新しいよさこい祭り?スーパーよさこい
高知県では毎年夏に行われる「よさこい祭り」が有名なのですが、東京や北海道でも「よさこい祭り」なるものが行われているのはご存知でしょうか?
県外の閲覧者で「よさこい祭り」を知らない方もいると思うので、一応よさこい祭りについての詳細は以下のサイトに掲載しています。
今回は、そんなよさこい祭りの派生版を一つご紹介します。
舞台は、東京都原宿。
その名も「スーパーよさこい」!
ちょっとネーミングがざっくりしてないかい?
とにかく、このよさこい祭りは毎年8月の最終土日に開催されている関東地区のよさこいビッグイベントです。
あの表参道でも道路半分使って
東京でよさこい祭りなんて、どんな規模になるのだろうと思って行ってみたのですが、やはり派手で大盛況のイベントでした。
主催が「商店街振興組合 原宿表参道欅会」ということで、原宿表参道をはじめ、明治神宮前や、代々木公園、NHK前ケヤキ並木通りといった場所をダイナミックに使ってよさこい演舞が披露されてます。
どの場所も聞いたことある名所ですよね。
特に原宿の表参道の道路を占拠(?)して踊れるなんて贅沢な感じがします。
この日は、そんな表参道の街灯にもこんなポスターが!
「よさこいソーラン」のように鳴子を使わない北海道独自の踊り(ソーラン節)を披露するチームもあります。
もちろん高知県のよさこい祭りの伝統を守りつつ、鳴子を手に踊るチームもいました。
まあとにかくどの会場も人の多さが半端無かった!
高知のよさこい踊りと同じく、全国からの選抜チームがやってきてるわけです。
代々木公園の広場は、参加チームのミーティング場と化していました。
色とりどりの参加チームに目移り
高知県からのチームも参加していました。
高知県のよさこい祭りが好きな方は、大体知っているチーム、『十人十色』『ほにや』など。
衣装に「十人十色」と書いていたら、「あっ!高知から来てるんだ!」と思ってついつい踊りを見てしまいます。
「故郷の方言を聞くと懐かしくなる」のとちょっと似ている症状(?)かもしれません。
原宿口ステージは駅からすぐの演舞場。
人が一番多く集まり混雑する場所でもあります。
女性のしなやかな舞… 男性の力強いうねり…
最近のポップな曲調を交えたビジュアルに特化したチーム等、
本当に様々なチームが入れ替わり立ち代わりで踊ってくれるので、見ている人を楽しませてくれます。
暫く見ていて、ふと後ろを振り返ると、もうごったがえすような人で溢れていました。
いい按排のサブイベント(?)も好評
スーパーよさこいと同時開催で、「うどん天下一決定戦」なるものが行われていて、こちらも行列の大盛況でした。
各店舗行列が出来ていて、演舞を楽しんだお客さん達がさらに行列に加わります。
「テーマに絞った“食”」と「伝統の“踊り”」がうまくマッチしたイベントになっていると思います。
やっぱり東京のイベント屋さん(運営者)は、人の流れなども熟知していてイベントの企画や人員整備が上手だなと感服しました。
▼自分が利用したのはこのお店。 美味でござった。
うどんブースからすぐの所に代々木公園ステージ。
ここでは踊り子さんたちの演舞をステージから楽しむ事が出来ます。
カメラ片手に熱心に撮影している方は、この会場へ集中してるようですね。
高知からの観光大使達も!
よさこい祭りということで、高知県内からも観光関連の機関が多く出店を出して、高知の魅力を伝えていました。
龍馬さんも銅像ごと駆けつけてくれました。
高知県の印象についてのアンケートに応えると、高知県の観光パンフやお菓子(ミレー)の入った袋をプレゼントしてくれます。
自分は高知家なので、なんだか変な感じもしたけど、高知県がこうやってイベントに乗じて全国にPRしている姿は嬉しかったです。
高知から出店のためにやってきたスタッフ達も、人が多かったから宣伝のしがいもあったのではないでしょうか?
全国で広がるよさこい祭りムーブメント
今回は、たまたまスケジュールが合って参加できた『明治神宮奉納 原宿表参道元氣祭スーパーよさこい2016』ですが、毎年よさこい踊りに参加するため沢山の人がこの地へやってきます。
そして、よさこい祭りの素晴らしさを知った方が、各地で「よさこい祭り」を開催するといううねりが起こっています。
最近だと、大阪の大阪ベイエリアで行われた『Worldあぽろん』
広いエリアの各地をよさこい踊りのスポットにして、本当に沢山のチームが参加、演舞を披露してくれました。
まだ見たことはないのですが、高知県の祭りルーツと、1992年からよさこい祭りの「鳴子」と北海道の民謡「ソーラン節」をミックスして誕生した北海道の『よさこいソーラン』なんかはもうすっかり定番&有名ですよね。
海外でも、よさこいの演舞を披露して文化交流する会は頻繁に行われています。
高知が発祥のよさこい祭り。
今後も、人と人とを繋ぎ、賑わい、一体感を作るイベントとして広がってほしいものですね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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