大河ドラマ「真田丸」の感想(前編)
レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。
周作(twitter:DarvishShu)です。
2016年の大河ドラマ「真田丸」は見てますか?
真田幸村の生き様や真田家の時代に対応した立ち回り方を描いた、知略に富んだ物語になりそうです。
僕は、今の日本の中小企業が今後うまく立ち回って生き残るためにはどう知恵を働かせていけばいいか?という観点から見てます!
まだ今の段階でのストーリーは前半ですが、独特の視点から見たレビュー(Belief)をシェアしたいと思います。
皆さん、どんな思いでこの物語を楽しんでいるのか気になります。
昔言葉が無いというのは不自然でもなんでもない
まず、はじめは登場人物達の「しゃべり方」が気になりました。昔の言葉を殆ど使っていないので現代っぽく感じたものです。
でも位の高い者同士の会話でもないんだし、いちいち謙譲語や尊敬語を使うのもおかしなもんで、よくよく考えたら不自然でもなんでもないかも…と慣れてきました。
ツッコミを入れたくなる言葉もありました。
“きり”さんが源次郎に言った台詞で「打たれ弱い」という部分…ありゃあボクシング用語ではないかと!
昔の言い方じゃないハズだ。
そんなツッコミは置いておいても、昔のフツー人達はどんなしゃべり方してたのか、だんだん気になってきた次第です。
「昔の人達の会話」っていうのは、武士階級の会話でなくて、村人達の何気ない会話です。
今も根付く地方の“なまり”のまんまだったのでしょうか?
物語の華僑へ進むまでの代行キャラが光る!
源次郎のお父さんの昌幸がとにかく策士というか戦略家で、ここまでどんなに出番が少ない回でもバリバリに目立ってます。
今の所、主人公より確実に目立ってしまってます。
どうしても昌幸ならではの知略や思考回路に関心が高まります。
彼が主人公では無いのですが、源次郎が成人して世に出ていくまでの物語の「芯」をしっかり形作ってくれる役目としては非常に頼もしい存在です。
漫画とかでも、こういうお師匠さんのような立ち位置のキャラがいてくれたら、主人公の成長をスムーズに伝える事ができて非常に構成がしやすいと思います。
主人公が成長した後でも物語のスパイスとなれば、その存在も活き続けます。
また、「わしゃ決めた!」「ど~も好かんのじゃ」とかいう、独特な間がある話し方も、今の時代で言う”ちょいワル親父”みたいでキャラを引き立たせています。
そのうちあのしゃべり方を真似する人もでてくるんじゃないでしょうか?
頼れる上司が殆どいない現代社会。
こんな頭の中を一回見てみたいと思えるような人がいたら、会社も楽しくなるのではないかと思います。
次はどんな手を打つのか?物語のワクワクを引き立ててくれます。
戦いは非情。だからこそそこまでのプロセスを大事に
戦(いくさ)はそこまでの過程がしっかり描かれてこそ感情も盛り上がります。
真田と徳川お互いの小競り合いが結果として大きくなるわけですが、その「煙の点て方」が上手く描かれていると感じます。
今後どういう形で火がたつのかという予想が出来るのでその辺りが物語を面白くさせていくのではないでしょうか?
時代劇は世界に誇る文化資料
大河ドラマは代表的な作品ですが、この「日本の時代劇」は、一つの文化として世界に恥ずかしくない媒体だと思います。
今後はどんどん名作を世界に出していくのがいいと感じるのですがどうでしょうか?
歴史から学ぶ事は多いです。
歴史オタクなだけの人もいる中、改めて時代劇から発するメッセージ性の強さを発信しつづけていくのが大事だと思います
いかなるときも命をかけて真剣に人生と向き合ってきた記録なわけですから、今も色あせないドラマがあります。
まだまだ、広報の発信をしていく上で伸びしろはあると思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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