日米通算200勝の広島カープ 黒田博樹選手がこれだけファンに支持される魅力を紹介(個人的見解)

日米通算200勝の広島カープ 黒田博樹選手がこれだけファンに支持される魅力を紹介(個人的見解)

日米通算200勝を見事達成し、2016年惜しまれながらも引退される 広島カープの黒田博樹投手

200勝という数字がいかに難しいのかは今まで達成した人数を振り返ってみても分かります。

長い歴史でたった25人です。

ましてや日米合わせての200勝

一勝を大事に、しっかりと積み重ねてきた結果ですね。

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もう日本球界で200勝投手は現れないのではないかとも言われているくらい、今の時代では金字塔の記録なのです。

様々なメディアで取り上げられている黒田投手

当然ではありますが、ネットやスポーツニュースなど至るところで彼の魅力は伝えられています。

カープファンはもう嬉しくてたまらないでしょう。

2016年のシーズンは、月曜日やオールスターの時期に試合が見れない日がもどかしいんじゃないでしょうか?

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まずは、黒田博樹選手の簡単なプロフィールを書かせていただきます。

※他の色んなサイトで詳しく紹介されているので、ここでは詳細の引用のみにしておきます。

1975年2月10日生まれ

父が元プロ野球選手

専修大学でエースとして頭角を現して後、1996年に広島カープに入団。

入団当初から評価が高かったわけではなく、入団当初は好不調の波が激しかったが2000年くらいから徐々に勝ち星を積み重ねていく。

2005年には最多勝。

チームが低迷している中でも一人熱いピッチングをファンに見せていたので、ファンからの支持はかなり高かった。

メジャーリーグからおそらく戻ってこないだろうとファンですら思っていたが、2015年に広島カープに戻ってくる。

2016年10月19日 引退会見

日本シリーズが最後のマウンドとなる

黒田選手の魅力について詳しくはこちらのサイトなど参考に頂ければと思います。

デビュー当時から黒田選手を見続けているわけではないので、半端な事書くと、ファンからのお叱りをうけそうですので。

個人的ではあるが、黒田選手の魅力を感じる部分をシェアしたい

200勝を見事達成し、様々なメディアやサイト上で黒田選手のことを取り上げている中、なぜ今回あえて個人的に記事を書かせていただいたかというと、特に魅力を感じている点をシェアしたかったからです。

まさしく彼の生き様から生きていく知恵を感じる部分です。

そこをカープのファンでなくとも全てのアスリートとそのファンの方にシェアしたいと感じたので、記事にしました。

題して、『黒田選手の魅力・個人的見解だけど紹介!』

実は、僕のブログのタイトル『明日、死んでも大丈夫?』も黒田選手のマインドを参考にしてたりします。

座右の銘である「耐雪梅花麗(雪に耐えて梅花麗し)」を見事に体言

黒田選手の座右の銘で、読み方は、「雪に耐えて梅花(ばいか)麗(うるわ)し」です。

意味は
梅の花は、冬の雪や厳しい寒さを耐え忍ぶからこそ、初春に美しい花を咲かせ、かぐわしい香りを発する。
苦難や試練を耐えて乗り越えれば、大きく見事な成長が待っているというたとえ。
大成するには忍耐が不可欠だということ。
また、この事実を知れば楽なやり方・生き方などできない。

現代人はどうも楽なやり方・生き方を模索しようとする傾向があります。

インフラが整い、便利快適な生活が当たり前になった今、そういうマインド(考え方)が芽生えるのも無理ないかもしれんです。

しかし、時代や環境が変わってもブレずに自分の背中(プレイ)で、生き方の手本を淡々と見せてくれる部分はさすがに一流だなと感じます。

時には黒田投手は失点を重ねて敗戦投手になることもありましたが、「それも結果」と受け止め、自分がやるべきことを続けていく姿勢にプロとしての生き様を感じずにいられません。

負けたら落ち込んだり心身乱れたりするのですが、もう結果が出たらすぐ次にやるべきことへ向かっているわけです。

それでも駄目な時はある。

それでも耐えて、乗り越えて大成させた生き方の手本です。

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一年を通じて変わらないパフォーマンスを維持し続けるという事

野球選手でなくともアスリートやパフォーマーは、一年を通じて常に安定した実績を残し続けるのは至難の業です。

人間だから、時には体調が悪くなったりメンタル的な影響でいつも通りにいかないことはよくあります。

特にゴルフやっている人だとよく分かると思います。

「プレイに精細を欠く」というのは、野球以外でもよく聞くスラングですね。

「その日だけたまたま良かった」なんてケースはあっても、常に良いコンディション&パフォーマンスを出し続けるというのがいかに難しいか。

そういう視点で見ると、黒田投手は一試合一試合を大切に投げていく中で、一つの結果だけを「点」でとらえるのでなく、「線」で見てるな~というのを感じます。

当たり前のように良いコンディションを維持し続けるには、影での相当な努力やケアがあるからでしょう。

200勝というのはその結果。

自分達の日常や仕事においても同じことが言えます。

いかに自分の流れを作ってパフォーマンスを維持し続けられるかで、積み重ねてきた業績に違いが出てきます。

今回の200勝という偉業は、黒田選手の変わらないパフォーマンス力が実った結果だ感じてます。

これが一番難しいのです。

200勝の次は201勝という考え方

最後はインタビューや記者会見を聞いていての個人的な見解です。

黒田選手は記録よりも目の前の一つ一つの勝利やファン、そしてチームの向上を常に考えているなと感じました。

ペナントレースで、タイトルホルダーになる可能性のある選手はシーズン終盤になるとその記録を意識します。

タイトルとれるかもしれないので当然でしょう。

でも黒田投手から発せられる言葉からは、タイトルよりもチームの事を常に考えている印象でした。

自分は以前、よく「忙しくて…自分の事で精一杯だ!」という言葉を言ってたのを思い出します。

そんな時って自分の事だけに意識が向いていて、チームや組織内に目がいっていない「視野の狭い状態」です。

今回の200勝の会見だけを見て感じたことではないですが、「視野の広さ」が彼の人を感動させたり惹きつけさせる大きな要因ではないかと感じてます。

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普通の会社ならまだしも、プロの厳しい世界なら結果が重視されプレッシャーも半端ないはずです。

だからなおさら自分の事で精一杯になりがちですが、そこを乗り越えて広い視野を持って活躍しているのは「自分の事」から一つ上のレベルに上がらないとできない事ですね。

200勝を達成された時の会見や、引退の会見から当たり前とはいえプロとしての意識の高さを感じました。

最後に

やや個人的な見解ではありましたが、一ファンとして黒田選手の魅力を紹介させていただきました。

引退されたのは本当に寂しいです。

野球という真剣勝負を純粋に楽しめたのはもちろんですが、プレイを見ていて、生きていくための知恵を学べました。

2016年の広島カープは、理想の会社組織(中小企業向き)みたいに感じます。

カープ優勝の後も、広島の街を中心に真っ赤に盛り上がりました。

盛り上がりは今年だけでなく、ずっと続きそうですね。

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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。