感想『カワイスギクライシス』動物好きにはたまらない作品

こういう作品は絶対に必要

レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

動物好きにはたまらない作品があるのでレビュー紹介させていただきます。

周作x.com/DarvishShu)です。

今回レビュー記事をシェアしたいと書かせていただいたのは『カワイスギクライシス』動物好きにはマジでストライクな作品。

動物を愛し、動物愛護心のある人達にはイチオシの作品になっています。

レビューでは余裕でネタバレを書きますが、この作品は動物の魅力を見てもらうのが一番です。

そのための記事ですのでよろしくお願いします。

タイトルの“クライシス”というのは“危機”という意味。

ですので、タイトルの直訳は「かわいすぎることの危機」

何が危機なのか気になったら是非レビューをどうぞ。

宇宙人たちが次々に地球の生き物のあまりの可愛さに悶え…精神をやられていく…

“かわいい”は保護色!

物語のしょっぱな。

地球侵略に来た宇宙の帝国「アザトス」にとって有益なものが存在するかを調べるために地球という星に降り立つ調査員に派遣された女性っぽいナリの宇宙人“リザ・ルーナ”

リザ・ルーナ(C)城戸みつる/集英社
…まぁよくある話です。しかしここで意外な生き物に出くわしたところからストーリーが進んでいきます。

『地球の文明レベルの低さから生物だけを根絶しようと提案するが、たまたま寄った“猫カフェ”で異次元レベルにカワイイ「猫」と出会う。』

リザ・ルーナ(C)城戸みつる/集英社
この猫の可愛さにやられてしまうリザさん。

この時の猫の魅力を言語で説明してくれるのだがその説明に猫好きな視聴者ならメチャ共感できるのではないでしょうか?

ここの説明を掲載します。

『ありえない…生物としての限界を超えている』
『鳴き声やべぇ…脳を溶かされる。』
『宇宙3大可愛い生き物がただの落書きに思えてくる』
『冗談だろ…家に帰ったら猫(こいつ)がいるとか…あまりにも天国すぎるだろ…そんな奴が国中に…』
『生物としての完成度が違いすぎるんだよぉぉ!』
『見てるだけで胸がキュンキュン苦しいのに…これ以上ときめいたらどうになっちまうよ』
『なにこの柔らかさ…この心地よさ…こんなの初めて…あぁ…もう私ここで死ぬんだ…』

猫好きな人は問答無用で賛同してくれるペットを称えるセリフ

このド正論を受け止めた後、このアニメを視聴しようと決意した方は多かったのではないでしょうか。

自分達も子どもの頃、猫と出会った時、こんな純粋に癒された感覚を持ったのではないか…物心ついた頃だから忘れてしまったあの猫との発対面の心境…

リザ・ルーナ(C)城戸みつる/集英社
実は傍から見たらしょうもないセリフに感じる人もいるかもしれませんが、猫好き、動物好きからは共感の嵐だと感じます。
リザ・ルーナ(C)城戸みつる/集英社
この後、ハリネズミやウサギなど視聴者それぞれの推しのペットが出てきますし、宇宙のペットまで登場するのですが、冒頭1話のこの生き物の可愛さを褒めたたえる部分が一番この作品の伝えたいことを込めているように感じます。
リザ・ルーナ(C)城戸みつる/集英社
ですので今ペットを飼っている方は100%お勧めできます。
リザ・ルーナ(C)城戸みつる/集英社
理想の流れとしては…この作品を1話分視聴してはペットを愛でる…その繰り返しみたいな感じ?

まぁこの作品だけに限りませんが、1年と通してアニメの放送枠は4クールあるわけですので、その中に1つはこういった動物とのふれあいアニメがあってもよいかもしれません。

可愛いものに理屈なんてないし、可愛いものをカワイイと思う気持ちに自信が持てます。

カワイイは己の癒しです。

リザ・ルーナ(C)城戸みつる/集英社
癒しを求めて番組やアニメを視聴する層もいるわけなので、このような作品は絶対必要です。

なんかアホみたいなのでもカワイイ

レビューを書いている今(2025年3月)この作品を視聴してからかなり経つのですが、未だに覚えている妙な生き物がいます。

宇宙出身のペットなんですけど…艦長ミキティ・フルプルリンのペットで、宇宙一カワイイ生き物“ギィちゃん

「ギーーー」と鳴きます。

そしてワケ分らん特徴を持ってます。

ご飯を食べている時とかに身体の模様が変わるという仕様なのですが、この設定がなんかアホっぽくてやたらと印象に残りました。

これはカワイイとは違うけど…なんかアリみたいな感覚。

どんな特徴であれインパクトあってそのうえ可愛ければ人の心できっと永遠に生き続けます。

これ模様が変わる仕掛けも入れてぬいぐるみ化されなかな…出れば買うのに…

リザ・ルーナ(C)城戸みつる/集英社




そして調査員の宇宙人“リザ・ルーナ”の仲間の隊員達も、猫たちの地球に生息する動物の可愛さに次々とやられて(悶えて)召されていきます。

死ぬわけじゃないのですが、可愛さのあまり溢れ出る思いを声にして叫ばないといられないくらいの衝撃。

ベテラン声優さん達が悶えるような声で“かわいいーーー”を叫びまくる貴重な作品でもあります。

リザ・ルーナ(C)城戸みつる/集英社
おそらく地球人のアニメ視聴者勢は“ドヤァ!可愛いやろ!”みたいな感覚で宇宙人達とペットとの遭遇を見ているのではないでしょうか?

物語冒頭から宇宙人たちの“地球侵略”とか物騒な設定だな~と感じていたのですが、可愛さで陥落した宇宙帝国アザトス。

カワイイが地球を救い、なんとも和やかな方向へと向かっていきました。

リザ・ルーナ(C)城戸みつる/集英社
もちろんバトルという名の“うちのペットが一番”競争はあります。でもバトルテーマがアレなので安心してペットと一緒に視聴できるモノになっています。

たまにはこういうの欲しくなります。

そしてペットは大切な人生のパートナーです。責任を持って飼いましょう。

この辺もしっかり伝えていて、動物虐待などの問題に取り組む愛護団体も頷ける作品ではないでしょうか?

リザ・ルーナ(C)城戸みつる/集英社
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。