「エロマンガ先生」感想 ~伝えたい!創作って楽しい!


この作品のサブテーマが気に入った!

今回紹介するのはこの作品です。
「エロマンガ先生」
まぁ題名はこんなですが、決してエロいものではありません。

レビュワーの皆さん 閲覧ありがとうございます。

周作twitter:DarvishShu)です。


あまり見る予定は無かったのですが、最近のライトノベルやアニメ作品のレベルの高さを肌で感じていたのと、この作品のサブテーマを知った時に「気に入った!見てみよう!」と感じたのが決め手です。

そのサブテーマはズバリ『創作って楽しい!』

僕はこの意見に非常に賛成です。

このテーマを分かりやすく伝えてくれている作品を探していたくらいです。

人はコンテンツを消費するよりもコンテンツをゼロベースで作ることの方が実はもっと面白いというのを伝えたかったのです。

見て楽しむだけなら簡単です。

しかし、そんな面白い作品を実際に作ってみるとなれば本当に難しいものです。

僕は現在、映像作品や舞台の台本を手掛けていますが、『いかに見る側に喜んでもらえるか?楽しんでもらえるか?』というのは永遠のテーマであり、本当にチャレンジする度に毎回奥が深いと感じています。

おかげで舞台台本なんかは作ろうとしたら、丸一日かかってしまうほどです。

今までの人生からネタを総動員して引き出しては吟味して消去しての繰り返しで、その時間頭はフル回転しています。

でもたとえ不格好でも、出来上がった時の充実感は他とは比べられないものがあるのです。

何か一つの作品をゼロから作りあげるという作業は確かに大変ですが、非常に奥が深く、本気で取り組む事で人生規模での充実感を得られます。

作品はクリエイターさん達の想いの結晶

大げさに言うと、この世に一つ作品を残せたわけです。

だから「一回試しに創作活動してみようよ!造形物だけでなく、形のない楽曲みたいなものでもいい。やればやるほど面白さが分かるし、人生が豊かになるよ、だから一緒にやってみようよ!」というのは僕が人に伝えたいテーマの一つなのです。

それをこの作品で分かりやすく伝えようとしてくれているのなら、それだけで見る価値はあります。

この作品に出てくる登場人物は、「イラスト」や「小説(ライトノベル)」を極めようと頑張っている人たちの奮闘劇なのですが、ジャンルは基本的に何でも良いと思います。

創作の面白さを感じてもらって、なにか自分たちも形になるものを作ってみようかな…と思い、行動に移してもらえたら、この作品を見た価値は十分にあると思います。

「創作って楽しい!」この意見は大いに推したいと思います。

前フリが熱くなってしまいましたが、独特のレビューをお楽しみ下さい。

まずはWikipediaより、この作品の簡単な情報を紹介します。

エロマンガ先生

▲画像をクリックするとHPへ移動します

著 者/伏見 つかさ
イラスト/かんざき ひろ
放送期間/2017年4月9日~6月25日

CM動画です。全然この作品を知らないという方はどうぞ。


©2016 伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP

シャイなクリエイター

創作活動をしている時は大体一人です。

皆とやっていると気が散ります。

アシスタントと仕事をするとかいうのなら話は別ですけど、基本何か作品を作り上げている時は、自分自身と向き合いながら、筆をとったりパソコンとにらめっこしたり、楽器と格闘したりします。

それはそれで充実してて素晴らしいのですが、そんな時間が長くなるとどうしてもコミュニケーションがとりづらくなります。

この物語はそんな行き過ぎたクリエイターたちが「コミュニケーションも大事だよね」という事に暗に気づきながら精進していくストーリーとなっています。

引きこもりであるヒロインがイラストのスペシャリスト……そう、『エロマンガ先生』です

©2016 伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP

彼女は別に根暗なわけではないのです。

根はやさしいのですが、どこかコミュニケーションが慣れてないだけで、なんとかしたいという思いでついキツく当たってしまうくらいしかやり方をまだ分からないだけなのです。

だからこれからお兄さんと少しづつ会話を重ねていきながらイラストレーターの仕事をしていけば良いかなと。

クリエイターさんは何かと不器用で難しい人が多いのですが、そういう部分も比喩的に紹介してくれています。

でもどんな不器用な彼らでもきっかけやツボを押さえたら仲良くなれます!

まずは真摯に向き合う事が大事

©2016 伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP

自立へのドキュメンタリー

ライトノベル作家たちの絡みが多いので、自分たちのような初見の人間だと分からないようなマニアックな部分が多いのではないかと感じていたのですが…殆どなく、一人の人間が作品を通して少しづつ自立に向かうドキュメントのような感じで話は進みます。

お兄さんも妹が自立に向かう様を決して強制的な対応はせずにやさしく見守ります

途中「創作の素晴らしさ」を伝える作品なのになんだか兄弟愛みたいなカンジなってない?と突っ込みを入れたくなる場面もありましたが、登場するライトノベルのジャンルでしのぎを削っている先生方がみな活き活きしている姿を見るとなんだか嬉しくなります。

主人公以外のライトノベル作家さんたちは女性なのですが、皆さん根っこの部分がエネルギッシュです!

各々「想いを形にするんだ!」っていう情熱がにじみ出てるからそう感じるんですね。

アニメとはいえ、そういう姿を見てたらクリエイターさんはもっと評価されるべきだなーと感じます。

©2016 伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP

クリエイターさんが作品を生み出してくれないと、こうやって作品が見れないわけですし。

しかし世の中、映画や漫画などのコンテンツが乱立してしまっているせいか、消費者よりも生産者が優先され、クリエイターがどんどん軽んじられている感じがします。

替えはいくらでもいるといわんばかりの風潮。

でも創作は大変な作業だし、彼らもそのために人生という名の情熱を燃やしているのです。

社会の荒波にも負けずに、体力的にも負けずに、世にヒット作品を生み出してほしいですよね。時にはバカンスでも楽しみながら。

一度本気で創作活動をした方(生産者のマインドが身についた方)は、決してクリエイターを軽んじたりバカにしたりはしません。

アニメの中でも少しだけですが、主人公が机にかじりついて奮闘している描写がありました。

作家の先生方も苦悩を乗り越えて来てるワケです。

大変な時もあるけど、振り返れば充実した日々だったりします

物語の中とはいえ、彼らにはリスペクトしかありません。

消費者よりも生産者になろう

最後、やや堅苦しい内容ですが、皆さんにお伝えしたいメッセージがあります。

創作活動は生産活動。消費活動ではないです。

この生産活動側のマインドになれば、何かを学んでも「楽しかった~」で終わるのではなく、「これはどういう事に活かせるだろうか」というふうに「消費者マインド」よりも意味のある情報収集ができるようになります。

創作するというのは自分の頭をフルに使う作業なので、やる前は「ゼロからイチって何だか大変そう」というイメージはどうしても付きまといますが、やり始めて気持ちがノッてきたら、自分が無双状態になれます。

©2016 伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP

「ゾーンに入る」という言い方をします。

要するに一番自分の人生で充実した時間の使い方ができるのです。

夢中で何かを創作するというのは紛れもなく人生を充実させます。

©2016 伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP

彼らはその魅力を既に知っているから、自分で志したこの道をこれからも突き進んでいくことでしょう。

そんなクリエイターたちの心動かされる部分、心が動いていく瞬間は最後の方のストーリーに集約されているので必見です!

ネタバレはしませんが、中盤までどうなるんだろうかという終着点が見えないストーリの中で、最後はクリエイターを志す人たちの想いに温かさを感じられるようにまとめらています。

これからのエロマンガ先生達に幸あれ!!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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