映画「キャプテン・フィリップス」から学んだ事
レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。
周作(twitter:DarvishShu)です。
映画「キャプテン・フィリップス」はご存知ですか?
予告編を見ただけでも鬼気迫る内容になっていますが…
▼予告編
ソマリア沖で輸送車を海賊に乗っ取られたという実際に起こった事件を、真実に基づいて作られているので、「作られた物語」よりもずっと緊迫感があります。
そこで船長のフィリップスさんがとった選択肢は本当に生きていくためのリアルでした。
今回はこの深く愛に満ちた作品のレビューをシェアさせていただきます。
組織の中の真のリーダーの有り方を考える
この映画オススメの見方は何といっても、自分がキャプテンの立場ならどう判断するかを考えながら見ていくこと。
大勢の乗組員の命を預かるという組織の中の真のリーダーのマインド(意識の持ち方)や判断はとても参考になります。
だいたいの映画に出てくる主人公は、困難に向かって知略を尽くし勇気を振り絞り立ち向かうのですが、この救出劇は実話に基づいているだけあって、変に気負わずキャプテンとしての強さも一人の人間としての弱さも含めた精一杯の生きざまを見ることが出来ましたし、自分だったらこのように振舞えるのかという怖さも感じました。
人は本当に追い詰められた時に何を思うか?何を見出すのか?というのもこの映画で多くの人が心動かされる重要な部分です。
極限状態なんてそう体験できるもんじゃないです。
だからこそ鬼気迫る場面が心に残るのです。
人の上に立つなら備えておくべきマインド
そしてもう一つのミソが、ソマリアの海賊達の苦しい経済事情。
苦しい暮らしの中から漁師の青年の一人が海賊に抜擢されて海へと向かう背景も書かれているので、海賊たちを一方的に悪者に仕立て上げてないところもこの作品ならではの伝え方ではないかと思います。
とにかく、「船長たちを無事救出させて、海賊を始末してハッピーエンドで終わり」みたいなエンドにはしていないし、どちらが死んでもなんとも言えない、映画を見ながら見ている自分たちにも選択を迫られているような気がしました。
色んなテーマやメッセージが込められているこの映画。
くどいようですが、これから会社や団体の役員やリーダーを志す人には是非お勧めしたいです。
いざとなった時の選択。決断。対話。
あなたはできますか?
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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