NHKスペシャル 新・映像の世紀
~グレートファミリー新たな支配者~
今回の参考サイトはこちらから。
レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。
サイト管理者 周作(twitter:DarvishShu)です。
日本は平和ですが、そこに至るまで色んな争いや思想のぶつかり合いがあったわけです。
資本主義はそんな中で、うまく資本の力を使って欲望や思想などを統制してきたようなイメージがあります。
今回紹介する映像は、そんな統制へと向かう中の中心となった
独裁者といわれている方やその家系のドキュメンタリーです。
日本人だけなのか、それか自分の知り合いだけなのかどうかは分かりませんが、人は自分でなにをしたいか決めきれない人が実に多いように感じます。
決めきれずに時間だけ経っていって、その中で無難な方法や楽な方をえらんで生きていく人が実に多いように感じます。
だ・か・らサラリーマン多いのかな…
いや、国としても変わらないような気がします。
実際に、現代もリーマンショックや中国の不況で苦しくなった時、対策としてやったのは、お金をただ刷るだけのもの。
個としても国としても「何かを大きく変える」という舵取りが出来なくなっています。
みなリスクを取りたがらないのでしょうか?
幕末の頃の、自分の事よりも将来の日本のために動いてきた維新志士のような方はもう政治界にはいないのか…
「そんなんで人生楽しいのか?もっと自分の人生に責任を持てよ。自分がなりたい生きたかくらい自分で決めろよ!」…といっても、それは自分の価値観ですので、なんとも言えません。
「なにそんな熱く語ってんの?ダッセエ…」なんて声も上がりそうです。
…話を戻しますね。
経済が不安定な時代、自分でなんでも決断が出来ない人が多い中、独裁者が出てきて
「これからはこういうルールに則っていく」なんてずんずん決めていって
支持させたほうが上手くいく可能性は高いのではないかと思います。
現に、ヒトラーの支持率は、はじめはえらい高かったのですから。
自分で何でも決断するより、人に決めてもらうほうが楽です。
メリットデメリットを考えなくてすむから。
…しかし、決めてもらうことに慣れすぎていって自分で決断することをしなくなった民衆は問題が起きてはじめて自分の意見を言ってこなかったことを後悔します。
もうこうなれば独裁者の進むほうに進むしかなくなります。
不満が爆発しても、メディアなどを使えば時間とともに回復していくことを知っています。
そして不満が最高潮に溜まったとき、国として戦争をするわけです。
怒りのエネルギーを発散する道を作ると意外と上手く行きます。
そして必ず勝てる戦争をチョイスします。
勝てば儲かり、経済が潤います。
戦争が終わり、何事も無かったように政治が進んでいきます。
批判もあるけど、より強い資本家が言論を抑えます。
今はそんな時代。
僕らが出来ることはデモやシュプレヒコールではないんではないかと思います。
今の現状を維持しながら、出来る範囲で…という考え方で解決はしないですし、どこかで国民もそんなのでは変わらないと分かっているのではないでしょうか?
今、この時代。
あなたは声を挙げますか?
現状維持を考えますか?
そういうメッセージを感じる映像でした。まぁNHKスペシャルはクオリティが高いっすね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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