イケダハヤトさんのデジタルメディア活用術を紐解く

イケダハヤトさんのメディア活用術

レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

周作twitter:DarvishShu)です。

今回は、高知県で行われたイケダハヤトさんの講座を、やや自分の見解ではありますが、分かりやすくお伝えできればと思います。

講演の題目は「デジタルメディア活用術」

田舎でもフリーランスとして自立していきたい…会社に依存しない生き方を目指したいと感じている方にはこれ以上ない有用な話が聞けました。

講師のイケダハヤトさんは、ブロガ―として全国区の確固たる地位を築いている方ですし、

コレ…、東京とかでやったら満員御礼間違いないでしょう。

そんなレアな場を主催してくれたのは、葉にんにく調味料の製造~販売まで6次産業を全てを担われている株式会社アースエイド』社長、嶋崎裕也さん。

まさに高知を開拓するサムライです。

主催していただいた事に感謝しつつ、本題に入っていきますね。

※今回はやや長いですが、ブロガーの人でなくても役立つ情報満載なので、是非最後までお付き合いくださいませ。

今の「常識みたいなもの」から抜け出そう

イケダハヤトさんは、プロブロガーという肩書きのライターです。

初対面の時にも感じたのですが、とにかくヒョロっとしてて、強風が起きたら吹き飛ばされるんではないかというくらい華奢(きゃしゃ)な方なのですが、その頭脳は明晰。

分析力なんかは感服するレベルですが、世間的に認識されているのが『ライティング能力が抜群に優れている』という部分。

ライティング能力というのは「文章を読ませる力、その内容に引き込ませる力」というのが自分の解釈です。

文章が面白くなかったら、よっぽど読み手のニーズにそぐわないと、途中で読むのをやめるか読んでもらえません。

しかしイケダさんの文章というのは本当に読み手を、「良い意味」でも「悪い意味」でも引き込む力があります。

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以前、一人で億を稼ぐ方に会ったことがあるのですが、「ライティング能力というのは不変の稼ぐ力がある。稼ぐ桁数を変えたいならコピーライティングを学ぶのをオススメする。」というのを聞いたことがあります。

それくらいライティングというのは、相手の意識を変えたり人を動かす力もあります。

そのライティング力があるおかげで、今の常識と言われる社会から抜け出し、村を作ったり(イケハヤランドだったか)、ワインやどぶろくのような商品を開発したりと破天荒な活躍をしているのが今回の講師、イケダハヤトさんなのです。

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彼のブログを読めば分かりますが、彼みたいになりたいのなら、まずブログのような記事をとにかく「書く」しかないというのが分かってきます。

動けば変わります。

そして書けば確実に上達していきます。

それをどれだけ素直に受け止められるかが、今回の講演を聞いた収穫の度合いになりますし、今後の成功に結びついていくわけです。

どういう書き方をすれば相手がノッてくるか?

どういう書き方をすると非難轟轟で炎上するのか?

どういう記事が長く色んな人に読まれるのか?

そういうのを今まで色んな失敗を糧に書き続けてきた軌跡が彼の今の地位なわけです。

イケダさんみたいになりたいと思う参加者が、県内外問わず沢山集まっていましたが、そのノウハウに「裏ワザ」ならぬ抜け道は無く、一日一日の継続が重要というのは知ってもらえたのではないかと思います。

常識を越えるには何事もコツコツ続けて形にしていくこと。

そして、めんどくさがりやは無理です。諦めてください。

そういう言い方をイケダさんはしてないのですが、自分が話の中から受け止めたメッセージです。

自分の中に「無理」という枠を作ってしまわないで!

