失格に相応しい戦隊達とそうでない悪役達
閲覧いただきありがとうございます。
周作(x.com/DarvishShu)です。
皆さんは子どもの頃「〇〇戦隊□□レンジャー」みたいな戦隊モノの特撮番組を見た事はありますか?
今回レビューを書くこの作品『戦隊大失格』はそういう予備知識があればすんなり入って行ける名作です。
ただ、戦隊ヒーローモノに面識がない人はこの世界観に入っていくのはやや時間がかかりそうな気がします。
そういう意味では視聴の段階で人を選ぶ所もありますが、本当に奥が深い作品なので是非紹介したいです。

戦隊の方がアメリカ。敵方の戦闘員の方が日本。
戦隊にいいように使われる敵方の戦闘員の抵抗を描いています。
それにアメリカという国は特にヒーローモノが好きなので。
…あくまで自分はそう解釈したわけで、そうでない可能性もあります。
感じ方はそれぞれですので、何かの避難をするわけでもないのでお付き合いください。
戦隊側が強いけど歪
この作品の特徴はズバリ、ヒーロー組織の腐敗。
それに虐げられていた人たちが反逆を起こそうとするのですが、とにかくヒーロー側との戦力が違いすぎるのです。


こんな戦力差を前にどうやって牙城を崩せばいいんだ…
それくらい戦隊側が強いのです。
まず正面から対峙したとしても灰にされてしまうのがオチです。
この状態からのジャイアントキリングを楽しみにしたいのですが、見れば見るほど本懐へ向かうのは厳しそうです。
何か別の着地点を見つけないと厳しそうですね。

信念のないリーダーは組織をおかしくする
主人公サイドの動きと戦隊サイドの動きが交互に入り組んでいきながら話は進んでいくのですが、どっちもどうにも決め手に欠けるというか意外と付けこむところはあります。
これは一体我々に何を伝えんとしているのだろうか?
いくら強かろうが組織に信念が無ければ組織自体はやがて瓦解していくし、それを力で押さえつけようとしても結局は上手くいかない。
組織としての体を成していても心がバラバラでは簡単に部外者からの妨害を許してしまうものだ。
失格の王道を見せてくれているので、皆さんの人間関係や職場にも置き換えて“あり方”を考えてほしい…
それは分かるのですが、主人公サイドからも何か弱者の美学の様なものを感じます。
あくまで正々堂々と対峙する事の美学という感じ。

悪役だろうが雑魚だろうがその人(宇宙人)にはその人物の生きてきた人生というものがあります。皆違った生き方をしていて価値観だって同じという事はないのです。
だからそれぞれの生きざまをぶつけ合うという意味では良くできているな…
戦隊ヒーローも5人(5色)+後釜候補がいます。

そこを暴力だけではなく、どううまく折り合いをつけて関係を作り上げるか。
これは何だか職場の人間関係の在り方みたいにも感じます。
職場の人間関係に悩む人が多いですから何かのヒントになるかもしれません。
そういう視点も持ちながら制作が決定している2期の放送を楽しみにしたいと思います。

でも実際にこんな上司(レッド)いたら嫌ですね。


























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