魔女という設定を活かした物語
この度は閲覧いただきありがとうございます。
周作(x.com/DarvishShu)です。
なんだか絵本のような独特の世界観、そして音楽がとても幻想的で印象深かったので、視聴してみようと感じた今回の作品『シャンピニオンの魔女』

切ないんです。
だからこの先の主人公の魔女さんがどうなっていくのかという部分が気になりました。

エンタメというものは何も視聴者をスッキリさせるためのものではないのですが、ショート動画を皮切りに圧倒的にそういった手軽にドーパミンを出すような作品が増えていたので、アニメ界もその影響はありました。
でも同じ時期に視聴していた『異国日記』しかり、こういった独特の間を使って表現したり、余韻を楽しむ作品もあって良いかと感じます。
ちなみに自分は映画や動画を倍速で見るのは反対派です。(セミナー動画などは別ですけど)
まずは幻想的なOPをどうぞ。
きのこの魔女の役割

なぜか街はずれでひっそり暮らす魔女のルーナさん。
なんで街はずれで暮らしてるんだろうと思っていたら、ナレーションと共にその理由が判明します。
彼女が歩いた後にはなぜかキノコが生えます。そのキノコを伝って町中に毒をまき散らしてしいるため、変な噂が立ち、結果として忌み嫌われるようになった。

本当はルーナさんがその場の悪い空気だったり悪い感情の波動だったりというものを吸収して、それを毒キノコという形にして排出しているだけなのです。
空気清浄機みたいな役割を果たしてくれているのです。
町の悪い感情を吸収してキノコという形で浄化してくれているだけなのです。

なんだか静寂のある物語の中で寂しさみたいなものがアクセントとしてついてきます。でも彼女は忌み嫌われているせいで人と交流した事が殆ど無いため分かり合えない…

ちなみにシャンピニオンというのはフランス語で“きのこ”の意味。

早速リメイクをしてほしいのだが…
視聴しているうちに、これはもっと子ども達に向けて発信しても良いように感じました。
子ども達と言っても日本だけでなく世界中の子ども達に届けるおとぎ話のような感覚です。絵本にしても良いかもしれません。

この物語は、見終わった後で各々で余韻を楽しむ作品ではないかと感じます。
かわいい絵柄と切ない部分のコントラストは、感性の豊かな子ども達はもっと刺さると思います。

人を大切に思う気持ちを育むにはこの作品はとてもよいきっかけになるかと。

切なさが生み出すもの
視聴し終わって「あ~面白かった。ヤバかった。」で終わらずに、振り返って自分で考えてみる“間”があるというのが大事です。
主人公があまりしゃべらないので、あの時彼女はどう感じていたのだろうとか色々と余白の部分に切り込んでみるのも視聴の一つの形だと感じます。

人間にはなんとか良い方向にしたいという前向きな気持ちがあります。
視聴している方で、彼女と境遇が似ている人は思いがシンクロする部分もあるともいますが、今の状況を受け入れて、それでもわかり会えることを願いつつまた前を向いて進んでいこうという気持ちになるのではと感じます。

あなたを大切に思う人はいます。前を向いて進んでいけば動物であれ植物であれ寄り添ってくれる命はある。
そんな命と共に生きていこう。魔女様になっても。


























コメントを残す