選択しづらいのは情報が多すぎるから? みなさんの日常の「あるある」を掘り下げてみたいと思います。
マーケティングを考える上でも無視できない視点ではないかと思ったので、皆さんにも是非シェアしたいと思います。
今は情報が多すぎる
レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。
周作(twitter:DarvishShu)です。
選択肢が多いのって一見良いような気がしますが、逆に迷ってしまい、結局決めきれないことがありませんか?
バリエーションあれば見るのも楽しいのですけどね。
お店ではともかく、ネットで検索するとあまりにも種類というか情報がありすぎて立ち往生してしまったケースがありました。
そんなケースを分かりやすい実験で提唱した学者さんがいます。 コロンビア大学のアイエンガーという博士なのですが、「ココロの盲点」として面白い実験をされています。
実験の記事は一部抜粋させていいただきます。
それはジャムの試食販売ブースでの実験。
「6種のジャムを売る場合と、全24種を売る場合」を比較したものです。
立ち止まる人は24種のブースのほうが多かったのですが、実際に商品を買ってもらえる率は反対に6種のジャム売り場のほうが高くなりました。
結果として、6種陳列のブースのほうが、7倍もの売り上げをあげたのです。
アイエンガー博士はこの結果を「同時に処理できる情報には限界があり、許容量を超えると購買意欲そのものが低下する」と説明しています。
情報がありすぎるのも困りものですね。
こういう実験は色んなシチュエーションなどによって誤差は出ると思いますが、自分がこの場にいてもおそらく同じようなアクションをとっていたと思います。
そう考えると、ラーメン屋さんとかはあんまりメニューが多すぎると迷いますよね。
すぐにぱっと決められることは回転率を良くするということにも繋がります。
お品書きは店オリジナルのラーメンだけに絞って成功しているお店もあるわけですし、ファミレスみたいなバリューなメニューでも、季節や特別期間という張り込みでお勧めの商品をピックアップしていますよね。
一点の方向からだけでなく、ココロの盲点に気をくばったマーケティングって大事だなぁと感じます。
販売だけに限った事ではないですけど、とにかく人間の心理って面白いものです。
改めてそう感じます。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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