感想「SAKAMOTO DAYS」すぐにジャンプだと分かってしまった

©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会

サカモトさんの第一印象は大体同じな件

この度は閲覧いただきありがとうございます。

周作x.com/DarvishShu)です。

会社に忙殺され、いつの間にかマンガは読まなくなっていました。

でもこの作品は多分、週刊少年ジャンプ出身だろうというのを滅茶苦茶感じる作品に出合ったので、レビューを書かせていただきます。

タイトルは『SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)』

坂本さんという人と彼を取り巻く人間達の日常を描いたドラマというのが分かります。

でもこのサカモトさんと言う最強の殺し屋…(※本名は坂本太郎です。)

©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
もう漫画の連載が始まったころから言われている事だと思うのですが、昔の伝説的なバスケマンガに出てくるあの人に激似すぎて“その人”にしか見えませんでした。

この辺のツッコミはもう自分がレビューを書く以前からしつこい位言われていると思うので、あえてこれ以上は言わないようにします。

ありえんような弾道の防ぎ方をします。戦闘力は太ってもピカイチ!
そんなわけで内容のレビューを書いていきますのでお付き合いください。





銀魂方式?テンプレ化しつつあるキャラの増え方やジェンダーバランス

視聴していくうちに感じたのは…

“あぁ…これは週刊少年ジャンプ出身の作品だな”という事。

学生の頃はよく読んでいたので、少年誌のパターンが染みついているのでしょうか。

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話の構成をはじめ、仲間が増えていく流れから順番までとにかく少年誌の教科書の様に進んでいきます。

序盤で能力持ちの少年が仲間になった時点で、次は恐らく女の子キャラが仲間になるんだろうな~というのは原作を知らない自分でも容易に想像できましたし、実際その通りになりました。

©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
ジャンプのテンプレートが分かってきたようなそうでないような……
この後ろで腕組みしているポーズはかなり古いイメージがあります。
仲間の立ち位置、敵さんの魅せ方やそのお披露目の仕方など本当に基本に沿った作られ方をしていて、優等生の作る作品だなというのが正直な感想でした。
物語の進行という意味での分かりやすさは優秀で、全年齢が楽しめる作品になっています。

でも今の奇抜な作品がごまんとあるアニメの中で、さらに高評価を得るにはそこからさらにぶっ飛んだギミックや光るものがないと長編として続けていくには苦しいです。

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ジャンプという心強い宣伝媒体があるので、一通り仲間が集い世界観も分かってきた中盤以降、思う存分ぶっ飛ばしてほしい…と思っていたのですが、視聴者さんからの評価はすこぶる不評でした。

分かりやすい設定や魅力あるキャラなどストレスなく見れる作品なのに自分の想像している以上に不評だったのが意外でしたが、サカモトデイズを漫画の時から知っている視聴者さんが求めている部分はまた違った部分にあったようです。

殺し屋連盟って何やねん!意味不明

原作を知っている層からのコメントが辛辣

異能バトルが続く中、家族愛の要素もある少年誌らしい作品として視聴していたのですが、意外と低評価なのが気になっていました。

中には作品の不出来に対しての不満をSNSに書きこんでいる人もいて、まぁこの作品を愛するが故なのだとは思うけど、一体コアなサカモトファン達は何に対して不満を抱いているのだろうかというのを知りたくなった中盤以降。

何だろう…

©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
女性キャラが少ないとか、居ても殆ど活躍してないとかそういう部分?サカモトさんが急に痩せたバージョンになるのが不自然とかそういう所?

自分なりに考えてみたのですが分からずじまい。

これは…うーん
そこで、少しだけですが漫画の方を読んでみる事にしたんですが、それで納得しました。

この作品、アクションに力を入れているんです。

©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
色んなタイプの殺し屋が群雄割拠する作品です。各々の魅力を前面に出すには派手に暴れまわるのが一番です。

“俺が一番目立つ!”と言わんばかりに漫画の中で縦横無尽に暴れている敵さん達…動かない漫画からも爽快感を感じます。

ツッコむ所が多すぎる。殺し屋通信って何やねん!
そんなキャラが動くアニメという媒体で、どんな奇天烈な動きを見せてくれるのだろうかと期待に胸を膨らませた漫画読者勢は多かったのだろうと思います。

ところが蓋を開けて見ると、アニメにしては動きに派手さがなく、止め絵が多かったりアクションの細かい描写が弱かったりと、この作品の一番のセールスポイントの部分を活かしきれていなかった…

そこに対するファン達の愛の批評だというのが理解できました。

ジャンプで連載を勝ち取るくらいの作品なのでポテンシャルを秘めているのは言うまでもないわけです。

製作陣はこの作品の強み、視聴者が期待している部分をきちんと汲み取って製作ができていなかったように感じます。

魅力的で間抜けな敵キャラはいるんですが…
自分がアニメーターでもないので偉そうに講釈垂れるつもりはないですが、アニメ化を期待していたファンの気持ちを置き去りにしていたのは、ファン達のコメントを読めば分かるのではないでしょうか。
ワケのわからん組織もあったりして、自然に受け入れがたい設定もあります。面白いからヨシってわけにもいかんだろう。
物語は恐らく2期へ続いていくと思いますが、製作委員会はファンの想いを汲み取りしっかり研磨する必要がありそうです。

期待を上回る事が出来るのか

この作品は少年向けというのを感じますが、大人向けとして考えると弱いかなと感じました。

この作品が長く愛されていくには『スパイファミリー』のような世代を超えて楽しめる要素も加えていかないといけません。

©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
サカモトさん一家…家族の話はとても素敵なエピソードがあります。仲間との絶妙な距離感の描き方もセオリーを越えてこの作品のカラーとして確立しつつあります。

ファンの叱咤からも分かるようにポテンシャルを感じる作品だからこそ期待してしまいます。

©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
爽快感と思いやりのコントラスト…そんな部分をこの作品に求めているのではないでしょうか?

2026年春からは実写映画も出てます。

映画のサイトはこちらをクリック➨『SAKAMOTO DAYS』

アニメでは果たせなかったとびきりのアクション、期待しています!

©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。