですが。借金ってそんなに気軽に出来るもんじゃないですし…最終的にどんな人に借りる相談するのが良いですか?」

この質問から借金自殺に関する面白いデータを話していただきました。

中村さん
「まぁお金を貸してもらうことに成功した人に会いに行くことが一番の成功の道。

1億円借りたいんなら、3億円借りた人のところへ話を聞きにいったらいいよ。

あと、おもろいデータがあるんやけど、借金で自殺してる人ってなぜかだいたい500~1500万円の人が割合として多い。

でも俺の知り合いで3億(くらい)借金してる人がいるけど、その人は自殺なんか考えてもなくて、もう毎日豪遊して飲み歩いてるわ。

そういう人に会いに行ってみるのも、お金を借りるとか借金返さなあかんとかいうのを考える上で参考になる。

もう桁がワケわからんようになったらかえって開き直るわ。

借金で悩んでるのがアホみたいになる。

そういうリミットを越えた考えに出会えるという意味でも本当に「出会い」って大事。

結局自分の脳みそ内でイメージ出来ないのなら、先を行っている人から学ぶ事、その人の脳みそをレンタルして考える事が大事だと感じました。

過疎化による「少子高齢化社会」への対策として劇的な提案は無いか?

もう一つ、聞いてみたかった質問があったので聞いてみました。

今回お会いした時、一番聞いてみたかったのが、今の日本が全国的に抱えている問題の「少子高齢化社会への突入に向けての対応策」

知り合いの地域おこし協力隊や集落の支援員さんに何か一つでも役立てる話を持って帰りたいと思っていたので、講演会場までの移動時間などをチャンスとばかりに伺ってみました。

(講演の前後は、疲れていたと思うのにスイマセンでした。)

長くなりましたので、この問いに対する返答は次回にまとめさせていただきます。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

▼最後、中村さんの書籍を紹介します。
 買うかどうかは別にして、本のレビューだけでも読んでみるのをオススメします。