「東海道五十三次 歩き旅」2日目(湖南市→亀山市まで) ~京都から東京までを歩く


歩き旅の果てに得たもの感じた事を共有します

日本横断「東海道五十三次」~京都から東京までの歩き旅~
に入ります!
レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます!

今回の歩き旅にチャレンジしています周作twitter:DarvishShu)です。

何回かに分けて、この歩き旅の記録をお伝えてしています。

時間を計りながら、そして写真撮りながら歩いたので、かなりリアルな記録になっています。

今後東海道を歩こうと思っている方は特に参考になると思うし、国道二号線沿いの道をよく知っている方は旅の気分が楽しめると思います。

旅の経過を写真と共に楽しんでいって下さいませ。

「東海道五十三次」2日目 ~湖南市から鈴鹿峠を越え亀山市まで~


2015年10月24日早朝 6:30。天気は晴れ。

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目覚めは良かったです。マッサージチェアのおかげか…初日抑えたからか…

とにかく出発です!

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早速、朝一番の迂回路に出くわします。

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そんなに迷う事も無いのですが一応気をつけてください。
迂回路を歩道橋伝いで通れば、あとは緩やかな道となります。

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でも、「2015年10月24日」この日は歩道の工事をしていて歩きづらかったです。

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早朝ということで、ガードマン等だれも居ません。

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それでも1号線は広いので安心感があります。

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所々、国道下を迂回しながら進んでいきます。

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歩き始めて2時間程で甲賀市に入ってきました。

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やや、歩道が狭くなります。

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なんとなく感じていましたが、ここで歩道と車道(バイパス)に分かれます。

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一旦左側に下りて…

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別ルートから進みます。

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ここは国道でないので、こういうときマップが役に立ちます!
※バッテリーには十分注意!

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マップを見ながら最寄の国道もしくは東海道への合流を目指します。

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歩いては確認、歩いては確認という感じ…

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そうこうしているうちに、旧東海道を発見。

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旧東海道は、必ず国道1号線に通じているので、道に迷った時の目印になります。

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合流したらあとは旧東海道を歩きます。

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旧東海道の看板もあります。道が狭くとも目印があれば分かりやすいですね。

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ちょっと東海道の休憩ポイントへ

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昔の建物がそのまま残っています。ここは宿場町として昔栄えた場所だと考えられます。

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休憩場所には嬉しい特典も!…そう、充電ポイントです。

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休憩所のボードには東海道を歩いた方達の記録が記されていました。

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自分もメッセージを書いて貼っときました!「感謝の気持ち」で歩いていきます。

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充電が終わったので、旧東海道の休憩所を後にします。

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ここからは国道へ合流してひたすら歩いていきます。

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この辺、歩道はやや狭いかも。

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国道に合流してからは、道の両側の景色が素敵でした。

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今日のゴール予定地、亀山まであと30kmを切った辺りで、時刻は11:00前。

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もう少ししたら峠になるので、ややペースを上げないといけません。

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旅の計画をする時に絶対に避けておくべき事として、山道で暗くなってしまうのが一番危ないです。

山道は電波も通じない区域が多い上に、電池の消耗も激しいです。

いざという時の選択肢が非常に限られるので、気をつけて下さい。

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道路脇には茶畑。同じ緑でもカラフルに見えます。

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綺麗な風景が続きますが、この辺でもう疲れがピークになってきました。

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時刻はお昼前…道の駅目指してひたすら歩きます。

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そして…(フラフラ)

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道の駅「あいの土山」へなんとか到着!

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この時の時刻は12:45

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あまりゆっくりはできなかったので、軽めのお昼ご飯と水分補給をして…あと自己マッサージも。


いよいよ鈴鹿峠に入ります!

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まずは当たり前のように坂道を行く。

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↑ まだまだ先のゴール地点東京までの看板を発見!

この「438km」って所だけを見ると心折れそうになるけど、日々の積み重ねが大事だと思えば大丈夫。要は心の持ちようです。

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坂道が険しくなって、峠らしくなってきました。

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なぜかテンションがあがりました。

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緩やかな道もあります。田園風景を楽しむ余裕はまだありました。

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この辺が峠の頂上あたりでしょうか?

