「中国大返し」にチャレンジ~岡山から大阪を歩く~
「中国大返し」敢行《3日目》
リアルタイムで行ったチャレンジをお届けしている「中国大返し」も3日目に入りました。
まだまだ体力的に厳しい感はありますが、とにかく進むのみです。
この日は2015年1月1日 元旦。正月です!
大晦日は姫路市の手前で力尽き、最寄のネットカフェで年を越しました。
睡眠をとったのでいくらか体力は回復したものの、ふらふらしながら重い足取りで今日も歩いていきます。
ちなみにネットカフェをスタートしたのが朝8時
よく目が覚めたもんです。
歩くペースは遅いのですが、程なくして国道2号線に合流、そのまま姫路市内に入ります。
途中面白そうなお店を見つけたのですが、そこは元旦。
…開いてませんでした。
こういう気になったお店の写真を撮りながら姫路の街中に徐々に入っていきます。
町並みが急に都会化してきて、目の見えない歩行者用の道路などバリアフリーな造りが目立ちます。
そして道と共に建物も一気に高くなります。
そして真っ白になった姫路城。
この時はまだ天守閣までの入場は出来なかったと思います。
今回のチャレンジが『中国大返し』で、それを提案したのが戦国時代の軍師・黒田官兵衛さんなので、姫路市内にある
『ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館』
期間限定の開催中ということで、ここへ行ってみたいと前から思ってました。
大勢の初詣客であふれる中
「大河ドラマ館」へたどり着くと、嬉しいお知らせの張り紙が!
1月1~3日の間は無料開放期間だということ!
有難いことです。
やっと観光らしい事が出来ました。
姫路駅前の商店街では旧友に出会う事ができ、旅を続ける僕のためにメッセージを書いてくれました。
そんな旧友(こじろー)は本当に気さくで暖かいメッセージを路上で書いています。
詳しくはこちらをどうぞ
黒田官兵衛関連のお土産なども買いました。
午前中は姫路の町を久しぶりに歩いて楽しみました。
思いきって手荷物を減らす作戦へ
姫路まで来た時に感じた事として、これ以上荷物を増やしたら歩行がキツイ。どこかで荷物を預けられたら…というのがあります。
そこで、残りの距離を考えて、姫路駅のコインロッカーにリュックを置いてそこからは財布や充電器など荷物を極力抑えて歩く事にしました。
新しくなった姫路駅のロッカーに荷物を置いた後、
姫路駅から岡山へ戻る時刻表も先取りチェック!
そして姫路を出発!
この日は観光したりしてたので、お昼ご飯を終えた後の時間は2時
ここから歩けるだけ歩いていこうということでスタートしました。
というのも、これから先の道を調べてみたのですが、
一定の間隔でホテルやネットカフェ、温泉などの施設があって、緊急の事態でも問題なさそうだと感じたからです。
そして道が、岡山~姫路間よりもしっかりしていました。
疲れは無かったかというと、もちろん疲労はありましたが、着替えなどの荷物を預けてきたのが良かったのか、急に歩きやすくなりました。
ドラゴンボールでいう、「重い道着を脱いで体が軽くなった」ような感じです。
ペースも速くなりました。
後から考えても、身軽作戦は大成功だったと思います!
暫く国道2号線を歩いた後、再び250号線に入ります。
そしてひたすら歩いていきます。
ここが国道2号線~250号線の分岐点です。
分岐点さえ間違えなければ問題ないです。
車道と違って歩道はやや迂回したり階段の上り下りがありますが、ここでお伝えするほど分かりにくいルートはありませんでした。
ということで、姫路から後は、一本道でスムーズでした。
国道250号線を真っ直ぐ進みます。
しかし元旦から試練が待ち構えていました。
雪が降ってきたのです!
やや積もるくらいの雪。
しかし、こちらも防寒性抜群のベンチコートを着ています。
午後7~10時くらいの間はまだ寒さよりも疲れのほうが勝っていたのか、あまり寒いと感じませんでした。
しかし11時を越えてから寒さの質がなんだか変わってきて、肌に突き刺さるような寒さに変わってきました。
アスファルトで整備されている道路も所々凍っているし、危ないなと感じ、そろそろ宿を探し始めました。
元旦から頑張っているラーメン屋もあったので、ここで食べてもうひと頑張りしよう!かと思ったのでもう夜遅かったので利用はしませんでした。
とにかく寒さが厳しくなり、足から湯気が出るようになりました。
写真だと「寒さ」は伝わりにくいですが、もう顔が痛くなるような気温と水溜りの凍結が印象に残っています。
温泉も無く、ひたすら前に進むのみです。幸い道は大きくしっかりしていました。
西明石へ到着!夜中12時オーバー!!
この日は山陽新幹線が止まる駅、西明石駅から近くのビデオショップで睡眠をとることにしました。
近くにホテルは沢山あったのですが、元旦ということで値段が高くなっている可能性を懸念しての判断です。
この日の午前中は観光などをしてゆっくりしたせいか疲れはあまりたまりませんでした。
でもチェックインしたのがもう日付をまたいでいたので…
もう寝るだけでした。
素人の歩き旅は4日目へ続きます
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
引き続き「中国大返し」旅の記事をお楽しみ下さい。
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