歩き旅の果てに得たもの感じた事を共有します
日本横断「東海道五十三次」~京都から東京までの歩き旅~
レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。
今回の歩き旅にチャレンジしています周作(twitter:DarvishShu)です。
何回かに分けて、この歩き旅の記録をお伝えしています。
時間を計りながら写真撮りながら歩いたので、リアルな記録になっています。
今後東海道を歩こうと思っている方は特に参考になると思うし、近辺の道路をよく知っている方は旅の気分が楽しめると思います。
12日目は静岡県の海沿いを富士市に向けて進んでいきます。天気が悪かったので、残念ながら富士山は終始雲に隠れていたのですが、旧東海道の宿場町は風情がありました。そんな旅の経過を写真と共にお楽しみ下さい。
「東海道五十三次」12日目 ~静岡県静岡市の清水区から富士市まで~
2015年11月8日(日曜日) 早朝5:30 天気は 小雨(この日は一日中雨でした)
この日は天候が悪くなるようなので、早めに出発しました。
まだ薄暗いうちから歩き始めます。

まだ小雨なので、今のうちに距離を稼ごうと思いました。

程なくして夜が明けてきました。

明るくなってきましたが、空は曇りです。

まずは清水駅前に向かいます。国道407号線から1号線へ合流します。

歩道橋から見た朝の清水駅周辺

清水駅に繋がるアーケード街。早朝なのでまだ静かなものです。
「世界大会」?どんな催し物が開かれているのか非常に興味あります。

アーケード街が終わると…

清水駅に出ます。

ここから国道1号線をまっすく歩いていきます。

小雨の中傘をさして進みます。

「東海道ルネッサンス」の標識が…確かにこの付近の建物、どこか昔の造りの家が多いような気がします。

朝8:00を過ぎたあたりから、雨が本格的に降り始めてきました。

この先は1号線ではなく迂回路を通らないといけません。

建物に風情があると感じていたのですが、ここ興津は歴史と文化を重んじる町だったんですね!

道の途中でえらくインパクトあるシャッターを見つけました。思わず写真とりました!

そしてこの辺りが昔宿場町として栄えた記録が。
「興津宿公園」って公園名に「宿」が付いてるくらいです。

昔の資料となる立て札もありました。

でも視界が悪い雨なので、先を急ぎます。

公園の中を歩いてみました。日曜日だというのに雨天のため誰もいませんでした。
そして国道に戻り、進んでいくと…

分岐点。

「薩埵峠(さった峠)」へ
しかし、視界が悪く富士山も見えませんでした。
お詫びというのも変なんですが、晴れているときの峠からの見晴らしをどうぞ!

ちなみに峠を越えなくても、海沿いの国道1号線を歩いていく事も出来ます。

迂回すれば国道に合流して歩いていけます。ただし、何もない殺風景な道が続きます。海側の景色が綺麗なんですが、高い堤防に阻まれていていまいち海が見えません。
峠が終わったら、昔の東海道のような町並みに入ります。

その前に、街道沿いの神社で参拝。非常に急な階段の上にありました。

神社からの見晴らしは良く、今日のゴール地点もうっすら見えます。

歩いていくと、東海道に関する昔ながらの宿場や資料館がありました。

昔の人が利用していた感があり、少し風情を感じます。

有形文化財や宿場町跡などあります。

中は観光案内所になっていました。

しばらく旧街道のような道を歩いてから、国道と合流しました。

後ろを振り返れば、薩埵峠(さったとうげ)
薩埵峠を歩く場合、雨で水はけが悪い時はあまりお勧めできません。国道沿いからでも行けますのでご参考に。

由比駅を通過する頃にはもう12:00。朝早くから歩き始めたのでお腹もすいてきました。

この辺は「桜えび」が名物だとの事

最寄の「桜えび」が堪能できるお店で昼食をとる事にしました。
早速そのお店に向かって移動開始。

地元の方はどこへ行こうとしているかすぐに分かると思います。

『浜のかきあげ屋』です。お店は港にて大繁盛営業中でした。

昼食後、しばらく歩いていると東海道五十三次の絵や石碑をいくつも見つけました。

この町は、由比宿として昔栄えた名残をそのまま残しています。
(晴れてるときゆっくり回りたかった~)

石碑です。画像クリックで拡大して見れますよ。

案内板もあります。観光客に優しいマップやお土産屋が沢山。

妙なオブジェもあります。東海道を歩くスタイルなんでしょうか?

