この作品を制作したいきさつ
今回より短編小説『望郷リベンジャーズ』を3部に分けてお送りいたします。
レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。
周作(twitter:DarvishShu)です。
まず、この作品を掲載しようと思った経緯というか動機を読んで頂きたいです。
よろしくお願いします。
自分は以前「劇団」に所属して演劇を少し嗜みながら舞台脚本も書いていたのですが、コロナ襲来と同時に活動は潰えてしまいました。
それでも、コロナ禍を終えたら自分の書いた脚本を元に舞台公演を行えないかと感じ、脚本を考えていました。
その最中に起こったのが、「ウクライナ侵攻」です。
ちなみに、始まったのが2022年2月24日。
当時は連日このニュースで持ちきりでしたが、月日とともにだんだん国民の感心が風化しているのを感じて危機感を持ちました。
この戦争如何では、中国の動きに影響が出ると強く感じた自分は、若者を中心になんとかこの戦争に関して、他国の問題だと斜に構えるのではなく自分たちの問題でもあると受け止め、考えてもらいたいと感じていました。
結果、そのきっかけとなるような作品が作れないか…と思いを巡らすようになりました。
同時期に自分は高知県にある清流「四万十川」の魅力をPRする活動も行っていたので、それらも絡めて脚本を書こうと考えていたのです。
でも戦争の問題を伝えようとしても、真面目チックなものになってしまいがちで、どう伝えれば若い世代にも考えるきっかけになるか思い巡らせていました。
そんな時にヒットしたアニメ作品があります。(実写でも大ヒットしていますね)
今回掲載する作品のオマージュにもなっている『東京リベンジャーズ』
※東京リベンジャーズの個人的なレビュー記事をまとめています。詳しくは以下をクリック願います。
制作の決定的な決め手になったのが、地形!
実は、メルカトル図法で見た場合なのですが、四万十川が流れる町「四万十町」のマップとロシアのマップは大きさこそ全然違いますが、形が非常に似ているのです。
「東京リベンジャーズ」のファン層は若者が多いので、若い世代の方にうまく伝えられそうな感じがします。ちゃっかりではなくガッツリ地域のPRも兼ねて…
是非、3部構成でとりまとめて掲載しておりますので、ご興味ある方は一読下さい。この作品は「なろう系小説」に初めて投稿してみようと思っています。リスナーの方に刺さるものかどうか
舞台脚本で考えると、1時間20分くらいの演劇になります。その脚本に風景描写などの肉付けをして、短編小説にまとめました。小説作家としてはド素人ですが、自分の作品に乗せた想いが伝われば幸いです。
作品紹介
◆作品名『望郷(ぼうきょう)リベンジャーズ』
◆伝えたいテーマ: 今ヒットしているコンテンツをうまく使いながら…
・現実から目を背けず、逃げない「生き方」の提案
・故郷を守るのは自分たち一人一人の意識という事
・今起こっている「ロシアのウクライナ侵攻」に関して、他国の事だからと無関心でいるのではなく、身近な問題として考えるきっかけにしてほしい
高知の清流『四万十川』のPRと、平和について考えるきっかけを、東京リベンジャーズが大好きな方を中心に巻き込んでいきたい。
◆登場人物
・タカミチ君〔通称:タカミッチ〕…この物語の主人公。登場時は街でニート生活
・橘ヒナタ …タカミチ君の元彼女
・橘ゆうた …ヒナタの弟
・鮎宮寺堅(でんりゅうじ けん)〔通称:アユケン〕…四万十町の頭領的存在
・パーちん …四万十町の実権を握る人物「土佐四卍会」頭領
・オデンスキー…四万十町の西側にある西土佐江川崎地区のリーダー。おでんが大好き。
2040年、過疎化が進んだ高知県の四万十町はついに合併して存在が消えてしまう。町は荒廃し、整備のできない道路などインフラも乱れていた。ふるさとも仕事も無くなったため、都内で出稼ぎフリーターをしているタカミチ君。
唯一の心の拠り所だった彼女をふるさとに残して。
そんな中、道路の倒壊で彼女が亡くなってしまったことを知り、急遽ふるさとに戻ってきた。
タカミチ君は、彼女の弟のチカラ(タイムリープ)を借りて、以前の四万十町に戻ることで、この荒廃したふるさとにしてしまった張本人「鮎宮寺堅(アユケン)」に会い、荒廃した町を救うべく奔走するが、その時の四万十町は「土佐四卍会(四卍)」の抗争が激化しており、町は荒れ、とても一筋縄にいく情勢ではなかった。
それでは故郷を救うべく主人公が奔走する『望郷(ぼうきょう)リベンジャーズ』をお楽しみ下さい。