コロナが終息したら富士山に登ろう!

終息したら是非、富士山に登るのをお勧めします!

コロナ終息したらどこへ行きたいですか?

今はそのイメージを膨らませる時間だと思うのですが、お勧めのスポットがあります。

富士山です。

レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

周作twitter:DarvishShu)です。

なぜ今富士山なのか?

富士山への登頂を目指す方は、夏をピークに本当にたくさんいて、外国人も本当に沢山訪れます。

山頂を見渡したところ、3割くらいは外国人なんじゃないかってくらい多かったです。

しかし今は新型コロナの影響で海外からの登山客というか旅行客が減っています。

コロナが完全に終息してもおそらく遠方の観光地よりも近場でアクセスのよい場所から増えていく事が予想されます。

登頂してみればわかりますが、夜中でも明け方でも登山客で大渋滞だったりします。

知る人ぞ知る!登山観光客はかなり多いのです
なので、少し観光客が落ち着いているコロナ収束後が一番ゆったり行けるシーズンではないかと思います。

勿論夏でも山は寒いです。

日差しは照り付けますが、厚着してチャレンジして下さい。

当たり前ですが、山は寒いです。だから夏季シーズンが行きやすいです
お勧めのルートや登山ガイドは以下のサイトが分かりやすいと思いますので、閲覧頂くとして、山頂までの具体的なイメージを今のうちに深めていただければと思いますので、登った時の写真を交えながら富士山の魅力をお伝えしたいと思います。
宜しくお願いします!

吉田ルートの場合

富士山の山頂へ上るルートは「吉田ルート」が一番メジャーだと言われています。

まずは吉田ルート
色々コースはあるのですが、吉田ルートの途中では売店があったり、宿泊施設があったりと登山旅行者に対しての配慮が整っています。
各ポイントに休憩所や売店があります
ビギナーだと迷わずこのコースからのスタートになると思います。

自分たちが出発した時期は7月でした。

羽田空港からバスに乗るルートです
僕らは羽田空港へ到着後、専用のバスで山梨県向いて出発しました。

談合坂というインターで、身辺整理をして気を引き締めます。

水などの登山に必要な物資を買い込みます(荷物が重くなりすぎない程度に)
山では水をはじめとしたさまざまな物価が高くなるので、ミネラルウォーターなどはあらかじめ購入しておきます。

その後バスは山梨に入り、そのまま山頂手前のスタートポイントまで一気に上がっていきます。

ここがスタート地点の雲上閣

※画像クリックでサイトへ移動します
天気にもよりますが、雲に覆われていてかなり高度は高いところになります。

五合目(2,305m)という事。

写真の通り、霧で覆われた中、たくさんの登山家観光客が準備運動したり意識合わせをしたりしながら現地でスタンバイしていました。

本当に人多い!
時間と共にどんどんバスが到着して、新たな登山客が降り立ちます。
バスの往来とともに、登山客がどんどんやってきます
皆やってやるぞ~と言わんばかりテンションが高いのが分かります。

どのチームにもガイドの方は必ずいるようで、高山病の対処法や歩き方についてレクチャーされていました。

靴は金具がついた特殊なものでなくても良いですが、登山しやすい運動靴がベターです。
こういうのがベター
トイレも水を使うという事で利用料が必要です。

ミネラルウォーターも高いです。山間部では水は貴重なのを実感します。

食堂で登山前の腹ごしらえを終え、外に出た頃にはたくさんの登山客であふれていました。

夏場はこのように登山客でいっぱいになります。
スタート前の安全祈願
外国人の登山チームも大勢いました。

だからこそ外国人の登山客が少ないであろう、コロナ終息の時期がベターではないかと感じています。

準備運動をして、注意事項などを一通り頭に叩きこんだら…

スタートです。

富士登山道(吉田口)を進んでいきます。

はじめは準備運動といった感じ
はじめは緩やかな山道を登っていきます。
途中、山頂から帰ってきた方たちとすれ違います。

景色が壮大になり、空気が肌寒く感じた頃、比較的大きな広場へ出ます。

所々で観光名所の標識があります。
この先が比較的広い休憩地点。そこから本格的な登山です
簡易トイレなども設置されているので、ここがまず第一の休憩ポイントなんでしょう。
簡易トイレなど設置されています
見上げれば分かりますが、ここからの道のりからかなり急になってきます。
ここから本格的に勾配がきつくなります
高度はこんな感じ
急に勾配がきつくなってくるものの、登山のペースを上げてはいけないのです。
高山病という魔物。

この病気は、人によってかかりやすかったりかかりにくかったりと色々なケースがあるのですが、基本的に自分の登山ペースを崩してしまい、息遣いが荒れてきたらかかる症状のようです。
※あくまで個人差があります。

一定のペースで歩くこと!速さを競うものでもありません
自分のペースを守りながら一歩一歩進んでいく道。

決して焦らないで。

それにしても人多いです。
自分のぺースを保ちつつ少しづつ上を目指します。

急いで登っても良いわけではないのです。

時折風景を楽しむため周りを見渡します…が本当に人でいっぱい。

道は渋滞してます。
広大な景色と虹が美しい
途中虹が出たりして、雲と山と光のバランスを楽しみながら、各ポイント(休憩所)を目指します。
景色は素晴らしいので、時折休憩してコースを振り返るのもお勧め
日が暮れてきて寒さや勾配がさらに厳しくなってきたころ、登山の厳しさや魅力が少しわかるような気がしました。

