お金との付き合い方【前編】~お金の本質を見極めよう~
レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。
周作(twitter:DarvishShu)です。
今回お伝えする内容は「お金」についてです。
このテーマは今まで様々なブロガーさんやYoutuberさんがオピニオンを発信していますが、自分もお金に対して皆さんに伝えたいことがあるので執筆に至りました。
…というか、自分はこのテーマで6年前に講演会(倫理法人会)をしていたりします。
だからこそその時に作ったレジュメを元にお金との付き合い方を伝えて行ければと思います。
お金の本質を見極められないと人生で多大な損失になります。
そんなに大切な存在である「お金」。
でも学校ではまるでタブーであるかのようにお金についてきちんとした授業は有りません。
僕が講演会をしてまでもこのお金の、お金との向き合い方の話をしたのは、これから社会に出ていく学生さんたちに考えてもらいたかった…考えるきっかけにしてほしいと思ったからです。
昔、放課後子ども教室といって、子どもたちのお世話をしていた時期がありましたが、その時に勉強などを教えてた子達が高校生くらいになった時、この話をしてあげたかったです。
まぁ今はブログという便利な広報手段があるので、いくらでも伝え方はあります。
前置きが長くなりすぎましたが、自分の言葉で論じる『お金論』にお付き合いください。
誰よりも上手く説明してみせましょう!
お金って何だろう?どこまで考えたことある?
お金はこれからの人生において大切なものです。
あれば便利です。
あるにこしたことないです。
しかしお金というものは一体何なのか?というところに踏み込んで考えた方はまだあまりいないのではないかと思います。
考えなしにただひたすらお金を追い求めていくと…どうなりますか?
さっき「あるにこしたことない」なんて書きましたが、お金はありさえすればいいのでしょうか?
今回はそんなお金の成り立ち、そして歴史やお金自体の本質について考えてみます。
一度はニュートラルに考えてほしいです。
「お金」とは何か?
決してスピリチュアルな事を伝えたいわけではないのですが、僕の師匠が以前不思議なことを言ってました。
「お金はなぁ。使ったら使うほど入ってくんねん」…と。
僕は当時、この意味が良く分からず、
「だからといってやみくもに使ってもリターンがあるかどうかも分からんでしょう?使うほど入るっていうのはかなりケースバイケースなんではないのか?」というのが感想でした。
でも僕は、そんな社会起業家でもある尊敬する人たちと一緒に仕事をする機会を経て、お金を駆使して社会を良くしていこうとしている彼らの背中に憧れました。
なんとなくだけど、自分も社会起業家になりたい…当時はそんなイメージをなんとなく抱いていました。
お金はあればあるほど何かのプロジェクトを進めるのに困らない。
よし、まずは自分がお金持ちにならないと…
そう感じて、師匠に「どうすればお金持ちになれるか」なんて今考えたらあまりにもざっくりした質問をしたことがあります。
その時の回答はこうでした。
「お金持ちになりたいなら「お金持ちの集まり」に入って、そこでお金持ちの人たちの考え方を学べばいい。アーティストになりたいとか他の事に関しても同じ」
そういうアドバイスを頂いたので、「お金持ち 集まり」みたいな検索をして引っかかったらそこのコミュニティに参加してみるなどの無謀なことも敢行してみました。
実際に何億も稼いでいる人たちの交流会に無理やり参加して、少し痛い目も見たのですがエグい体験も出来たので、今振り返れば貴重な経験だと誇れます。
彼らはインサイダー取引なんて簡単にやってのけて、取引では勝つべくして勝ち続けます。
※この部分はいつか“億を稼ぐ人間の思考回路”みたいな題名で『S級記事』で掲載しようと考えています。
さて、話を戻します。
師匠の不思議なお金の価値観にも触れながら、お金って一体何だろうかというのを真剣に考え出しました。
資本はやっぱり大切なので、その根本を知ることから始めないといけないと感じたからです。
20代後半の頃です。
30代間にワーキングホリデーを使って海外で暮らしてみたのですが、海外には当然「海外のお金」があります。
種類も材質も違っていてユニークです。
ここで少し海外の紙幣について解説しましょう。
オーストラリアの紙幣は破ろうとしても破れないんです。
材質が特殊です。
ちなみに日本の紙幣はニセ金が作りにくい大変優秀な作りになっているそうです。
その分紙幣を発行するのに経費という名のお金が使われているわけで、皆さんお金や紙幣を刷るのにお金が必要だなんて知ってましたか?
かくいう自分も、一円を製造するのにいくらかかってるとか考えた事なかったです。
お金って何だろう
混乱しない程度に話を戻して…
生活の一部として何気なく使っていたお金。
本当になんなんでしょうね?
まず、お札に書いている文字に注目してください。
何気なく使っていたのに気にも留めなかったはずです。
『日本銀行券』と書いていますよね。
そうです。これはお金ではないのです。
日本銀行が発行している証書というわけです。
お金というのは「金(きん)」を意味するのものであって、我々が使っているのは、その金の引換券、証書であるというのがまずは認識すべき事実です。
ちょっと話がそれますが、昔のお金の価値はこんな感じです。
お金についてのことわざもいくつかありますね。
ほんの一部ですが紹介しています。皆さん意味分かりますか?
「時は金なり」という言葉は日本で生まれた格言ではないというのも興味深いですね。
日本が例外というわけではなく、世界中で昔からお金の取引が行われ、そのお金に対する格言が生まれてきたということです。
一応この話はあとへ引きずらせたくないので、ここで完結させておくため答えを書いておきます。
お金に対する今のとらえ方は?
このお金との向き合い方の講演をする前に、「お金」をテーマにしたフリートーク(ブレインストーミング)をしてもらったことがあります。
やっぱりなんだかんだ言ってもお金は大事だ…っていう意見が共通のようです。
でも今回の話は、大事なのはお金のその裏にあるものを紐解いていきたいと思うのです。
前半の話はここまでになります。
お金がないとどんな正論や正しい行いをしても食べていけないわけです。
「正論だけでは腹は膨れない」というのはまぁ正論でしょうか…
ことわざや格言として残っているので、説得力はありますよね。
ではもう一歩深く切り込むためにも、お金のルーツについてみていきたいと思います。
資本主義の原理を知ろう
皆さんはご存じだと思いますが、世の中は今想像以上に不平等な世界が進んでいて、資本を持っている人間がほぼ勝つようになっています。
そして資本家は自分たちに都合の良い操作をしていきます。
この図式は資本家が相当バカでない限りはそう変わりません。
資本のないものは資本家に勝てないのが資本主義。
僕は、この今の資本主義を無階級制のボクシングの試合みたいなイメージで見ています。
こんな世界が続いていけば、持続可能な社会には到底至りません。
未来に対して不安を抱く人が多いのも無理はないです。
自然な感情です。
知識や才能のある人がきちんとした競争ができるような社会を望みますが、たった一回の選択でお金や時間を奪われるというケースが日常に沢山潜んでいて、気が落ち着かないでしょう。
情報過多なため、費用対効果が読みづらいのです。
まぁ……このあたりはダボス会議にお任せするとして、そんな膨れ上がった格差の原点をさらに紐解いていきましょう。
長くなったので〔前編〕はここまでとします。
〔中編〕でよりお金に対して、歴史を交えながら深堀りしていきます。
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