鍋坂さんから学ぶ、写真撮影のテクニック

鍋坂さんから学ぶ、写真撮影スキルアップ講座

今回は、SNSには特に役立つ写真撮影のコツを伝授します!

レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

周作twitter:DarvishShu)です。

 写真撮影のプロフェッショナルをひた走る『コマーシャルフォト サン・スタジオ』の鍋坂樹伸さんから写真撮影のコツを色々と教えていただいたので、是非皆さんにもシェアしたいと思います。

プロのカメラマンにお願いするのも手ですが、自分で撮影した写真素材を色んな用途で使えるようになりたいですよね。

そう感じている方には今回特に耳寄りな情報だと思います。

普段タブレットやスマホで写真を撮る人も十分役に立つ内容です!

ただ、あくまで自分の見解で書かせてもらっていますので、よりよく知りたい方は、以下の鍋坂さんのFacebookページにメッセージを送ってみてください。

本当に丁寧に、カメラの初歩的な操作からプロが使う技まで教えてくれます。

鍋坂さん本人は様々なところで、撮影に関する講師を務めたり、撮影指導に出向いたりしているので、これからSNSやサイトで写真を撮って公開して行こうと思っている方なら最適な方です。

撮影だけでなく、ウェブサイトの制作や「運用」に関わる全ての人に分かりやすく届けるテクニックを教えて頂けると思いますよ。

写真を通じ、「製品」や「サービス」を正確に伝えよう

このサイトにも写真は使われていますが、

そもそも写真ってなんで必要なんでしょうか?

考えたことはありますか?

言葉よりも瞬間的に分かりやすく伝える事ができるからです!

そりゃあ『胸をえぐるような言葉』というものもありますが、そうは言っても視覚から入ってくる情報は強烈です。

だからこそ、その広報手段の写真をより良いものにするだけで、印象も違ってきます。

何かを伝えるときに非常に有効な写真。

しかし、そんな写真にも種類があります。

教えてくれたのは『イメージ写真』と『説明写真』

2種類の写真を認識してうまく使う!

動きや躍動感を感じる写真、その写真だけで何かを訴えかけてくれるのが「イメージ写真」

ステーキがジュ―ジュ―しているアップや、スキヤキがぐつぐつ煮込まれている写真。

そんな写真を見ただけで音が聞こえてくるような写真がイメージ写真として強いようです。

それに比べて「説明写真」は、説明書きを入れる前提で撮ったもの。

商品がよく見えるもの、形が正確に記されているものでないとだめです。

写真にも伝える役割があって、その役割を決めたうえで撮らないと伝わるものがおかしくなってくるということです。

人物写真のとり方もポイントを話してくれました。

介護やサポートのサイトだと、相手に向き合った目線でないと安心感が出てきません。

▼このAppleサポートページなんかが良い例です。

デジタルカメラの種類は大きく分けて4種類あります。

なので、コンパクトデジタルカメラを指して「デジカメ」と呼ぶのはやめましょう。

被写体や使用用途にもよりますが、カメラの購入を検討している人はレンズ交換ができるデジタル一眼レフかミラーレス一眼をお勧めしています。

SNSやブログで使う程度ならスマートフォンやコンパクトデジタルカメラで十分な場合もありますので、高額なカメラは必要ないかと。

三脚や、水平器など、撮影に必要な道具も一通り教えて頂いたのですが、今回特にインパクトに残ったものがあります。

それが、『レフ板』です。

レフ板を使うと印象が全然違ってくる!

「写真撮影は準備が大事!」という鍋坂さんが撮影時に使うマストアイテムの一つが、「レフ板」。

レフ板と言っても、何も専門店に売っている高価な反射鏡を使わなくても大丈夫です。

白い画用紙をボードに張り付けて立てかけられるようにしたものでも使えます。

このレフ板を使う事で全然見栄えが違ってくるのです。

写真を撮った後、フォトショップで画像補正が出来る人はある程度調整が出来ますが、このフォト版を使う事で、見せ方を“やわらかく”することができます。

自分の印象はこんな感じです。

試しに撮ってみたサンプルを掲載。

▲右がレフ板有りの写真です。

写真の柔らかさが全然違うでしょう。

食べ物や人の表情などが光の当たり方で全然違ってきます。

こういったちょっとした準備や気配りで見え方が変わるのです。

だから準備が大事という事。

光とうまく付き合う

他にも蛍光灯やライトに『ビニール袋』を被せると随分柔らかい感じの色を出すなど実践で見せてくれました。

ちょっと難しい言い方ですが…

僕らが見えてるものは、自分の目で認識しているのではなく、あくまで、光に反射されて写っているものを目が認識しているわけです。

だから光を味方に…光とうまくつきあっていくという感覚を持って、撮影前の下準備をすることで、プロとそう変わらないものが撮れるのです。

鍋坂さんの持論「出来栄えの90%が撮影前の準備で決まる!」

まぁ、このほかにも「遠近構造」「二分割構図」や「日の丸構図」等
踏み込んだテクニックを教えて頂いたのですが、その点は興味がある方は是非問い合わせてみてください。

見せる側と相手との関係が分かる一枚

印象に残ったインスタグラム(写真アルバム)を紹介をしてくれました。

航空会社のJAL・ANAです。


以下の2つの写真(小さいですが)見て頂きたいです。

皆さんはどっちの写真の方に好感を感じますか?

ちょっと考えてみて欲しいのです。


JALはおしゃれ路線というイメージで、ANAはあなたが主役だというイメージがします。

もう少し分かりやすく感じたことを書くと、ANAの写真は、『ANAを使っていろんなことをしてみよう』という“人の心”に沿ったイメージしやすい写真素材が多いと思いませんか?

だからってJALが駄目ってわけではないのですが、利用客の心理に入りこめている感の写真がどっちかというとANAの方に多い印象があります。

JAL・ANAは航空会社としての売り上げが逆転しました。

この写真からでも、どういう路線で伝えているのか経営戦略を考えているのかが見えてきます。

写真からはそんな見えないメッセージも炙り出していくのです。

“写真の力”は侮れません!

参考サイトの紹介

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

最後に分かりやすい写真撮影テクニックのサイトと、鍋坂さんの詳細を紹介させていただきます。

撮影の事で悩んでいたら、“職業柄、対面する方(被写体)の「瞳」見ることが多い鍋坂さん”に伺うのが一番手っ取り早いです。

コンタクトを取って相談してみたい方は是非利用してみてください。

鍋坂さん、ブログもやっているのでこちらもお勧めです。

カメラ操作とそのエフェクト(効果)が分かりやすく掲載されているサイトもあります。

「ゴリーミー(gori.me)」というサイト。

▲画像をクリックするとサイトに飛びます▲

分かりやすいのでオススメです。

▼特にサイト内にあるのこのイラストがイメージしやすいです。

購入したカメラの説明書をイチから読んでいくよりも分かりやすいですよ!