決意を胸に参拝 『松陰神社』の紹介

人生の師匠、吉田松陰先生の聖地へ

レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

周作twitter:DarvishShu)です。

今回は東京世田谷にある、とある参拝スポットの紹介を自分の将来のビジョンも兼ねて紹介したいと思います。

東京に出向くときは、何度も参拝に訪れたい聖地の一つです。

それは、東京の世田谷にある「松陰神社」

世田谷市役所からほどなくしたところに位置していて、渋谷からバスで一気に行けます。

市役所前で降りればそう迷う事はないスポットでしょうか。

▼電車でも行けます。今回は電車をチョイス。

サイトを見て頂ければ分かりますが、神社の詳細です。

通年、参拝可能時間は午前7時から午後5時までの間

※社殿でのお祓いも依頼があればしていただけます。

松陰神社
〒154-0023
東京都世田谷区若林4-35-1
TEL:03-3421-4834

幕末の教育者であり思想家に憧れて

幕末の教育者として、長州藩の原動力となり、多くのキーパーソンを輩出していった吉田松陰。

彼の功績を伝記で知り、どっかで人生の教師みたいな職業に憧れていました。

普通高知県だったら、坂本龍馬だろ!という声も挙がりそうではあります。

もちろん龍馬さんも高知の偉人としてとても尊敬していますが、僕はこの吉田松陰の行動力や情熱にどこか惹かれるものがありました。

特に松下村塾でのわずか2年程であれだけ維新に関わる人材が育ったというのがスゴイです。

吉田松陰という人物に関わる事で、何があったんだというくらい塾生の中に変化があったのでしょうね。

魂の震える教育というやつでしょうか?

最後の方にちょとだけ教えを乞うことができた生徒の伊藤博文が初代総理大臣になってしまうくらいの教育は、一体どんなもんだったのだろうか…

▼なんと松陰神社のサイトでは、子どもにも分かりやすい仕様のページも制作しています。これはすごい!

百年の時は一瞬にすぎない

私事ではありますが、参拝している時に思い出した思い出を書いかせていただきます。


大学時代に、僕はやりたいこともなく、ダラダラと時を過ごしていました。

そんな時に先輩の勉強会に呼ばれ、彼・吉田松陰先生の思想を学ぶことになります。

始めは暇だったから参加した勉強会でしたが、妙に松陰先生の和歌が印象に残ったのが始まりでした。

その内容は…

「志を立てるためには、人と異なることを恐れてはならない。
世俗の意見に惑わされてもいけない。」

……惑わされすぎてたし恐れて何も動いてなかった自分。

…そして、

「百年の時は一瞬にすぎない。君たちはどうかいたずらに時を過ごすことのないように。 吉田松陰」

……本当に何もせず時間だけを浪費する人生はもったいないのです。

ある程度年齢が経ってからやっと思い出した言葉です。

人生はあっという間です。だから「いつかやろう、やりたい」ではなく悔いないようにすぐに行動せよというメッセージ。

そんな吉田松陰の言葉が、社会の荒波に呑み込まれそうになったときに、ふと思い出したのです。

そして「自分の人生は勇気出して自分で決めて、そして臆せず動いていこう!」という原動力になりました。

志を持って生きる

仕事や海外での暮らしを経て、30の時に固まった夢は、『世界の吉田松陰となって、海外で日本語教師の教鞭を振る舞いながら世界を股にかけて活躍できるような人材を育てていく。

アジアで、日本の文化や考えを学ぼうとしている志高い生徒達に出会い、革命家を育てていきたい。』

そんな壮大な夢を持って、海外で活動するために当時資格を持っていた日本語教師の仕事に応募し続けました。

それから5年……。

諦めきれずに応募し続けたものの、全て不採用の結果。

審査員に対する憤りで泣くほど悔しかった思い出がありますし、そんな前の話ではありません。

まだ自分の本気度が足りなかったのかという想い半分、志が通じなかった無念さ半分。

それでも別な角度から、違った方向からなんとか夢を叶える方法はないかと模索する日は続いています。

そんな一歩間違えると変人みたいな情熱を変わらず持ち続けられているのは、やはり吉田松陰の影響が強いです。

根本は…

社会が悪いと言って文句言ってても何も現状は打開しない。

今、文句”だけ”言う大人がマジで多すぎる中、「だからこそ、できる可能性があるならチャレンジしてみることが大事」なわけです。

そしてこれからも「挑戦」は続けていきます。

結果、実を結ばない事もあると思います。

それでもやる前から言い訳せずに、諦めずに、やってみる。

やる!

その気持ちの再確認を先生に報告しにきた今回の参拝でした。

心穏やかに

大学を卒業してから、本当に社会の理不尽さに耐えられないくらいの怒りを感じる事が何度もありました。

だからって文句を言う”だけ”の大人になってはいかんと思うのです。

子どもは大人の背中を見て育ちます。

だからこそそんなカッコ悪い大人にはなってはいけないと感じます。

いつも心穏やかに、相手の意図を汲み心通じ合うには感情的にならずまじ。

自分の中のゆるがない平穏な気持ちがあってこそ人に想いは伝わっていきます。

今まで学んだ事をかみしめるように思い巡らせ……そして参拝を終えました。

参拝を終えた後、ふと頬に手をやると…めっちゃ蚊に血を吸われてました。

「コノヤロー。人が心静かに参拝してるってのに!散々血ィ吸いやがって! 空気の読めんモスキートォォ!出てこいコラァ!!一瞬のうちにペシャンコにしてやらァ!!」

…参拝を終えたばかりなのに、早速心、乱れまくっています。

吉田松陰先生の映画「獄に咲く花」はお勧めです

直木賞作家の古川薫さんの作品「野山獄相聞抄」を原作とした、吉田松陰先生の映画「獄に咲く花」はとてもお勧めです。

想いがストレートに表現されている他、異色ながらも切ない恋の物語に仕立てあがって(?)おります。

松陰先生の教えを学ぶ……となると、ちょっと堅苦しいなぁと感じる方、まずはこちらの映画から観てみては如何でしょうか?

知れば知るほど、この方の凄さは底なし沼のように魅力を感じると思います。

今回は参拝の中、自分の私情が入り込んだ部分もありましたが、読んで頂きどうもありがとうございました。

チャレンジの一つであるこの「ブログ」も続けていきます。

もちろん読んでくれてる皆さんにとって、有用な時間となれるようなものを!

これからも宜しく。