先人たちが、事故で転落しないようにロープをかけてくれていたり、後者の登山客を譲るポイントを作っていたりと心づかいに気づきます。

登りにくいところはロープがあるので安心
登山に裏技やショートカットなんてものはありません。

少しづつ自分と向き合いながら進んでいく…そのくり返し。

随分高いところまで来た気がするのですが、まだまだ山頂は見えません。
すこしづつ暗くなってきましたが、それでも歩みをやめない人々…この登山から何を学ぶのか?

夜明けを目指して歩く人達

暗くなってきた時間帯(18:30)で、この日の中継地点『太子館』へ到着。

自分たちのチームが利用した宿泊施設です
よくこんなコテージ作ったものだと思うくらい大人数でも利用できる寝室が用意されていて、今までたくさんの人が利用したんだな~と実感。
夕ご飯を軽くいただいた後は早めの就寝。

こんなところで御飯を頂けること自体が感激でした。

深夜出発で一気に山頂まで歩きます
5時間くらい睡眠をとった後、12時を回って起床!

山頂目指して出発です!

眠さよりもテンションのほうが勝っています
真夜中というのに人でいっぱい。
人が多いのは、同じ時間帯のスタートが多い証拠
渋滞しています。

本当に富士山を登ると、登山客の多さに驚きます。

まぁ夜中に出発すれば朝に到着。要するに日の出を拝むことができる時間帯に山頂に居たいわけです。

そのタイミングで登頂するには12時くらいにスタートするのがベストというわけです。

おかげで真夜中なのに大渋滞の吉田ルート

すごい夜中の行列
多分遠巻きで見たら異様です。

神を崇拝する信者達の行進みたいに見えるんではないでしょうか?

途中、なんと休憩ポイントがあります。

コーヒーやらスナックなど売ってますが、違和感…

そんな違和感も楽しみつつ、寒さと戦いながら徐々に山頂へ!ヘッドライトを頼りに進みます。
※暗闇なのであまり写真は撮れませんでしたが…

九合目が見えたらあと少しです。

標識を頼りに暗闇をひたすら進みます。
しかし、この時は夜が明けてきました。
なんだか明るくなってきました
結局山頂を間近にして日の出。

雲とのコントラストが見事です。※季節や天気によって違うので、ぜひ実際に見ていただきたいです

この素晴らしい景色に祝福を!

新しい日本の夜明けぜよ!
というか日によっていろんな景色が見れるわけなので、また登りたいという思いがすでに湧いていました。

日が出きったらまた山頂に向けて足を進めていきます。

ゴールまでもうすぐ。

長かったような短いような充実した「登り」でした
そしてゴールが『自分の中の小さな自信』を一つ育んでくれます。

山頂の世界は魅力がいっぱい

登頂したのは朝。

登頂したらまず写真という流れがメジャーみたいですね
すがすがしい景色が広がりますが、富士山は火口も含め奥行きがあります。

どこまでも突き進んでみたくなる衝動を受け止めるように山頂でも散策ルートが続いています。

ここからは山頂にたどり着いてから是非堪能してもらいたいのですが、この先も魅力的なポイントはいっぱいあるってのを少しだけご紹介します。


郵便局のような施設の他、わくわくするようなプチ登山コースもありますので、山頂で退屈することはないでしょう!

大切な補足

出発の時にも言われたのですが、下山が大事だそうです。

下り坂も結構険しいので危ないのです。

片足に重心を乗せながら降りるのは危険です
しかも足はパンプアップしていて疲れているわけです。

そこで片足だけに重心を置くような降り方をすれば足にかなり負担がかかります。

なので降りるときもバランスよく体を下り坂に委ねながら気を付けて降りて行く必要があります。

結構山頂に辿り着いたら安心して気が緩む人いるそうなのですが、下山のほうにもかなり気をつかいます。

勾配あるので気をつけて、一定のリズムで下山しましょう
山から下りるまでが登山です。
左右ジグザグの道を下ります
本当に下山するまで気を抜けません。

水分補給用の休憩ポイントもきちんと設置されています
そういう面も記事を読んでいただいている皆様に知ってもらえたら幸いです。
夜は分からなかったけど、随分高い所に来たんだと実感
実は下山中、足が激しくつったりして、馬にまたがって(有料です)下山した方もいるとの事。

出発地点に何頭か馬が待機しているのですが、こういう有事に備えていたわけです。

さぁ次は皆さんの番です。

言葉では説明しきれないくらい素晴らしい景色を堪能してみてください。

自然は偉大で、時には厳しいけど、やさしいです。
「価値観変わる」とかいう言い方はしませんが、今の自分の悩みなどの小ささを理屈抜きで感じられるんじゃないかなと思います。
近隣には他にも魅力的な観光地は沢山あります。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。