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道路が下りになってきた、と思ったら…

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鈴鹿トンネルです。

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今回の旅ではじめてのトンネルになります。

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このトンネルの向こうから本格的な下り道となります。

↓ 逆光で見えにくですが、三重県亀山市に入りました。
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下り坂に入る頃、時刻は15:00

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まずまずのペースです。

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下りは楽だ。どんどん降りていこうと思っていたのですが、意外と下りの方が足腰の負担が大きい印象がありました。

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ここへ来て疲れの蓄積が一気にやってきたのも一因とは思いますが、どんどんスタミナが落ちていくのを感じました。

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冷静に理由を分析すると…

「峠と平野の温度差」そして夕方になり気温が急激に落ちてきたというのが原因だと分かりました。

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確かに峠の温度は、10月でも日中はそれなりに高いのですが、日が暮れてくると急に落ちていきます。

疲れもあり、その温度差を敏感に体が感じたのだと思います。


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下り坂…歩きだと長く感じます。

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寒くなってきたし、これは早い事降りてしまおうと思ったのですが…

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ここで、バイパスと歩道に分かれる分岐点があります。

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当然歩道は迂回して下りないといけません。

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ちょっとした集落を通って、国道への合流を図ります。

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山からの風が厳しく吹きつけてきます。これが結構寒い!

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時刻は16:30

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峠を登っていくときは汗かいてたのに、急に寒くなってきました。

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それに比例して疲れもピークになってきました。

「あ~下りってなんでこんなにテンション下がるんだろう…」

これが今日の気づきでしょうか?

やっと国道と合流。と思ってもまた迂回路に入ります。

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昔の町並みは風情がありますが、もう景観を楽しんでいる余裕はありませんでした。

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迂回路は結構遠回りになる事があるので、道路標識の「○○まであと□km」というのは、あまり当てになりません。

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17:30過ぎ

日が完全に暮れたのと同時くらいに、峠下りがやっと終わりました。

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かなり疲労が蓄積してて、歩くスピードが落ちました。

峠越えが(特に下り)こんなに体力を消耗すると思ってなかったです。

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~東海道五十三次(歩き旅)にチャレンジしようと考えている方へ~

東海道五十三次…東京からスタートの場合だと、すぐに箱根峠越えに入るわけです。

そう考えたら、歩き旅初心者の方は京都スタートの方が行きやすいのではないかと感じました。

18:00を過ぎ、寄ってみたかった道の駅も閉店していました。

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疲れている上に、この辺の道路は暗く、道もあまり良くなかったです。夜は気をつけてください。

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そして、この日一番ややこしかった迂回ルートへ。

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この迂回ルートの周辺が高速道路のジャンクションになっていて、隣接するように何件かホテルがあります。

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この辺りはバイパスになっているため、歩いて進めないので迂回する必要があります。

マップをたよりにうまく迂回して、再び国道に合流する必要があります。

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なんとか力を振り絞り、迂回した後合流。しばらく国道を歩いていきました。

そして周辺にホテルもあったけれど、マッサージチェアを使いたかったという理由で、亀山市東御幸町にあるネットカフェで宿泊。

…まぁ宿泊費が安いってのもあるけどね。

しかし宿泊だけでなく、マッサージ込みで2,000円程なら、今の自分は迷わずこちらでした。

正直、歩き旅は2日目後半~4日目あたりが一番キツイ


峠を越えた疲れもありましたが、以前、岡山から大阪まで歩いて旅した時も、2日目後半~4日目あたりが疲れのピークが同じでした。

ただ、前半の文字通り「山場」である峠が終わったというのが、精神的に楽になりました。

経費も先を見越して節約したため、ここまで6000円程しか使っていません。

先はまだ長いんだから、明日(3日目)はちょっとペースを落として行こうと思いました。


そして、峠越えをチャレンジされる方には特に伝えたい事があります。

峠との温度差が想像以上だという事と、山から吹いてくる風が冷たいので、体温管理に気をつけないと体を壊します。

箱根峠も恐らく同じだと思いますが、気をつけて峠越えして下さいね。

東海道2
次回も旅の記録もお楽しみ下さい!


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


歩き旅に関する質問は何でも受け付けています。

件名に【東海道の歩き旅について】と入れていただけると分かりやすくて有難いです。
引き続きこれからの旅の記録、是非お楽しみ下さい。

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