宿場館と博物館。雨にもかかわらず日曜日ということで観光客で賑わっていました。
資料館の中は、昔の東海道宿場町の模型が

昔の町並みってこんな感じだったのか~と想像。

資料館であんまりゆっくりもしてられません。旅を続けます。

一時だけですが、雨がやんで歩きやすくなりました。

富士市を目指していく途中、旧東海道の標識が。

標識どおりに左側の道を歩く事にしました。

ここも昔の町並みが風情を感じて良かったです!

昔使われていた建物の内装をリフォームしての歴史資料館や

病院などの施設を見て回れました。

しかし結果として、えらい遠回りになってしまいました。地図で見ると何てことないですが、丘の上の上り下りの道路なんです。

雨がまた強くなってきたので、ペースを上げようとするものの…

立て札や…

由緒ある建物を見ると、どうしても足が止まります。

目を惹くお土産屋を見つけると、立ち止まって寄らずにはいられないのが旅人のサガ(?)
宿場町を歩いていると、見所が多いためか、どんどん時間が過ぎていきました。

いくらか天気も回復し、宿場町の町並みも過ぎたので、スピードを速めます。

歩いているのは県道396号線。

しばらく歩くと、国道1号線に合流となります。

線路沿いの道を歩きます。歩道はやや狭いですが雨が降っていない今の時間を急ぎます。

旧東海道案内図があったので、そっちを歩く事にしました。

富士川郵便局がある道を通って…

旧の東海道を進みます。

しかし道がくねくねしていて歩きづらい。

旧東海道ということで、一里塚などの石碑があります。
雨がまた強くなってきました。この日は天気が終始不安定でした。

視界が悪いので、富士山どころか数キロ先の山も見えません。

とりあえず雨が強いので、早く先に進みたい!

なんとか旧東海道を終え、橋へ

先が長そうです。

橋からの景色。…晴れてたらきっとここから富士山が見えるんだろうなぁ。

橋を渡り終えました。この橋は「富士川橋」という名だそうです。

東海道なので目印や一里塚などはこの先もいくつかありました。

雨の日は体力を使います。ここのコンビニで休憩。

16:30を過ぎてから一気に暗くなってきました。

17時を過ぎるともう真っ暗です。ライトをつけながら歩いていきます。

そしてなんとか本日のゴール地点へ到着。
富士市にある駅『JR富士駅』です。新富士と間違えないように、地図でチェックしながら向かいました。
富士駅到着の時刻は17:50。
駅南口から歩いてすぐのスーパーホテルを利用することにしました。

僕はここのホテルをひいきめにするわけではないのですが、接客して頂いた女性従業員の対応が素晴らしかったです。次回富士市に旅行などで行くときは必ず利用したいと思いました。
次の日、朝食を担当されてた方も、利用者に外国人が居たにも関わらず、非常に丁寧な接客をされていて、とても印象に残っています。あの時接客していただいた従業員はまだここで働いているかどうかは分かりませんが、値段以上の価値を感じました。
今まで、経費を抑えようとして、宿泊場所がネットカフェ中心になっていたのですが、汚れた着替えでいっぱいになってしまったので、ランドリー付のホテルを利用しようと考えたのです。
この日は、チェックインした後、下着などを中心に全て洗濯しました。
洗濯物を部屋の中で干して乾かしてました。
また、この日は野球中継「プレミア12 日本対韓国戦」があったので見てました。
この日は日本の快勝。しかしこの次に再戦した韓国戦ではまさかの結末を迎えることになります。
明日の天気は曇り。
雨は降らないのですが、富士山は雲に覆われて見えないようです。
かなり富士山のふもとに近づいてきたのですが……残念です。富士山の写真をいろんな角度から撮りつつ歩いていきたいと考えていただけに、無念。
今日は朝も早かったので早めの就寝としました。

次回の歩き旅の記録も、是非ご期待ください。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
引き続きこれからの旅の記録も、お楽しみ下さい。
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