総将さんの靴磨きと共に歩んできた景色

靴磨きトラベラー総将さんの見た景色

レビュワーの皆さん 閲覧いただきありがとうございます。

周作x.com/DarvishShu)です。

靴磨きをしながら世界一周というスケールのでかい事をしている佐原総将さん(SOSYOさん)

そんな素晴らしい方の報告会に参加してきたので、まだ知らない方を中心にシェアさせていただきます。

コロナの影響も落ち着き、自分も昨年は数か国だけですが海外へ行ってきました。

海外を見るのは見分や価値観が広がるだけでなく、自分の人間力というものを広げてくれます。

だからこれからも隙を見ては定期的に海外を見て回りたいとは感じていたのですが……

なんとただ世界を回るだけでなく靴磨きをしながらというツワモノの存在を知人の言伝から知り、興味津々になっていました。

そして報告会が地元の四国で開催されるという事で参加。

無事靴磨きトラベラーとの対面を果たすことになります。

見た目は若い大阪のお兄ちゃんという感じですが、“磨かれた良い魂を持っている”ような印象がしました。

デビューから降りかかった様々な困難。盗難などアクシデントもある中、逃げずに自分と向き合いながら靴磨きを続けてきたその経験が、そういう雰囲気を醸し出しているように感じます。

彼は報告会の時に、自分のこれまでの体験に対して“万事塞翁が馬”という故事成語を当てはめながら話してくれますが、本当にこの言葉がしっくりきます。

【人間万事塞翁が馬】
人生の幸・不幸は予測できないため、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ
 彼の話術の上手さもあると思いますが、経験から得た確かな手ごたえを話している面もあり、実に説得力があります。この辺は実際に話を聞いてみて下さい。

経験談は学びが多く、報告会と題した講演形式で話は進んでいくのですが、終始和やかな雰囲気で続きました。

質疑応答タイムでも、海外の様々な文化や雰囲気に興味津々な方が大勢いて質問は尽きることがありません。

個人的に話を最前面で聞いてみたいと感じていたので、早くから会場入りして前の席を陣取っていたのですが…そのポジショニングが良かったのか、SOSYOさんから本人イチ押しの書籍をプレゼントして頂きました。

その本は喜多川泰さん著の『運転者』

こっちはこっちで大変人生を豊かにしてくれた書籍だったので、今は彼に負けじと布教をしています。日ごろ本を読んでいる人が殆ど居なかったので反応は薄かったのですが…

世界は愛で溢れている

SOSYOさんの活躍は留まるところを知らず、2024年にはなんとアフリカへ7カ月かけて16か国も訪れていたとの事。

まだ未開の地、混沌の地・アフリカの様子は気になっていました。

2025年はじめは、アフリカの報告会も四国で開催されたので再び参加。

アフリカは興味があるけどなかなか旅行で行こうという所までは踏み出せないエリアでした。

行ってもないのにイメージで勝手に判断するのは良くないのですが、暑くてやや危険なイメージのアフリカ…

ニュースで聞く範囲とはいえ、紛争地域も多い中でどういう経路と対応で靴磨きトラベラーを敢行してきたのか気になっていたのですが、やはりというか治安の悪い場所もあったようです。

まぁこれは実際に講演(報告会)を聞いてもらえたらリアルに感じます。

“賄賂の靴磨き”って何やねんと感じるユルユルな部分もあったり、靴磨きを通して心が通じ合えたのか、お礼としてハグをして別れたりと、『人』にそんな違いは無いなと感じます。

それでも暴動が起こって、ホテルのガラスが割れたりしてる写真など見ると、知らないまま現地に乗り込むことへの恐怖は感じます。そういう環境下にもちゃんと助け船はありますけど。

最後は自分の気の持ちようです。

夜は危ないけど昼は大丈夫だったりするらしいのですが、現地に行けば感覚がそうなってしまうのでしょうか。

どんなに危なくとも人の本質は“愛”で、実際に紛争なども絶えないけど、それらを解決するのも“愛”だったりします。

彼の靴磨きの根っこの部分が愛溢れる行動だからこそなのでしょうが、アフリカで結構著名な人とも御縁が繋がり普通に対面を果たしています。これはもう彼の“人徳”という風にしか感じられないです。

そんな感じで彼の話とアフリカの歴史に触れながら感じた“この世界は愛で溢れている”という実感。

自分の腹の底から実感が出来たのは大きな収穫でした。

一番心に残ったエピソード“ルワンダの悲劇”に関しての説明はここではお伝えしませんが、最後はどんな悲劇も愛で解決するしかないんです。そしてどんな困難も乗り越えられる人間って偉大だなと感じられるエピソードでした。

戦争という形ではないものの、この日本で起こっている問題に対しての向き合い方も見習うべき部分が多くあります。

遠い異国の報告という意識ではなく、我が国の事に置き換えてみてみれば解決方法も見つかるのではないでしょうか。

世界を足元から輝かせるための第一歩

靴磨きをして得た報酬で生活をしながら旅を続けるというスタイルの彼。

2023年1月まではアジア10ヶ国、2023年4月からはヨーロッパ12ヶ国を訪問。

会社を辞めて、靴磨きを軸にヒッチハイク旅やママチャリ旅からスケールアップしているなかなかの凄腕トラベラーですが、初めの一歩ともいえる名古屋駅からのスタートはとてもつらかったようです。

何かを始めようとうする時、つい出来ない言い訳をしたり他の行動に走ったりして一歩が踏み出せなかったりします。

無意識で見ないようにしている「自分の中に眠る恐怖心」と向き合わないと、新たな一歩は踏み出せません。

彼はその一歩を踏み込むのに相当苦しんだというのを語ってくれましたし、リアルに響きました。

それでも彼は自分の不安な気持ちと時間をかけながらもきちんと正面から向き合った。逃げなかった。自分のコンフォートゾーンに逃げこみたいと思う心に逃げずに向き合って…なんとか路上に立ち……そして一歩を踏み出した。

そこから得られたお金で食べた松屋での夕食から始まり、どんどん見える世界が変わっていった。

恐らく景色が変わり始める前ってこういう儀式が必要なんだなって感じます。

自分が“歩き旅”や海外視察などに敢行した時も、お金を稼ぐ為ではなかったし、スケールこそ違いますがこんな感覚を抱いたのを覚えています。

これから自分も総将さんに感化され、よりチャレンジをしていきたいと感じるようになりました。

彼の話を自分の中に取り入れていく中で一気に勇気が湧きました。

ヨーロッパは個人的に2025年にチャレンジします!

それと、今まさにチャレンジしている取り組みもあります。全然うまくいかないけど、閲覧いただける方は拡散を宜しくお願いします。

 このままの日本に危うさを感じ、自分にも出来ることはないかと思い立ち『この世界情勢が危うくなっている昨今、日本人に今一度誇りと気概を持ってほしい。そして平和の為に日本人としての役割を考えてみようよ!』というテーマを根底に込めたエンタメ小説を執筆しています。映画を作ることが自分のチャレンジであり、夢です。
一心不乱に本気で執筆を続けているのの、無名ゆえ…なかなかというか…全然閲覧ページまで届かず、皆さんの目に留まることが難しいというのが現状です。
でもこうして総将さんにパワーをいただき、影響されてからは、自分の今までの人生で経験した事の棚卸しをするかの如く制作しています。
こちらは読んで応援いただける方が居れば幸いです。

自分は靴磨きとは違ったスタイルの挑戦に挑んでいますが「あんたはこの世界に何しに来たん?」と聞かれたら胸を張って返答できるような人生にします。

本当に良い刺激と出会いに感謝。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。