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イケダさんは、変わらぬペースで今までの道のりや、稼げるようになったノウハウやきっかけを淡々と話してくれました。

あまりその内容をここで事細かく書くのも違うような気がしますのでやめときますが、その話に対しての感じ方は人それぞれのようでした。

イケダさんは何か特別なことをやってきたわけではなく、『学んだ事、勉強したことを素直に実行し続けてきた』だけなのです。

イケダさんの講演に参加されている方は、彼が何か特別な情報を持っていて、それ教えてくれるんじゃないか?そして自分が劇的に変わるかもしれないという期待感を持って参加した方も居たと思います。

でも話の本質は、実践あるのみというもの。

あと、相手の「真に求めているもの」を研究するコトかな。

実践がないと、どんなに有効なノウハウを学んでも何も変わりません。

自分の環境を変えたいなら、だれかじゃなく自分で動くしかないのです。


これは、僕の解釈ですが…

日本はサービスの発展した国なので、消費者がどんどん贅沢になってしまっている。

今、明らかに生産者よりも消費者が増えてしまっている社会になっている。

そんな消費者で居続けると、考え方(マインド)がどんどん受け身になっていく。

そうなると人間はだんだん自らで行動を起こそうとしなくなる。

そうなったら、後、彼らを突き動かすのは、老後や天災などの不安感や恐怖感。そしてだんだん“それ”でしか動けなくなる。

そうなる前に、自立して「常識」と思わされている感覚から抜け出すことが大事。

今、「自分には無理、できっこない」と思っていることがあれば、それが実は「思わされている事」だと気づくことが大事。

フリーランスとして自立を目指すことが良いか悪いかは置いておいて、挑戦することが今のマトリックスに気づくことへ繋がるのではないか?

イケダさんの言わんとする事なのかは分かりませんが、個人的に彼からこんなメッセージを受け取りました。

具体的なノウハウも紹介

デジタルメディア活用術…

まぁ精神論みたいな話ばかりではなく、確実に成果を出すための具体的な提案もいくつかしてくれました。

読んで頂いてる方で、ちょっと専門外で内容が分からない人も居ると思うので、簡潔に箇条書きしておきます。

・自己ブランディングに繋がるし、レビュー数によっては収入も見込める、そして自分が何か行動を起こそうとするとき広報しやすいうえ、「後へ残る」「自分の理解度を深められる」という数々のメリットも考えると、ブログは絶対チャレンジしたほうがよい。
(無料版もあるけど、ドメイン取ってお金を払って初めて行く方がベター)
 まずは、グーグルのアドセンスで少しづつ記事も収入も進めていこう!

・ブログをやっていくなら、「更新率」が重要。

・上位の記事(よく読まれている記事)のリライトも評価される

・一つの記事を作り込むという意識を持つのが大事。

・バスらせてまず読者をつかむ事!(ちょっと上級)

・検索順位を上げるためにチェックツールGRC(SEOツールラボ)が有効

・ユーザーが何を検索しているか、どんな情報を必要としているかを常に考える事。

・今時の人気キーワード「転職」などに食い込ませるのは難しくても、それに付け加えるワードで、検索上位に組み込もう。(例:「移住」「転職」)

・「葉にんにくのぬた」などまだ未開拓のワードも「面白い食材 まとめ」のような記事にリンクさせることで注目してもらえる。

ツイッタ―やインスタグラムを記事に埋め込むのは有効。人のコメントや写真もうまく使おう。

・今(2016年夏)だと注目キーワード&ブームは「発酵」

・とにかく記事作成のポイントは、キーワードを練り込む事!
 そして、具体的な方法を書く事。

・まだまだ競合してない&見つけてないキーワードがあるはず!それを探してみるのも面白い。

Call to Actionを作っておくこと

・記事は書くのに慣れてきたら、アスリートのトレーニングみたいに、1日〇分とか目標を決めて書いてみるとよい。自分は15分で1記事書いてます。
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ブログを今やっている人にとっては、ごく当たり前の情報もあれば、ちょっと役立つ内容もあったと思います。

この辺の話は、ブログをやったことある人とない人で反応は違ってました。

ただ、やったことない人も「自分には知識がないから無理」なんて言わずに“やってみて”ほしいのです。

やってみて無理そうだったら辞めればいいだけの事ですから。

ちなみに…

ブログには有料版と無料版がありますが、自分の決断によりお金をかけたものの方が、ブランディング、社会的信頼、資産価値などの様々な面で良い相乗効果が出てくるとのことです。

外から見た景色にも耳を傾けてみる事が重要

さて、イケダさんの話は、何もブロガーやネット関連のビジネスノウハウばかりではありません。

ちょっと見方を変えて、「これから注目されるであろうメディア」や「外部から高知県がどう映っているのか」というのを考えてみれば、意外とビジネスチャンスはそこら辺に転がっているという話をしてくれました。

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イケダさんの視点はなかなか面白いです!

