気軽に視聴できるアニメの筆頭
レビュワーの皆さん 閲覧いただきありがとうございます。
周作(x.com/DarvishShu)です。
自分はアニメに対しては人生の学びになるような作品を求めていますが、多くの人は日々の疲れをいやすための娯楽として視聴している方も多いでしょう。
やや“重い”作品もあります。もちろん人生の学びになるし見ていくうちに深みにハマる事はあります。
でも疲れている時はつい視聴を逸らしてしまうのが人のサガ。
そこで今回はどの年代にも気軽に視聴できるアニメを紹介&レビューしたいと思います。
タイトルは『吸血鬼すぐ死ぬ』
なんだそりゃ…という感じです。
タイトル通り本当にすぐ死にます。…まあドラキュラという補整設定がありますけど。
1話1話完結のスタイルで、1期…そして2期とアニメ化されています。物足りないと感じる人もいますが、簡単に死にまくるドラキュラに安心感と面白さを感じる人も多いのが事実。
対悪魔対策チーム(ヴァンパイアハンターと言いたいところだが、いろんなタイプのモンスターがいる)のメンバーも個性的なのがゾロゾロいて、悪魔退治なのに信じられないくらい和やかなテイストで進んでいきます。
“Y談(性に関するみだらな話)”がやや多い回もあるので、やや男性向けか…
でも女性も下ネタがどうこうなどと言わず“Y談ビーム”を浴びた際には〇〇〇〇と叫んでんみたいですよね。
自虐ネタや下ネタを挟むことで親近感が沸く
先ほども書きましたが、お笑い要素もあるもののやや下ネタが多めです。
思い返せば、昔努めていた会社…飲み屋に行った時下ネタばかり言ってたおっさんがいました。疲れたおっさんは下ネタ好き…というイメージを持っている自分ではありますが、それが少し事実ならこの作品はニーズを満たすべく、そういう成分を多めに入れていると思えば理解できます。
でも女性キャラもちゃんといるのだからあんまり過ぎた下ネタで無茶苦茶やらないでほしいものです。
やらかしたヒロインさん(?)
捜査官としても戦闘員としても一流のヒロイン的なポジションの子がいるのですが、Y談おじさんの餌食になります。
とにかく正統派の人間達を変態おじさんの群れに放り込むのは衛生的にあまりよろしくないのを感じます。……笑えるけど困惑もします。人に進めづらいな~という感じで。
作者がそう言う事を伝えるために描いたわけではないと思いますが。
下ネタは確かに疲れた体には和み要素があって良いのかもしれません。でも視聴している方全員がくたびれたオッサンというわけではないので、あまりそのシモ要素が強いと、どの世代も肩の力を抜いて楽しめるアニメとは言えなくなってしまいます。
面白いから子どもたちも見てごらん…とは言いづらい。
まぁ濃いなぁ~と感じる新キャラ達とミックスされていくような感じで中和されていきますけど。
弱い事は悪い事でもない
弱くて簡単に死ぬ吸血鬼さんですが“コイツ弱くて情けないな~”なんて悪く思う人はいないと思います。
呪術廻戦に負けないくらい個性の強いキャラが乱立する『吸血鬼すぐ死ぬ』の世界。
夜の街など作画は基本雑なのでそっちのクオリティよりも、このコント気軽に見てらっしゃい、彼らの愚行を笑ってらっしゃいという雰囲気を感じます。
“野球拳が大好きな吸血鬼”とか“マイクロビキニを着用させる吸血鬼”とかもうワケ分らんです。

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