国の対応にうんざりしている方へ

子どもみたいなやりとりの政治家たち

レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

周作twitter:DarvishShu)です。

「Go to トラベル」の対象地域の取りやめで揉めていますね。

関東圏の宿泊施設が一番被害を被る形になりそうですね
わかりやすい記事があるので、こちらを閲覧願います。
この点で、国会とのやりとりで小池知事に東京は除外という旨を知らせたけど電話に出なかった。寝耳に水とか言われても…とかいう幼稚なやりとりが露呈していました。

ニュースを見ていて、これは本当に大人のやり取りなんだろうかと不思議に感じます。

『言った言ってない、連絡した聞いてない』のやりとりは正直見たくなかったです。

政府の東京都に対する不信感の高まりとはいえ、お互い共存していかないとうまく回らないので、歪なパワーバランスを感じます。

僕から言わせてもらってもえらく幼稚だなと…こんなでも皆は国に任して大丈夫と思っているのだろうか?

「東京都からなにか言われる筋合いはない」とか言ってる場合ではないのです。

一応方針は決定したのですが、ハッキリしている部分がなく、誰が見てもあいまいです。


線引きの内容は、納得行くようなものではなく、不満のある方や解せない方は今後出てくるだろうと想います。

想定外の事態とはいえ、観光関連の業者やインフラ関係までここまで周りを巻き込んでしまうと、呼びかけを素直に受け入れる方がどれだけいるのか不安ではあります。

アラートの発動でまた急転直下の方針が出るのでしょうか?

もう国に任せておけない!と立ち上がった若者たち

ここで海外の出来事を紹介します。

コロナとは関係ないのですが、全く無関係だとは思えないので。

ちなみに日本ではまったく報道されていないです。

昨年酷い歴史的大事件が起こりました。

場所はバングラデシュ

▼一応事件の記事を掲載しておきます。

バングラデシュでは、近年の一極集中都市化のあおりで、腐敗政治の影響も手伝い、インフラをはじめとしたトラブルが耐えないようです。

そんな時、市内で2台のバスが追い越しをしながら乱暴な運転をしている最中、勢いが止まらなくなり、バス停でバスを待っている学生たちに向かって突っ込むという痛々しい事件が起こりました。

2人が亡くなり、重軽傷10数人という惨事でした。


日本ではありえないのですが、事故を起こした運転手は無免許

バスは正規の車検を受けてないにも関わらず客を乗せたまま追い越しをしあうという愚行の末の事故でした。

これに対して親族は勿論、関係者や学生達が怒りの抗議を行いました。

まあ当たり前です。

しかしその事故を受け、記者会見での政治家(運輸大臣)は、一通り報告をするものの「まあこういうことはよくあるもんだ」と最後に笑顔で終わらせるような会見でした。

この一件で、学生の怒りが爆発し、皆で道路封鎖を行い、デモを行うという行動に発展しました。

「道路の安全確保」と「大臣の謝罪」です。

町中は当然のように交通がマヒして異常事態になります。

この事件の背景と学生たちの動きが広がり、学校の自主休校などが起こりました。

彼らの中心は中学生や高校生です。

「もうあんな大人達は任せておけない!」と思ったことでしょう。

そこでデモをするだけでなく、交通整理や通行する車の車検、免許書の徹底した確認などを学生たちが率先して始めたのです。

©Photo by You X Ventures on Unsplash
封鎖デモのような抗議活動だけでなく、頼りにならない大人たちに任せるのはやめて、自分たちで自分の暮らしを守っていこう…と。

今の日本の社会人は忙しすぎて、ゆとりがなくて「頼りにならないんだったらもう自分たちでなんとかする」という発想にならないかもしれません。

でも腹をくくったら、最終的には自分たちの暮らしは自分たちで守るしかないと思います。

どっかで人に任せっきりの心理があると思いますが、来たるべきときには皆で立ち上がっていかないと、暴動や死者が出てしまったら取り返しがつかなくなります。

現に、バングラデシュの学生たちは、警察も軍も出来なかった緊急車両用道路の確保…救急車を通せるようにするとか、人力車用と乗用車用のレーン分けなどの交通整備をやってのけたのです。

この模様は、フェイスブックではかなり拡散されたので、知っているかたもいるかも知れません。

ものすごい勢いで国中に広がりました。

その後、劇的に変わった部分もあれば、学生に向けて反旗を翻す腐敗したメディアも出てきて、緊張状態は続いていますが…


この部分は、ぜひ知ってもらいたいところです。

日本では悲しきことに報道すらされていません。

怠惰な大人に任せていても腐敗政治は一向に改善しません。

変わることを期待するのではなく、いつかは動かないと未来が開けていかないと感じます。

忙しさを言い訳に、『あなた自身の暮らしに対して誰に何を期待しているのですか?』

いざとなったら自分たちで動き、変えていくくらいの気概は大人として必要です

自分に何ができるかを常に意識

仕事が忙しいのかどうかはわかりませんが、自分に知らない領域はあまりにも他人に任せっきりになっていませんか?

関心を持つことをやめていませんか?

そんな状態の大人が多いほど、ますます国が調子に乗って腐敗していきます。

自分事として関心を持つ事をしないと思考が停止してしまうと、愚痴を振りまくか「仕方ない」って言葉ばかり使うようになってしまいます。

そんな大人にならないように、政治は自分事としてニュースを見ていきたいですよね。

いざとなったら大人たちでこの国を守るんだという気概を常に心に持ちながら…

とりあえず、個人的には選挙はネットで投票できるようにして、ハンコの文化をいい加減辞めにしてほしいです。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。