世の中に溢れる「情報」から有効なものを選別する方法

溢れている中からの「正しい情報」の集め方

レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

周作twitter:DarvishShu)です。

有効な情報を選別する方法は色々な意見がありますが、自分の実体験から書かせていただいています。

今の世の中は様々な情報が溢れています。

その中には、ゴシップ(嘘や創作)もあれば、事実だけど大げさにしたもの、一点だけをピックすることで意識を向けさせるプロパガンダなど様々です。

ここまでいろんな情報が飛び交っていると、一体何を吸収すればいいのだろうかと。

まともに全部情報を取り込もうとすると混乱していきます。

だからある人は引きこもりがちになります。

ある人は前進ができなくなります。

素直に吸収しようと思えば思うほど頭の中で処理しきれないのです。

今は歴史上例がないくらいの情報過多の時代と言われています
よく経営者のトップをひた走るような「頭が良い」と言われている方たちは、得ている情報をうまく断捨離しつつ絶えず選別し吸収しているというイメージを持ってしまいがちですが、人間のそもそもの処理能力には限界があります。

毎日の選別と振り分けで情報処理能力を鍛えるということは可能ですが、それだけでは疲れてしまいます。

結局のところ、質の良い情報をピンポイントで取り入れている訳です。

そして「質の良い情報」ってのは損得勘定で選別するものではないのでそこは難しい所です。

自分自身で突き進むのは現代では不安です。だから情報を頼りに進むのです

損得勘定が情報を狂わす

自分にメリットのありそうな情報だけを取り入れるのは、危ういです。

これは人間関係に置き換えると分かりやすいと思います。

損得勘定で付き合う人を選んでいたら社会人として信頼されるのかどうかを考えていけば分かりますが、情報も同じようなものです。

人は元来見たいものしか見ようとしない性質があるのですが、それが視野を狭め、同じような傾向のものばかり引きよせていきます。

群れる生き物のサガでしょうか…
僕も学生の頃は、興味のあるニュースのスポーツ蘭の所ばっかり見てたように思います。

社会的地位がある人にだけ食いついていけばどこかで人間関係がおかしくなるように、見たいものしか見ようとしなくなると考えが凝り固まってしまいます。

しかしこれはわりと無意識に流れていく傾向なのです。

そこで解決策を提示しましょう。

情報の棚卸しがやっぱり大切

解決策を提示する前に、もう一度問題の部分をとりあげます。

結局「情報の断捨離が出来ていない状態」ということ。

皆さん情報を日ごろから手あたり次第に入れすぎているのです。

そういう環境にあるのも問題ですけどね。

ネットやテレビなどから必要以上に情報を取りこんでいるので、頭の中にいろんな情報が入りすぎていてきちんと処理しきれていない状態になっています。

自分の中に落とし込むくらいまで理解しきれていないまま、そんな項目が沢山溜まっているのではないかと思います。

散らかった部屋に居るような感じです。

そんな頭の中の「散らかった部屋」を片づけないまま、さらにいろんな荷物を入れこんでいるようなイメージです。

前置きが長くなりましたが、解決に向けたエクササイズを提案します。


それは、「自分が何に対して詳しくなったか?特に必要でない情報は何か?」というのを一度書き出して、それを客観的に見直す事。非常に効果的です。

少しだけ面倒ですがやり始めるとどうってことないですので……

永田豊志さんの「頭がよくなる図解思考の技術」をお伝えします


永田豊志さんの「頭がよくなる図解思考の技術」でも似たような方法が提示されています

やってみれば意外と気付くのですが、頭の中で一度にあれこれ処理しすぎないほうが良いのです。

書き出してからそれを客観的に見ると頭で一括して考えるよりもすっきり整理できます。

それだけなのですが、全然違います。

この書く・書き出してみるという作業を定期的にアウトプットしてあげるのが有効だというのをやればやるほど感じるようになりました。

特に朝の時間など。

その日の自分の進む行程や必要な情報がまとまります。

自分の今後の進むべきルートが分からくなった時などは特に書き出していく作業は有効だと思います。

“今の感情”のアウトプットです。

自分の中でまとまっていれば、自然とそれに見合う情報が入ってくる

自分の心情や、体験したことの情報整理などが出来ていると、何が足らないか、どんな情報を欲しているのかが分かります。

「分かる」というか腹の中に落とし込めているというニュアンスが適切かもしれないです。

そうなれば、あとは脳が勝手に必要な情報を得ようとアンテナを張ってくれます。

どんな情報が必要かを腹の底で「分かっている」からです。

客観的にも整理できている落ち着いた状態であることが大事
この『分かっているからこそ必要な情報を得るのにフォーカスできる』という状態に自分を保つことができれば、もう情報によって必要以上に不安感を増大させたり、引きこもったり保守的にならずにすみます。

今の状態を知ってるからこそ、情報に感情を左右されない人間に近づけます。

いろんなことに臆せずにチャレンジできるようになります。

そんなチャレンジで得られる経験や情報はおそらく今までに無いようなものでしょう。

その積み重ねが、さらに自分が吸収するべき必要な方向を導いてくれます。

良いループですね。

自分の実体験としては、海外で暮らしてみたことが大きかったです。だからといって皆さんがそれをできる環境にあるかというとそういうわけではないのですが、“今の感情”のアウトプット・書き出し作業だけは、まずやってみる価値があると思います。

意識操作という言葉が使われだして久しい

これまで情報をメディアは巧みに使って、国民を誘導してきました。

でもその情報が正しいモノかどうかは実は結構あいまいだったりします。

個人的な感想としては、「正しいか間違っているかは別にして、海外の情報なんかは特に偏っているものが多いなぁ。」という印象が多いです。「行ったことがない・知らない」という人が多いから、発信する側からしたら少々強気になって大げさに書いても分からないとふんでいるのでしょう。

でも日本国内の情報も偏ったものが多い(多くなってきた)となると、どう感じますか?

国民をバカにしているのかと腹が立ちます。

それもメディアは「どうせ調べようともしない・知ろうとしない」とタカをくくって甘く見ているのでしょう。

偏ったメディアに惑わされないように、自分が本当に必要なものだけを吸収する土台を作っておきましょう。

情報の判断は結構今までの思考パターンから無意識的にやってしまっていることが多いので、自分の中で整理して受け入れる準備運動が大事です。ケガをしないためのストレッチ運動みたいなものです。

自分が本当に必要な情報が何かを理解しておくと大丈夫!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。