そして自分たちの視野がいつのまにか狭くなっていたというのを気づかされました。

バーベキューの仕切りを仕事に?!

バーべキューやってる記事を掲載してみたら、都会の反応は新鮮だったそうです。

高知県では自然の中で気軽にやるようなバーべキューも東京などでは一大イベントみたいな感覚なんでしょうか?

そのバーベキューのインストラクターというのが高知には多いので、結構都会で仕事のニーズがあるんではないかという視点を話してくれました。

仕事はこんなところから自分で生み出していけたりするのです。

“会話が残らない”チャットなど支持を受けそうなサイトの紹介

◆メッセージチャットのアプリ 「Snap chat」

証拠というか、会話が残らないチャットが今、支持を得ているようです。

日本ではまだまだ広まりは浅いですが、アメリカの若い層で今流行りだしているツールだそうです。

◆自撮りの顔を自動認識して楽々加工できる MSQRD

スノー SNOW で自撮り~顔認識スタンプを作れる

自撮りした顔写真から目や鼻、口を自動認識して楽々加工やペイントができるアプリなので遊び心満載…てことでじわじわ流行っているようです。

こういった今流行つつある遊びのツールや、メディアに関してのテクニック記事を書いたブログなどは極めて多くのPVを集められそうですね。

まずは、こういう時代の流れを見る目を養う事だと言います。

イケダさんが一押しなのが、プレイステーションの進化 だそうで、『プレステVR』(バーチャルリアリティ)のクオリティが未だかつてないくらいの出来なんだとか!

プレステVR』の中で、ジェットコースターのバーチャルリアリティゲームがあるそうなのですが、やってみたらもう立ってられないくらい…無意識に何かにしがみつかないといられないくらいのリアルさを出しているそうです。




ゲームも時代と共に進化し続けている…

昔はゲーム小僧だった自分もそんなこと全く気づいていませんでした。

いつの間にか自分の枠の中でしかモノを考えれなくなっていた一例として、面白い切り口で紹介してくれたのかも知れません。

それくらい、僕たちは日々の仕事などのルーティンの中、目の前のタスク(課題)をこなすことだけに囚われて、「想像力」が埋もれてしまっている可能性があります。

田舎は魅力がいっぱい、じゃあ東京は?

イケダさんは、とにかく都会に比べて田舎は魅力的だと連呼します。

田舎で暮らしている自分の視点だと、そんなに魅力的には見えないように感じるのですが、この部分は確信を持って話してくれてました。

「でもイケダさん!東京にまったく魅力が無いってわけじゃないでしょう?」という質問があっても

「ないですね。」の返答。

「田舎の方がはるかに魅力的だ」というのがイケダさんの持論となっているようです。

田舎で暮らす人間は「灯台もと暗し」で、その魅力が見えなくなっているんでしょうね。

最後に「東京」という場所が今後どうなっていくか、イケダさんの見解を紹介して終わりにします。

IKEDA
東京は近い将来、「交換」「通過」の要所でしかなくなってくるでしょう。

そうなると都心に今後残るもので考えられるのは、流通や交通の”要所”という点だけ。

「東京を経由する」ということにしか意味がなくなってくる時代が来ると思います。

また、今注目されているAI(人工知能)の研究&精度が今後さらに発展していくと、もう東京でできる事はどこでもできるようになるでしょう。

それでもまだ東京にいたいですか? まだ東京で消耗し続けますか?

さぁ、これからは地方が立ちあがる時代だ!

田舎にこそチャンスが詰まってる!!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。