しょっぱなから衝撃展開…だが
この度は閲覧いただきありがとうございます。
周作(x.com/DarvishShu)です。
今回レビューを書かせてもらうのは『アポカリプスホテル』というトンデモ作品。

だって従業員が女の人だけなのです。

正確には代行ロボットさんたちもいるのですが…

相当ヤバいです。


オープニング映像だけでも見る価値あります。aikoさんが曲を手掛けているというので力の入れようが分かります。
オリジナルアニメという事で、Cygamesとサイバーエージェントさんが奮起して製作してるのが伺えます。
作画や音楽はもちろん、演出など全てのクオリティが高かった。
人間はいずこへ…
ホテル(銀河楼)が舞台となっているのですが…






でもその人間だと思っていた身なりの女性も人間じゃなくてアンドロイドでした。

少しずつお掃除ロボットさん達が劣化していき、廃版になっていく中何年も客が来ないホテルを運営し続ける…オーナーの帰還と客の来訪を待ちながら…

物語は人間が地球からいなくなってから実に100年後。地球外の生命体とはいえお客がやってきたという所から物語は少しづつ動き始めます。
紹介文だけだと“重い設定だなぁ”と感じるのですが、アニメの見せ方やヤチヨさんのポンコツぶりなどが物語が暗くならないような調整弁になっています。

特にヤチヨさんの内部には“やったことない事にチャレンジした”ことで“レベルアップして呪文を一つ覚えた”的な仕掛けが施されていたりして面白いです。
※「イースターエッグ・プログラム」と言います。物語のアクセントとしてはナイスなギミックです。
エラーが起こったらヤカンみたいに癇癪を起したりするのも仕様なのでしょうか?
ヤチヨさんを造った人の遊び心に感服。


周りがどうだろうが自分達がどうあるかが大事
物語の舞台は終末をとっくに超えたその先の世界なのに、ホテルの従業員たちは粛々と業務をこなします。

100年間誰も訪れる事の無いホテル…
そんな状況なんて想像できなかった。だからこの作品は新鮮に感じました。
このアニメはそういった普段は考えもしない所に想像をめぐらしてみませんか?抽象度を上げて遥か未来を想像してみませんか?世界の見方が変わりますよ。という提案をしてくれているように感じます。
人間は己が想像できることは対処したり叶えようとします。でも想像できない事は実現しようとは思えないので“その先”へ進めません。思考がその先へと広がっていきません。
戦争をしている国のトップの思考は、恐らくですが、我が国が勝利し、繁栄していくせいぜい4~50年くらい先の世界くらいしか想像していないでしょう。
でも100年後200年後と考えると、どんなに大国だろうが国の存在なんてちっぽけなものです。
抽象度を上げることで、全ての悩みや問題なんかちっぽけに見えてしまいます。
僕らが学生の頃…自分達の老後や死んだ後に展開される家族や世界の事など考えが及びませんでした。せいぜいどこの大学に行ってどんな仕事に就くかという辺りにイメージが終始していました。
視野が狭かった…

どこか異世界での出来事と捉えてしまうのも悪くはないですが、未来の一つの形として見ていけば、今我々が固執しているものなどが急にくだらなく感じたりします。
そんな抽象度が広がった状態で、それでもあなたが大事だと感じるものはありますか?
モノや情報が溢れている昨今ですが、恐らくそれが自分が一番本質的に大切だと感じているものです。

なんでもやります
環境チェックロボさんという対話が出来る相手のおかげで、一人語りが続く物語ではなくなりました。
話し相手がいるって大事です。
相手は人間ではないものの口コミ(?)のおかげなのか、少しづつ宇宙人のお客様がやってくるようになり、ホテルが回り始めます。



もうホテルの代理の従業員ではなく、このホテルという城の化身みたいです。


この先大気が安定して人が住めるような地球になったとしても、果たして人間達が戻ってくる世界線は訪れるのだろうか。



最後に少し紹介しますが、夢中でスクショを撮っている自分が居ました。大都市もいずれはこうなるのだろうな…





























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