今考えたら凄い設定だと思う
この度は閲覧いただきありがとうございます。
周作(x.com/DarvishShu)です。
今回は昔大ヒットしたアニメ、『幽遊白書』のレビューを書いてみます。
この作品は漫画界では知らない人がいないであろう人物・富樫さんの作品で、アニメ化されてからその人気は女子高生中心に爆発的に広がりました。
未だに“飛影”や“蔵馬”は人気があります。
後で知った事ですが、「中二病」というワードは“飛影”がそのはしりだったようです。当時学生だった自分はただただアニメが楽しみだった思い出があります。
学校内では文具グッズにはじまり相当人気がありました。
でも大人になってこの作品を振り返ってみると結構危ない設定だったなと感じます。
まず霊界探偵として活躍する幽助や桑原はまだ中学生だったりします。

これは中学生が首つっこんでいい世界じゃないだろ…まだ骨格などがしっかり確立していない年頃なのに…と今考えると不自然だったり無茶な設定が多いような気がします。
AbemaTVにて再放送されていますので、昔見た事がある人は機会があればもう一度視聴してみてはいかがでしょうか?
マンガでは伝わりにくい所や難しい部分をアニメでうまくまとめてくれています。
アニメ化した作品としては成功事例になるのではないでしょうか?“スタジオぴえろ”さんのスタッフ達…優秀です。
構成はこうなっても仕方ない
自分はアニメよりも漫画を読んでいた側の人間なので、アニメになった時の構成に残念な想いだったのを思い出します。
マンガの1~2巻は死んでしまった幽助が霊体のまま人間社会にすこしだけ介入しつつも人間ドラマに関わっていくストーリーが描かれていました。

すぐに生き返ってしまいます。
個人的にマンガの1~2巻で描かれたストーリーが好きだったのでやや残念でした。
世間ではそんなハートフルなお話よりもバトルを欲していたのかもしれません。
予定よりもずっと早い段階で、この物語屈指の人気キャラ“飛影”と“蔵馬”が加わり、話が進んでいきます。






彼が首を突っ込んだ世界とは
暗黒武術会に参加した幽助たち。

この設定には驚きました。

この設定は昔だから良かったのか、よく設定が採用・通ったなと感じます。
アニメなのでフィクションではあるものの、よく考えると無茶です。


ともかく、そんな無茶な設定とライバルたちではありましたが、バトルの爽快感や出てくる魅力的な敵方のスタイルが人気を醸し、相当な人気が出たのを覚えています。












それ以外の2名は完全な悪役ではなく、どこか自分の戦闘スタイルに美学を持っているキャラ。

これも当時の若者たちには抜群に印象に残りました。

富樫先生が天才だと言われるのも分かります。
こんなキャラを頭に描けること自体がクリエイターとして突出しています。
それぞれの美学や思い、プライドや憎しみ…それらをちりばめながら進んでいく戦い(殺し合い)…

意志を引き継ぎ描き続けた制作陣
マンガの方では富樫先生のモチベーションが下がったかのように魔界の扉編あたりからストーリーの進み方がやや飛び飛びになっていきます。
そして連載の方は急な終わり方を迎えました。
この辺りは連載の担当さんと色々あったようで、大人の事情としてここで書くのは控えます。
ただ、アニメの方は制作陣がすっかりこの作品を気に入ってしまったのか、それとも熱心なファンからの支持に応えたかったのか、最後まで丁寧に作り上げてエンディングまで持って行ってくれています。

幽白ファンの為に作ったといっても良いくらい奇麗な着地点になっています。
それが「魔界T(トーナメント)編」
ある程度は納得のいく終わり方をしてくれたのでファンの方は嬉しかったのではないでしょうか?
ファンの皆が作品を押し上げ、フィナーレへ迎えた作品だという印象です。


今は1クールで発表されるアニメの本数が多すぎて、一つ一つに思いを込めたファンが付きにくい印象があります。
でも作品がつくられるまでの間、様々な打ち合わせや作画を経てやっと1つの作品が出来上がるのです。
この幽白ほどではないにしても、ファンと制作委員会とお互いに盛り上げながら作られていけば良いですね。
そうすれば双方思い出深い作品になると思います。
制作委員会に予算が入ったからといって作画崩壊起こしながらもとにかく作り上げればいいというものではないんです。作品が泣いてしまいます。
今回、一つの理想的なアニメの在り方として『幽遊白書』を紹介させていただきました。

この作品をリアルタイムで読めた自分は幸せだったと思いますし、こんな感じでファンと一体になって盛り上がれる作品が今後も出てきてくれるのを願います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

























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